うろ覚えライフ。

巷の旬な話題と情報への個人的意見、日々雑感。懐古・郷愁。漫画・映画・小説・ポピュラー音楽。

桂小金治さんの訃報

2014年11月05日 | 芸能ログ

○桂小金治さん死去 「怒りの小金治」から一転「泣きの小金治」に

 

  ワイドショーの司会などで親しまれた落語家でタレントの桂小金治(かつら・こきんじ)さんが3日午後4時45分、肺炎のため川崎市麻生区の病院で死去した。88歳だった。

 66年「アフタヌーンショー」(テレビ朝日)の司会では、社会問題を積極的に取り上げ「怒りの小金治」というキャッチフレーズまで付いたが、75年スタートの「それは秘密です!!」(日本テレビ)では、「ご対面コーナー」で感動のあまりしばしば号泣し、一転して「泣きの小金治」と呼ばれた。

 

落語家の桂小金治さん死去

 

  テレビのワイドショーの人情味あふれる司会で人気を集め、映画やテレビドラマでも活躍した落語家でタレントの桂小金治さんが、今月3日、肺炎のため神奈川県内の病院で亡くなりました。
88歳でした。

桂小金治さんは東京都で生まれ、昭和22年に二代目の桂小文治に弟子入りして落語家になりました。映画俳優としても活躍したあと、昭和41年からテレビのワイドショーで司会を務め、離れ離れになっていた家族が数十年ぶりに対面するコーナーでの涙もろく人情味あふれる話しぶりが人気を集めました。
その後もテレビを中心に活躍を続けたあと、平成8年に70歳になったのを機に、落語家としての活動にも積極的に取り組みました。各地のホールなどで独演会を開いたり、教育に関する講演会を開いたりしていましたが、平成23年に引退を宣言しました。
小金治さんは、ことし8月に肺炎で品川区の病院に入院し、その後、川崎市の病院に移って療養していましたが、今月3日に亡くなりました。
通夜は今月10日午後6時から、告別式は11日午前9時半から、いずれも東京・品川区内の斎場で営まれます。

 

 

 桂小金治さんて、すっかり忘れてたなあ。ごめんなさい。88歳になってたんだ。懐かしい。「アフタヌーンショー」でメインMCやってたのは憶えてるけど、僕には、印象としては、ワイドショー司会というよりも、僕の子供時代のモノクロTVでよく見てた人、って感じだな。内容の詳細は忘れてるけど、僕がものごころ着いてちょっとくらいの幼少期に見てた、TVドラマ「ポンポン大将」っての、憶えてる。NHKの30分ドラマ。日曜日の夕方。桂小金治さんは主役のポンポン船の船長。ドラマの内容はあんまりよく憶えて無いけどね、昭和30年代の東京の川を走る、ポンポン船ていう、小さな汽船の舳先に立って、船の舵取る、船長帽子被った桂小金治さんの姿は、そのシーン一場面だけは、記憶してるなあ。
※(小規模な船舶の操舵室や操舵機器は船の真ん中か後部に設置されているので、汽船の舳先で操舵という絵柄はおかしいと思える。本当は船の中央で舵を取っていたのだけど、僕が何となく記憶イメージとして、ポンポン船の舳先で立って操舵ハンドルみたいの握っている主人公の姿を偽イメージで記憶してたんでしょうね。だからココの表現は多分間違い)。

 こういう言い方も失礼なのかも知れないけど、ネットのニュースで桂小金治さんの訃報を知って、僕がものごころ着いてからTV見始めて、小学生時代くらいまでの、毎日熱中して見てた昭和のTV番組をイロイロと思い出した。懐かしい。僕が中学生になってから以降、大人になってからは、無論、TV画面でその姿は見てはいたんだろうけど、70年代以降は、僕には桂小金治さんはあんまり印象にない。「アフタヌーンショー」で司会やってたというのも知ってるんだけど、印象的にはよく覚えていない。やっぱり僕が4、5歳くらいから12、3歳くらいまでの子供時代に、白黒テレビでよく見ていたタレントさん、という印象だなあ。

 懐かしいなあ。僕の子供時代に見ていた、当時の人気番組がイロイロ、頭の中に惹起される。「ポンポン大将」は、日曜夕方の六時半放送と思い込んで記憶してたけど、調べたら日曜NHK六時からの放送なんですね。当時は日曜夕方六時は、TBS系列で「てなもんや三度笠」見てたしなあ。どっちも記憶にあるが、どっちの番組を見てたんだろう(?)。そして六時半からは「シャボン玉ホリデー」。七時からはTBS系列でタケダアワーをやっていて、「ウルトラQ」や「ウルトラマン」が有名だけど、その一つ前の時代に、子供たちに一大忍者ブームを巻き起こした、「隠密剣士」がやってた。でも、僕が「ポンポン大将」とセットで覚えてるのは、「隠密剣士」が始まる以前の、ごく初期のタケダアワー、「夕やけ天使」。カワユイ松島トモ子さんが出てた。同じ時代ということでか、「ポンポン大将」と「夕やけ天使」はセットで記憶してる。勿論、「夕やけ天使」というドラマも、若き日の松島トモ子さんが出演してたこと以外、内容はほとんど忘れてるけど。

 日曜日の夕方から夜のTV番組は、六時の「ポンポン大将」「てなもんや三度笠」、六時半の「シャボン玉ホリデー」、七時のタケダアワーで「夕やけ天使」「隠密剣士」、七時半は僕と歳の離れた兄とでチャンネルを争った、「ポパイ」と「怪傑ゾロ」。どっちもアメリカ輸入ものの、アニメとあっちのヒーロー時代劇。時代劇というか西部劇に近いけど、戦闘シーンは主に拳銃よりもフェンシングの剣だったし。

 調べてみたんだけど、日曜八時は「サンセット77」だったんだね。アメリカ輸入ドラマ。探偵アクションもの、かな。TBS系列日曜夜八時の、一時間ものサスペンス。ウチの母親が好きだった。まだまだ幼児期の僕には難しかったから見てたかどうか、見てたにしてもドラマの理解はしてなかったんだろうけど、ドラマオープニングのテーマ曲、♪Seventy seven Sunset strip~、という一節は今でもよく憶えてる。ここだけだけど。若い頃の母親がよく「今日はセブリセブリがある」とか「今からセブリセブリをやる」とか言って、この洋画を楽しみにして見ていたのを思い出す。懐かしい。オフクロはクーキーが好きだった。

 桂小金治さんから外れっ放しの話になったが、桂小金治さんというと僕の子供時代を思い返して、やっぱり凄く懐かしい。日本は世界トップレベルの長寿国だし、現代では90代の人なんてザラかも知れないけど、人間として88歳まで生きたのなら、もう大往生に近いのではないか。僕の幼少期、少年時代の、TVや映画でよく見てたヒーローたちは、もうかなりの人たちが逝っちゃったなあ、という感じ。大半は逝ってしまったのではないか。桂小金治さんが88歳になってたんだもの、俺が爺さんになる訳だ。桂小金治さん、ご冥福をお祈りします。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さう脳 | トップ | The Legend、高倉健さん逝く »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