うろ覚えライフ。

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大橋のぞみちゃん、芦田愛菜ちゃん

2011年11月17日 | 芸能ログ

 

“ポニョ”大橋のぞみ、電撃休業のウラ…芦田愛菜の影響は?

 

  映画「崖の上のポニョ」の主題歌で大ブレークした人気子役の大橋のぞみ(12)が、来年4月から芸能活動を休止することが分かった。中学校入学を機に芸能界を“卒業”、学業に専念するという。

 16日朝、一部報道で休業が伝えられたが、所属事務所は「現時点で話せることはないが、時期が来れば改めて発表したい」と報道を否定しなかった。関係者によると、もともと小学校卒業と同時に芸能活動を休止すると考えていたという。

 大橋は2004年にテレビドラマで子役デビュー。08年に映画が公開されると主題歌もCDが約50万枚セールスの大ヒット、史上最年少でNHK紅白歌合戦出場を果たした。今年も上野動物園公認ソング「パンダのゆめ」を発売、初主演映画「大好きなクツをはいたら」も公開待機中で芸能活動は順調だが、人気絶好調の芦田愛菜(7)や、鈴木福(7)ら次世代の子役と比べると、やや影が薄くなっていた。

 しかし、大橋は以前から「将来は保母さんになりたい」と話していただけに、後輩たちに活躍の場を奪われて…という事情でもなさそうだ。

 “ポニョ”は“普通の子”になれるか。

 

 

 歴代人気子役が全て、大人になってからも芸能界で生きて行けるか? というと先ず、そんなことはありえなくて、大人になってからの生存率は、相当厳しい数字なんだろう。生存率というと何だけど、芸能界って、要は椅子取り合戦の世界ですよね。極端な話、席の数は決まっている。A席B席C席‥。TVや映画でよく顔を見られる、世間の人たちがたいていは名前を知っている有名人、という椅子がA席。その下がじょじょにランクが下がる。例えば、TVとかではいつもは見ないけど、ごくたまにはTVで見掛けることもあるけれど、意外と地方営業が多い演歌勢やお笑い芸人、とか。こういうのはC席くらいなんだろうか。子役時代に一時大人気で、大人になってからも芸能界で存在感がある人って、本当にごく稀な存在ですよね。現在の芸能界でも指折り数えて片手で足りるくらいの世界なんじゃないですか? もっとは居るのかも知れないけど。子役ブレイクしたからといって、その後、例えば思春期頃の年齢だとか、ハイティーン時代とか、大人になってからだとか常に芸能界で存在感を持ち続けている人、とか先ず居ないでしょ。再ブレイク、とかはあるんだろうけど。子役ブレイクから人気下火になっていつの間にか忘れられていて、数年後、あるいは十年以上後ポコってもう一度出て来る芸能人て、そういう人は居るんだろうし、そのケースはけっこうあるだろうけど。まあ、例えばハイティーンとか20代アタマで出て来て、そのままずうーっと第一線、ってことはほとんどないだろうけど、第一線第二線、もう一つ第二線半くらいのとこで芸能界で存在感持ち続けている人って、もう本当に稀な数でしょう。例えば松田聖子さんとか居ることは居るんでしょうけど。俳優・女優の世界ではけっこう居ますよね。だいたいTV・映画で毎年何らかに出てて、メディアで顔は毎年常に見る人。深津絵里さんとか深田恭子さんとか、数え上げていくとけっこういっぱい居ますね。俳優の脇役専門の人だとかは、常に何らかのドラマや映画のワキで出てて、いつでも仕事がある人も多い。フォーク勢だとTVではあんまり顔は見掛けなくとも、中島みゆきさんだとか常に存在感はありますよね。でもやっぱ、どのセクションでも椅子の数は限られてるんでしょうね。その中でも特に椅子の数は、超少ないのが子役。子役も入れ替わりの大きい世界ですね。仕様がないんでしょうね。だって、すぐに大きくなるから。子供の成長は早い。大橋のぞみは芦田愛菜に駆逐されたか。それもあるでしょうね。子供店長の加藤清史郎君も見なくなったし。

 この間、週刊文春の記事で、「TVで見たくないタレントBest10」とかいう記事が載ってて、1位は和田アキコで、何と4位に芦田愛菜ちゃんが入っていたという。あまりに忙しく働かせ過ぎで児童虐待的なイメージが持たれてるんだとか。もうCM女王といっても過言でないポジションだし、ドラマにバラエティーにレギュラーにウィークデーのイベント。わずか7歳で、芸能界タレント業といえど労働だし、それは児童虐待と見られても仕方ないわな、とも思える。「ケーキ屋ケンちゃん」「おもちゃ屋ケンちゃん」で一時代の寵児というような子役だった宮脇康之の例もあるし、芦田愛菜ちゃん、どうなるんだろ? 大橋のぞみ、加藤清四郎のように案外、絶対人気の期間は短く、再来年くらいにはメディアでほとんど見なくなるのか?いや、もう来年末にはあんまり見なくなるか?それはどうか解らないけど、あれだけの超人気だと、何か後遺症が心配ですね。思春期とかハイティーン頃になって現れる精神的な影響が心配な気もするけど。余談ですが、それにしても僕が子供の時、あれだけ人気でTVで見ていた、「ケンちゃんシリーズ」のケンちゃんが、僕が19歳頃見た日活ロマンポルノの、「マル本噂のストリッパー」だったけ何だっけかのタイトルのポルノ映画で、主演のポルノ女優が素っ裸で踊る舞台に服脱いで上がって行く、ストリッパーにのぼせ上がっている青年役で出てた姿を見たときは驚いた。杉田かおるがトークで「子役の女の子たちは大人になるとみんな銀座のママになるのよ」と言っていたけど、子役上がりのクラブママって多いのかな?

