今中国では、「朱鎔基上海講話実録」が大人気で
李克強首相もリコノミクスの成果目標達成に備え
猛勉強中だと伝えられている。
だが、改革成果が出た筈の国有企業は、改革の
大きなネックと成り上がってしまい、所得格差や
富の偏重、権力の集中など矛盾深化の元凶だ。
党幹部は業績が直接的に評価に結び付くため
在任中に成果を極大化しようとする。
その結果が、地方政府の影の銀行などを用いた
資金集めと採算性を無視したインフラ投資となり、
灯りの共らない超高層ビルの建築ラッシュとなる。
省レベル以下の地方政府の返済不能な債務は
1兆ドルから3兆ドルとされ、この先、地方政府に
貸し込んだ中小銀行の破綻は避けられない。
金の回らなくなった中小企業も倒産ラッシュだ。
李克強首相の影の銀行の抑制政策の強行は、
これまた中小銀行や中小企業の破綻を早める。
避けようがない自己矛盾を備えた政策だ。
だが、8月に入って経済政策は成長目標7.5%の
達成に向けて、大きく方向転換をしたようだ。
経済全体のファイナンスで新規人民元の融資より
他の信用供与、即ち影の銀行などの占める割合が
大幅に増加していることが明らかにされた。
地方政府の3兆ドルの債務を覆い隠すためにも
勝手良さを備えている経済成長優先策のほうが
問題解決を先送り出来て、丸く収まると言うことだ。
だが、これはリスクをより大きくすることに結びつく。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
健康と安心のメタボへの備えは?
W.ヒューストン DVD
マイケル DVD
Javari.jp レディース