うろ覚えライフ。

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エビゾー..2

2010年12月08日 | 芸能ログ

 

海老蔵、「親不孝をした。妻にも申し訳ない」…会見要旨

 

  11月25日未明、港区西麻布の飲食店で暴行を受け全治2か月の重傷を負った歌舞伎俳優の市川海老蔵(33)が7日、都内のホテルで記者会見を行った。海老蔵は黒のスーツ上下に黒いネクタイという姿で会見に臨み、時折涙を浮かべる姿も見せながら事件後初めて口を開いた。

 冒頭、松竹の迫本淳一社長から「(11月25日に予定されていた舞台製作発表の)会見をキャンセルしたにもかかわらず、深夜に外出、飲酒し、南座の顔見世興行に出演できない事態となり、関係者の皆さまにご迷惑をおかけした。本人の日ごろの飲酒態度にも原因があると思われ、結果として歌舞伎を応援してくださる多くの皆さまに多大なるご心配、ご迷惑をおかけしたと重く受け止め、市川海老蔵の公演を無期限で見合わせることにした」とのコメントがあり、その後、海老蔵が会見を行った。

 海老蔵「はじめに、いつも支えて応援してくださている皆様、歌舞伎を愛してくださっている皆様、そして各関係者の皆様に大変なご迷惑、ご心配をおかけし、申し訳なく、深く反省しております。このたび、世の中のかたがたをお騒がせしてしまい、心より深くお詫び申し上げます。

 会見をキャンセルしたにもかかわらず(深夜に外出、飲酒し)、社会人として節度を欠いていたと、舞台に立つ者としてこの上ないご迷惑をおかけしたことを反省しております。日ごろのおごりが招いたことだと思っております。日本の伝統文化、歌舞伎を愛する皆さん、関係者の皆さま、ご後援なさっている皆さま、本当に申し訳ございませんでした」 ・・・

 

海老蔵さん、歌舞伎出演を無期限自粛

 

  歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(33)がトラブルでけがを負った事件で、海老蔵さんは7日夜、東京都内のホテルで記者会見を開いた。

 同席した松竹の 迫本 淳一社長は、海老蔵さんの歌舞伎出演の無期限自粛を発表。事件後、初めて公の場に現れた海老蔵さんは「皆様に大変な迷惑と心配をおかけしました。深く反省しています」と謝罪した。

 

  ・・・ ‥ ―冒頭に言った「おごり」が事件の原因のひとつだと考えるか。

 「(当日に予定された)記者会見をキャンセルした時、確かに体調不良ではあったのだが、その後体調が戻ったがゆえに外出をしてしまった。おごり、自分への甘さから起こったことだと認識しております」

 ―ではなぜ暴行をされたと思うか。

 「それは私にもわかりません」

 ―相手方との関係は。

 「もともと知人ではない。面識もない。その日初めて会った」

 ―知人だったとの報道もあるが。

 「もしそういう報道があるなら、なぜなのかわからない」
(ここでけがの状況について質問があり、正式病名を自ら読み上げる。顔面の打撲、ほお骨の陥没骨折、歯の折損、全身打撲、血尿などで全治2か月) ・・・

 

 

 確かに有名人のスターにはなってるし、それなりの高額の収入は得ていて、いわゆるセレブなんだろうけど、この世界って、こういう歴史ある家に男の子として生まれたら、自分の選択肢は無いのかな?ないんでしょ?どうなんだろう?

 例えば、いわゆる昔ながらの歌舞伎の名門家に男の子で生まれて、「僕は役者なんて嫌だ、エンジニアになる」という希望は許されるのか?よーく考えるとコトは人権問題だし。また、この家に生まれたからって、向き・不向きもあるだろう。確かにこういう家に生まれれば幼少時からそれなりの教育をされて育つだろうけど、でも、自我が目覚めるとき、というのか、自分の好き嫌いの意思がはっきりと出始めたとき、「正直、こういうのは嫌なんだ。将来の夢や希望、やりたいことは全く別の世界にある」と子供本人が言い出すことはなかったのか?代々の歌舞伎の家に生まれた男の子は全部が全員、歌舞伎界に入って来たんだろうか?

 途中から諦める、というのもあるんだろうけどなあ。要するに“宿命”をはっきり感じる、ということ。己が“宿命”だから幼いときから親や周囲から鍛えられて来たこの道で自分の人生を生きて行くしかない、と。

 もしも俺だったら、小学校高学年くらいになったら反抗しそうだなあ。でもある程度大人になって来たら、けっこう計算をし始めて、この世界で生きる“うまみ”を考え出すかも知れない。いや、それは親も説得の時にこの世界で生きて行く“うまみ”とか「役得」みたいなものも吹き込むだろう。勿論、その前には“宿命”を説くだろうけど。

 いや、確か、スポ根漫画の代名詞的名作「巨人の星」の中の1エピソードに、ある程度成長した飛雄馬が父・一徹に向かって、「俺は父ちゃんの野球ロボットじゃない!」と反撥するシーンがあったよーな気がするんだが、だいたい子供ってそういうもんだと思うんだけどなあ。亀田3兄弟とか、3人が3人とも親父の思うとおりに育っちまってるし、あれが不思議でなあ。

 エビゾーも成長期のある時期、親に反撥した時期は必ずあったろうとは思うんだけどなあ。エビゾーに限らず、ああいう世襲の世界の家で育つ子供たちはみんな、ね。最後は親の言うコトをきいて親の言うとおりになるのか。自分自身がそれこそ哲学的にも、一種宗教的にも“宿命”を受け入れるのか。

 何も解らない幼児のときから親から逃げられずスパルタ的に一つの「道」のあれこれを仕込まれて身に付いちまってると、途中で反抗してみても、最終的には「俺にはこれしかないな」と諦めるのかな。

 亀田3兄弟は不思議だなあ。3人の内一人もあの父親を嫌って反抗的ではないでしょう。一人くらいはあのオヤジを嫌いで逆らう子供が居てもよさそうなもんだが。しかもあのオヤジを心から信頼して尊敬しているように見えるし。長男の功績かなあ。長男・興毅が兄弟をまとめてるんだろうか。一家そのものの世間に対する強い結束力の中での、中心大黒柱、亀田オヤジ、という意識かなあ?

 まあ、しかし、ああいう、絶対世襲の家に生まれたら大変だよなあ。皇太子様だとか、これは言ってはいけないタブーなのかも知れないけれど、本当に大変だよ。国家の為の皇太子様、天皇陛下には、人間的にも尊敬せねばいけないよ。国家の為の天皇制には「畏敬」くらいが必要なんだけど。

 政治家の世襲はちょっとなあ。世襲議員をやるなら、やっぱ、一度は世間に出ないとなあ。大学出てから中年期に差し掛かる頃までは社会で修練しないと。

 でもやっぱ、やんちゃなアソビ人、エビゾーさんは今度の事件は良い薬にはなったろう。真央ちゃんを裏切らずに頑張って真面目に生きてくださいね。 

 

 


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