■多分、これは純然たる「教育問題」とは違う問題だと思われます。最近、注目されている「教育再生会議」で強調されている「ダメ教師を排除しろ!」という提言にも、この種の問題は想定されていないのではないと思われます。手鏡ひとつで輝かしい?人生を棒に振った「ミラーマン」教授の電車内痴漢行為事件が報道された時、教授は関西の某大学に在職中でしたが「教育問題」としては報道されなかったようですから、この不愉快千万な事件も、「教育問題」の領域を外れた問題だと思われます。勿論、最も強い衝撃を受けているのは愛知県の小学校なのでしょうが……。
交通事故で死亡した6人の子どもの生前の写真などがインターネットのホームページに大量に掲載されていたことが3日、分かった。HPには遺族を侮辱するようなコメントも載っていた。遺族らは4日、ホームページを制作した30歳代の小学校の男性教諭に対して、侮辱容疑で告訴状を、児童ポルノ処罰法違反容疑で告発状を警視庁捜査2課に提出する。
■TBSが日曜夕方に放送している『報道特集』でこの件はねっとりじっくりと取り扱っていました。犯人?の職業が大問題だと前置きしての放送でしたなあ。
ホームページには、東京の片山隼君ら6人の子どもが掲載されていた。「子どもの写真が載ったホームページがある」と匿名のメールが遺族のもとにあり、弁護士とともに調査していた。……遺族が事故の悲惨さを訴えようと立ち上げたホームページの生前の写真などが無断で掲載されていたほか、「トラックにぶつかってぐしゃっとなった」「ペタンコになった」などと遺族の感情を逆なでするようなコメントがあった。
■『報道特集』のねちっこい取材によりますと、この小学校教師は非常に熱心に職務をこなしていたそうで、特にコンピュータ処理については学校で一番の指導者的立場だったと言うのですから、それは当然だろうなあ、と変なところに感心してしまいます。この変態ホーム・ページに不運としか言いようの無い理不尽な自己で幼い命を失った我が子を思い、事故の再発を防ぎたい思いや社会制度の不備を訴えるために御遺族が運営している、胸が痛むホーム・ページから愛くるしい幼子の思い出写真を無断で転写して貼り付けたばかりか、現場検証をした警察関係者しか所有していないような生々しい事故現場の映像まで追加して掲載していたそうですなあ。
■防衛庁の間抜けな役人や自衛官までが「機密情報」を引き出されてしまうウィニー・ソフトでも悪用したのでしょうか?新聞社や他のマスコミにも無い現場写真を、この教師は何処かから探し出して利用していた可能性が高そうです。海外の死体愛好サイトからも、お気に入りの映像を探し出して転写していたとも言われていますから、根っからの愛好家なのでしょうなあ。おぞましい映像の一つ一つにコメントを丁寧に付けるのは至福の時だったようです。番組でその一部が紹介されましたが、幼児語に似た響きの有る下手くそな文章が、陰湿さを一層強く印象付ける、気味の悪いものでしたが、どうやら本人は性的な興奮やら絶頂感やらに浸っていたようです。
男は「クラブきっず」という名前でホームページを運営していた。別のホームページ上で、「3度の飯より遺体が好き」などと名乗って自らのホームページを紹介していた。
毎日新聞 - 12月3日
■「3度の飯より…」の暴言は、『報道特集』では出て来ませんでしたが、そのくらいの事は書きそうな人物と拝察しました。「個性重視」の手放し授業が、どれほど異常な性向でも正当化して恥ずかしげも無く「個性だ!」と言い張る風潮は、インターネット社会の出現によって極限にまで拡大しているのかも知れません。番組の取材によると、場所は特定しなかったものの海が綺麗な南の島に赴任していた経験が有るこの教師は、その当時にホーム・ページを開設したそうで、そこには自分が担任していた生徒達の写真映像を掲載していたとのことです。可愛さ余っての「生徒自慢」でさえも、肖像権や人権の問題が絡んで来るというのに、この教師が構えたカメラはどうも不自然なアングルや接写映像ばかりだったようです。本人は、「バーチャル空間で潜在的な欲望が解放された」というような発言をしていたようですが、自分の職業という現実と妄想を混同している危険性を自覚する能力が無いのは確かなようです。
■人の心の痛みを知る人間を育てねばならない仕事をしている一方で、「幼児の肉体」やら「死体」やらに執着する自分の欲望と妄想を制御しようとも思わなかったとすると、ネット上の写真を探し回るだけでは満足出来なくなるのも時間の問題で、自分で撮影しようとか、更には撮影するためだけに凶悪事件を起こそうとする心配が有りますから、関係者は対応に苦慮していることでしょう。違法な映像ソフトの中には、その種の趣味の無い人にとっては何が面白いのか、さっぱり分からない「覗き」映像ばかりを集めた物が流通しているのは有名な話ですし、欧米では幼児ポルノが嵩じて幼児殺害映像を商売にしている馬鹿者が居るとも聞きますから、日本にもその種の悪人が現れるのも時間の問題なのでしょうなあ。
