大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

賃上げ続く中国 労働コストの魅力失う

2016年03月18日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        


人件費や不動産賃貸料のアップで生産工場を

中国に置く魅力が失せて、拠点を東南アジアへ

移す企業が増えている。

深圳の労働コストは2011年に月当り500ドル程度で

あったものが、2014年には700ドルに上昇。

同年のベトナム・ハノイでは247ドル、ミャンマー・

ヤンゴンは172ドル、カンボジア・プノンペンで

157ドルと大差がついている。

中国では地域によって差があるものの、10年前に

比べて賃金はほぼ4倍になっている。

中国では経済成長にブレーキがかかり、失業

問題も浮上している中、人民の懐柔に備えた策と

して賃上げが欠かせなくなっており、最近も10の

省や直轄市が今年1月までの4ヶ月間で、最低

賃金を最大で3割引き上げている。

労働力人口の減少で働き手が不足している上、

党中央が地方政府に賃上げの指示を出している。

賃金格差を吸収しうる労働意欲や生産性を

備えていれば競争力は維持できるが、労働争議が

頻発し、撤退阻止への圧力が増す環境では

新規投資も期待できず、東南アジアへ流れる。

既に、米中間の労働コスト差は5%とされ、日本

との差は2013年に逆転しているとされる。

国民の懐柔策として賃上げが定例化し、生産性が

上がらず、紛争が続けば企業の回帰は加速する。

中国商務省の発表では、2015年12月の対中直接

投資は8・2%減の122億3000万ドル(約1兆3936億円)で、

日本からの直接投資は34・5%の激減だった。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

健康と安心のメタボへの備えは?





W.ヒューストン DVD



マイケル DVD


Javari.jp レディース



  






gooリサーチモニターに登録!