2012年12月7日17時18分、牡鹿半島東方
の約240Km、深さ約10Kmを震源とするM7.3
地震が発生した。
沿岸部では40cm程の津波が観測されたが、
恐れられていた大きな津波は発生しなかった。
昨年3月11日の巨大地震の余震であり、M7級は
今回が7回目となる。
この地震の発生は発生が予測されていたアウター
ライズ(海溝外縁部)型の地震だった。
日本海溝では、陸側の北米プレートの下に、東から
太平洋プレートが潜り込んでいる。
潜りこむ時の圧力で海溝の東縁には高まりが
形成されており、地震の際にプレートの先端部が
滑り込むと高まり部分には東西に引っ張られる
力が掛り、ひずみのエネルギーが蓄積される。
この外縁部が引き裂かれる際に正断層が生じ
地震と同時に津波が発生する。
この地震の揺れは比較的に小さいが、しばしば
大津波に繋がり、過去にも大被害が出ている。
1896年に発生した明治三陸地震の37年後に
発生した昭和三陸地震(1933年)では、揺れは
小さかったが大津波が襲い3000人余が犠牲に。
また、世界では千島列島沖地震(2006.11.M7.9)
では2ヶ月後に、スマトラ沖地震(2004..12.M9.1)
の際には3ヶ月後にM8.6のアウターライズ型
地震が発生している。
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