うろ覚えライフ。

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東京ミイラ

2012年04月04日 | 時事社会ログ

 

○東京ミイラ遺体は医師…家で宗教的儀式か

 

  東京都小金井市本町の住宅で2日に発見されたミイラ化した遺体は、住人の男性医師とみられることが分かった。同居する男性の2人の娘が「父はまだ生きている」などと話していることも判明。家の中で、何らかの宗教的儀式が行われていた可能性も出てきた。

 警視庁小金井署によると、死後数年が経過。死亡時の年齢を調べているが、現時点で88歳という。同署員と小金井市職員が遺体を室内で発見した際には、酸素吸入器を付け体にガーゼやラップが巻かれていた。

 男性は数十年前から自宅に診療所を併設。内科や小児科の診察を行っていた。自宅では、長女(61)と次女(58)と同居していたもようで、長女は医師免許を所持。同診療所に女医として登録していたという。

 異変が現れたのは、2010年ごろで、診療所が閉鎖され、男性が姿を見せなくなった。読売新聞によると、長女は周囲に自分に霊能力があるなどと話していたという。

 先月16日には、小金井署員らが男性の安否確認のために訪問したが、長女らが「対応できない」と入室を拒否していた。

 調べに対し、長女らは「父はまだ生きている。心臓の音が聞こえる」などと説明。小金井署は、遺体の司法解剖を行い、詳しい経緯を調べる方針だ。

 

 

 何だか語呂が気に入っちゃって、タイトルに「東京ミイラ」と持って来た。ついこの間までよくあった事件ですよね。高齢者の自宅ミイラ遺体。既に白骨化して自宅にある、高齢者遺体とか。要するに、遺族家族の年金とかの不正受給ですね。もう何年も前に亡くなっている、お爺ちゃんお婆ちゃんの役所への死亡届をしないで、生きていることにしたまま、実は遺族の家族が年金等を貰い受けてる、という事件。数年前まで役所がユルかったから、生存確認があやふやだった、というかズサンだった。何年前だっけ、トピックになって全国的に騒動になった、既に死んでいるのに生きていることになったままの高齢者。150歳の人とか帳簿上は居たりしてね。全国規模でいっぱい居た。また、近所の隣人たちが最近は見ないね、もう何年も見たことないね、老人。働かないで高齢親、しかも実は、既に死者の年金で生活していた人たち、家族。何年か前まで、事件が何件もいっぱい発覚しましたけど。

 しかし、よく同じ屋根の下で、ミイラ遺体とか白骨化遺体と眠れますよねえ。怖いとか気持ち悪いとかないんだろうか。ミイラったって、そううまく全身が乾燥ミイラ化するものなんだろうか? 部分的には腐敗するんじゃないかなあ。一部の内臓は腐敗化、とか。腐敗すると悪臭は、たまったものではないでしょう。まあ、ヒトの遺体に「悪臭」だなんて言ったらバチが当たるけど、そもそも、死んだ親族の遺体を、要するに放置だから、これの方が死者の冒涜ですよね。まあ、放置というか、家の何処かの部屋か押入れか何かに安置はしてあるんでしょうけど。時々、庭に勝手に埋めて役所に届けは出さず、っていうのもあるけど。死体の腐敗臭って、馴れるものなんだろうか? いくら広い家でも、一つ部屋に腐乱死体があったとしたら、そりゃあもう多分、家全体で臭うようなものですよね。よっぽど密封か。しかし発覚した家族遺体って、たいていは一応は布団とかに寝かせてあったりして安置してますよね。「年金」という生活費の為なら、「異臭」なんて言ってらんないのか。

 ミイラ化処理、という問題もありますよねえ。自然ミイラ化ではなくて、ひょっとしたら居るのカモだけど、中には内臓を取り出して極力、腐敗しないように人為的に乾燥ミイラ化させる、という行為。こういうのって、死体損壊罪にはなるんだろうか。死体損壊罪だよな、多分。死体遺棄プラス死体損壊。

 上記ニュース事件の遺族家族の長女は、記事に寄ると、医師免許を所持しているんだとか。医師であり、多少外科手術的な技術や知識を持っていたとするならば、人為的なミイラ化は出来たのかも知れませんね。内臓を取り出してしまう、とか、薬品使うとか。

 宗教がらみなのかなあ? 医者といえば知的イメージですけど、知性的な職業の人でも、こと宗教では狂信的になってる人も居るでしょうからね。知的レベルが高くても本気の本気で信じ込んでる人はやっぱ、居るでしょうからね。宗教儀式?エジプトのミイラみたいな?この現代に? まさか‥と思いそうだけど。でもまあしかし、本気で「父はまだ生きている」とか言ってるんなら、やっぱ、かなり狂ってますよねえ。親父が生きていた方が、例えば年金とか何とかメリットがあったんなら、遺族家族が不法に届けず、生きていることにしていたのかも知れないけど。どうなんだろ。

 

○母の遺体、12年間放置か=年金不正受給容疑で63歳逮捕―沖縄県警

 

  死亡した母親が生きているように装い、厚生年金を不正に受け取っていたとして、沖縄県警那覇署は2日、詐欺容疑で長男の那覇市首里汀良町、無職仲宗根真一容疑者(63)を逮捕した。容疑を認め、「母親の年金を頼りに生活していた」と話しているという。

 逮捕容疑は2010年12月〜11年12月、既に死亡していた母親が生きているように装い、厚生年金計約88万円を不正に受給した疑い。

 同署によると、仲宗根容疑者が母親に会わせようとしないのを不審に思った親族が今年1月、同署に相談。自宅敷地内の物置に収められた衣装収納用の木箱から、白骨化した遺体が見つかった。

 遺体の鑑定結果などから、母親は00年ごろ死亡したとみられ、同署は死因を調べている。仲宗根容疑者は「母親は寝たきりで体調を崩し、そのまま亡くなった」と供述しているという。仲宗根容疑者と母親は2人暮らしで、母親は生きていれば今年98歳だった。

 

 何年か前までよく起こっていた‥、とかって上記、私のコメント文で書き込みましたけど、今現在も引き続き起きていますね。相変わらず。実際、親の年金とかの収入で生活していた無職無収入の子供は、親が亡くなってしまっては生活の糧がありませんからね。中年や高齢なら現在の日本の景気事情では、なかなか仕事はありませんからねえ。だから不正受給は仕方がない、と言う訳ではありませんが。親の弔いもせずに生きていることにして年金貰うとは、バチ当たりだし、遺体を家の中の衣装箱に隠していたとは、親不孝もいい加減にしろという、死者の冒涜ですしね。63歳。ましてや沖縄。取り合えずは、生活保護申請に行けば良かったのになあ。しかし、63歳まで長年月の間、仕事してなかったのなら、就職はかなり難しいのが現実だろう。 

 

コメント
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