 

 

 

○大橋のぞみ引退騒動にみる子役の光と影 芦田愛菜の両親はなぜか中国でバッシング!?

 

  11月16日、一部スポーツ紙がタレント・大橋のぞみの芸能活動休止を報じた。これによれば来年の4月から当面学業に専念するという。大橋は現在、小学6年生で、中学生になる節目の時期に合わせて、とのことのようだ。だが、16日に行われたクリスマス関連のイベントに登場した大橋は、記者に「お休みするの?」「引退は本当ですか?」などと矢継ぎ早に訪ねられた際、「ありがとうございました」と答えるのみ。所属事務所も「否定も肯定も含めて、今日のところはコメントを差し控えさせていただいきます。いろいろな情報が出てはいますが、あくまでもこの場ではお答えできません」と、回答を避けた。

 現在のところはまだ本人側が明確なアナウンスをしていない状況であるが、早速ネット上では話題となっており「賢い選択だな」「少なからず高校くらいまでは普通に勉強した方が良い」「いい決断だ 保母さんになりたいという夢に向かって頑張れ!!」と、活動休止を好意的に受け止めている声が多数だ。だがその中で「まなちゃんのせいだな」「芦田ナントカにポジション奪われただけやん」と、現在大活躍中の子役、芦田愛菜の存在が背景にあるのではとの声も見られる。

 日本国内でもその露出の多さから"目にクマを作って現場に来ている"など芦田の体調を危惧する声が囁かれるほどであるが、現在、中国国内の掲示板サイトでも芦田のブレイクは話題となっており「両親はちょっとひどい」「仕事の量が多いのは事実、両親が止めないのも事実」など、主に両親への批判的な意見が殺到しているという。

 "売れた子役"は両親にとって金のなる木、とも言われているが、実のところ、事情通によれば「芦田の両親は金に困っておらず、特に子供に稼がせようとも思っていない」という声があり、芦田の影に銭ゲバ両親が......という構図とは異なるようだ。

 テレビで見ない日はないという程のブレイクぶりをみせる芦田だが、一時代前は、そのポジションに大橋がいた。

 3歳の頃、子役としてデビューした大橋のブレイクのきっかけは2007年公開の映画「崖の上のポニョ」の主題歌で、"藤岡藤巻と大橋のぞみ"として歌手デビューを果たしたことだろう。翌2008年のNHK「紅白歌合戦」には9歳7カ月で史上最年少出演を果たし、翌年はドラマ『ザ・クイズショウ』(日本テレビ系)や『白い春』(フジテレビ系)、そしてカルビー「ポテトチップス」や明星「チャルメラ」などのCM出演と、一世を風靡する子役となったことは記憶に新しい。

 しかしその後は"こども店長"加藤清史郎のブレイクを経て、2011年、芦田の時代に突入した。これにより、大橋も加藤もCMでその顔を見ることは少なくなり、メディアへの露出も当時に比べて激減している。天下を取るのは常に1人で、複数の"覇者"は存在しないのが子役というジャンルの特徴とも言えるだろう。

「"アイドル戦国時代"という言葉がありますが、アイドルの場合はAKB48、少女時代、Perfumeなど、ジャンルの異なるアイドルが常にメディアを賑わせ、天下を取れずとも活躍の場は多いのが現状です。それに比べると子役のパイは小さすぎます。かわいくて素直で茶目っ気がある、という世間にとっての"理想の子供像"が色濃く反映されるのが子役の宿命であることを考えると、それを体現する子役の数はそう多くは必要とされないのでしょう」(芸能ライター)

 もともとパイが小さなことに加え、歳を重ね成長していけば、自然と子役の座を明け渡さなければならなくなる。当然ながら、旬が短くなってしまうのは、すべての子役の宿命だ。大橋の芸能活動休止が真実だとすれば、賢明な決断だというネット上の声はまさに的を得ている。人気子役のパイにしがみつき、浮世離れした芸能界で学業をおろそかにしながら大人へと成長するよりも、まっとうな道を歩んで成長した方が、大人になったときにあらゆる選択肢から道を選べることは明らかだからだ。子役の宿命を考えれば、芦田の旬は間もなく終わりを向かえるだろうが、その時どういう決断を下すのか、注目したい。

コメント (2)
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