○中２女子をキャバクラで働かせる＝容疑で店長ら２人逮捕－警視庁
中学２年の女子生徒をキャバクラで働かせたとして、警視庁東村山署は３日までに、児童福祉法違反容疑で、東京都東村山市のキャバクラ「Ｃｌｕｂ Ｐｉｎｋｙ Ｇｉｒｌ」の店長野中陽介容疑者（２２）＝同市美住町＝と、元代表永田大輔容疑者（２７）＝同＝を逮捕した。
同署によると、野中容疑者は容疑を認め、「店長になったばかりで、実績を上げたくて若い子を雇った」と供述。永田容疑者は否認しているという。
逮捕容疑は昨年１２月２日から２５日の間、５回にわたり、同市の市立中２年で１３歳だった女子生徒を同店客席に座らせ、飲食の接待をさせた疑い。
客も中学生だと、若過ぎて子供、って解るだろうになあ。客も承知で、目当てで、ロリータ趣味で来店してるのかなあ。
しかし、キャバクラが、ホステスが若ければ良いってもんかなあ？未成年女子が売りになると客足が増加するもんなのだろうか？１９歳２０歳の女の娘、というのなら解るが、女高生や、ましてや中学生などのホステスを好む客がそんなに多いのだろうか?ロリコン男ってそんなに多いのだろうか？キャバクラ行って、相手のホステスさんは２０代前半くらいの方が楽しそうだけど。いつか、番組内の事件コメントで、テリー伊藤が、男はみんなロリコンなんだよ!って怒って言ってたけど。う～ん‥（？）。
このニュースを読んで、ワシの昔々を思い出したんだけど、って俺が別に児童福祉法に引っ掛かるヨーナ、悪いコトした訳じゃないけど、サラリーマンしてた若い時分に田舎の営業所に飛ばされて、当時一緒に仕事している下請けの運転手のオイチャンたち数人と、営業所近くのとあるスナックに入った。周囲は住宅地と田んぼと畑ばかりのド田舎にポツンと立つスナック。
僕は、初めて入る店で、夕方７時頃からみんなとその店に入ると、中年のオバサンのママさんが独りだけ居て、カウンターの中に立ってた。狭い中に２つ、３つ置いてあるボックス席に座る僕らに、ママさんがウイスキーの水割りの用意をしながら、もう少ししたら女の娘が来ますので‥、と話してた。
そうしたらちょっとして奥から、その女の娘が出て来て、僕らのボックス席に入り、水割りを作り出した。ピンクだったか水色だったか忘れたがシースルーみたいなドレスを着て、満面笑顔で現れた女の娘はどう見ても幼かった。化粧しているがその時、僕には中学生くらいに見えた。下請け運転手のオイチャンの一人に聞くと、その娘は近くの商業高校に通う、高一か高二なんだという。この店のママの実子で母子家庭なんだそうだ。
当時の僕はまだ２０代の後半に入ったばかりくらいのときだし、そんな幼い娘に興味はない。複雑な気分だった。元々、僕は人見知りだし、極力、女の娘から離れて居て、下請けのオイチャンの一人とばかし喋っていた。
そのときは、つい僕は余計なコトばかしを考えていて、こんな未成年者を、酒を出す水商売の店で夜遅くまで使っていて大丈夫なのか？とか、いくら我が子とはいえ、通報されればこのオバサンは警察に捕まるんじゃないか?とか疑問に思いながらも、僕はチビチビ酒を飲んでいた。
娘は他の組の客のオヤジと、ニコニコ楽しそうにふるまって、一緒にカラオケを歌ったりしていた。中には肩に手を掛けたオヤジも居た。僕らの組には、事情を知っているからか、その娘と騒ぐオヤジは居なかった。無論、肩に手をやる者も。
未成年でもすれっからしのネエチャンならともかく、その娘は、いくらドレスを着て化粧してても、見るからにイメージで本当は真面目な高校生なんだと解る少女だった。多分、僕はそのとき、健気な娘だなあ、と同情ぎみに複雑な思いでいたのだろう。とうとう僕はその店に居る何時間かの間、その娘とは一言も喋らなかった。そしてその後はその店に二度と入ったことはなかった。
僕のあのときの気持ちは、多分、母親を助けるために、昼間の高校の授業を終えてもろもろの自分の用事を済ませて、毎晩８時頃から飲み屋で酔っ払いの相手をする、無理やり化粧してドレスを着て青臭い幼さを漂わせた、１５歳か１６歳頃の娘に、ストレートに同情した、というよりは、まだ若かった僕は、正直なところ、（こういう事情に）関わりたくはなかったのかも知れない。娘が非常に明るい雰囲気で（イヤイヤながらそうでなく）仕事をこなしているように見て取れたのが、救いだったのかも知れないが。
でも、今から考えると、いくら娘が承知していたとしても、あれは母親の児童虐待の一種に入るんじゃないかなあ。