交通事故で死亡した6人の子どもの生前の写真などがインターネットのホームページに大量に掲載されていたことが3日、分かった。HPには遺族を侮辱するようなコメントも載っていた。遺族らは4日、ホームページを制作した30歳代の小学校の男性教諭に対して、侮辱容疑で告訴状を、児童ポルノ処罰法違反容疑で告発状を警視庁捜査2課に提出する。
■TBSが日曜夕方に放送している『報道特集』でこの件はねっとりじっくりと取り扱っていました。犯人?の職業が大問題だと前置きしての放送でしたなあ。
ホームページには、東京の片山隼君ら6人の子どもが掲載されていた。「子どもの写真が載ったホームページがある」と匿名のメールが遺族のもとにあり、弁護士とともに調査していた。……遺族が事故の悲惨さを訴えようと立ち上げたホームページの生前の写真などが無断で掲載されていたほか、「トラックにぶつかってぐしゃっとなった」「ペタンコになった」などと遺族の感情を逆なでするようなコメントがあった。
■『報道特集』のねちっこい取材によりますと、この小学校教師は非常に熱心に職務をこなしていたそうで、特にコンピュータ処理については学校で一番の指導者的立場だったと言うのですから、それは当然だろうなあ、と変なところに感心してしまいます。この変態ホーム・ページに不運としか言いようの無い理不尽な自己で幼い命を失った我が子を思い、事故の再発を防ぎたい思いや社会制度の不備を訴えるために御遺族が運営している、胸が痛むホーム・ページから愛くるしい幼子の思い出写真を無断で転写して貼り付けたばかりか、現場検証をした警察関係者しか所有していないような生々しい事故現場の映像まで追加して掲載していたそうですなあ。
■防衛庁の間抜けな役人や自衛官までが「機密情報」を引き出されてしまうウィニー・ソフトでも悪用したのでしょうか?新聞社や他のマスコミにも無い現場写真を、この教師は何処かから探し出して利用していた可能性が高そうです。海外の死体愛好サイトからも、お気に入りの映像を探し出して転写していたとも言われていますから、根っからの愛好家なのでしょうなあ。おぞましい映像の一つ一つにコメントを丁寧に付けるのは至福の時だったようです。番組でその一部が紹介されましたが、幼児語に似た響きの有る下手くそな文章が、陰湿さを一層強く印象付ける、気味の悪いものでしたが、どうやら本人は性的な興奮やら絶頂感やらに浸っていたようです。
男は「クラブきっず」という名前でホームページを運営していた。別のホームページ上で、「3度の飯より遺体が好き」などと名乗って自らのホームページを紹介していた。
毎日新聞 - 12月3日
■「3度の飯より…」の暴言は、『報道特集』では出て来ませんでしたが、そのくらいの事は書きそうな人物と拝察しました。「個性重視」の手放し授業が、どれほど異常な性向でも正当化して恥ずかしげも無く「個性だ!」と言い張る風潮は、インターネット社会の出現によって極限にまで拡大しているのかも知れません。番組の取材によると、場所は特定しなかったものの海が綺麗な南の島に赴任していた経験が有るこの教師は、その当時にホーム・ページを開設したそうで、そこには自分が担任していた生徒達の写真映像を掲載していたとのことです。可愛さ余っての「生徒自慢」でさえも、肖像権や人権の問題が絡んで来るというのに、この教師が構えたカメラはどうも不自然なアングルや接写映像ばかりだったようです。本人は、「バーチャル空間で潜在的な欲望が解放された」というような発言をしていたようですが、自分の職業という現実と妄想を混同している危険性を自覚する能力が無いのは確かなようです。
■人の心の痛みを知る人間を育てねばならない仕事をしている一方で、「幼児の肉体」やら「死体」やらに執着する自分の欲望と妄想を制御しようとも思わなかったとすると、ネット上の写真を探し回るだけでは満足出来なくなるのも時間の問題で、自分で撮影しようとか、更には撮影するためだけに凶悪事件を起こそうとする心配が有りますから、関係者は対応に苦慮していることでしょう。違法な映像ソフトの中には、その種の趣味の無い人にとっては何が面白いのか、さっぱり分からない「覗き」映像ばかりを集めた物が流通しているのは有名な話ですし、欧米では幼児ポルノが嵩じて幼児殺害映像を商売にしている馬鹿者が居るとも聞きますから、日本にもその種の悪人が現れるのも時間の問題なのでしょうなあ。