「日本料理のよさを見つめなおそう」
〇ふきよせごはん 〇牛乳 〇高野豆腐の卵とじ 〇昆布あえ 〇黒糖ビーンズ
日本料理のよさのひとつに「季節感」があります。日本には春・夏・秋・冬という4つの季節があり,
季節ごとにとれる四季折々の山の幸や海の幸を上手に食事に取り入れてきました。旬の食べ物は
おいしく,また豊富に出回るため値段も安く,栄養がたっぷりつまっているため体にもよいと言われて
います。昔から私たち日本人が続けてきた,とれたての味や香りを楽しむ食べ方は,実は「健やかな
体や心を作る」食事のとり方だったのです。そこで今日の「ふきよせごはん」には,旬の栗やしめじ,
にんじんを入れて,秋の紅葉や落ち葉が風で吹き寄せられた様子を表してみました。
最近では季節に関係なくさまざまな食べ物がお店に並び,旬がわかりにくくなってきましたが,日本
料理のよさを見つめなおし,旬の食べ物を積極的に食事に取り入れていきたいですね。