旅限無(りょげむ)

歴史・外交・政治・書評・日記・映画

2006年3月25日 朝日新聞夕刊

2006-03-25 19:46:08 | お知らせ
■拙著が3月25日朝日新聞夕刊で紹介されました。

チベット人学生勉強わずか半年 「坊っちゃん」を翻訳「先生」が交流つづる

日本語を学び始めてわずか半年のチベット人学生たちが、夏目漱石の名作「坊っちゃん」をチベット語に翻訳した。「奇跡ではない。チベット人ならできるのです」中国青海省のチベット人師範学校で、彼らに日本語を教えた中村吉広さん(47)は語る。その顛末と、学生との心の交流を「チベット語になった『坊っちゃん』」(山と渓谷社刊)でつづった。チベット語は日本語と語順がほぼ同じ膠着語。「てにをは」も驚くほど対応しており、学生には「チベット語の文法の上に北京語の漢字を乗せれば日本語になる」と説明したという。
「坊っちゃん」を選んだのは学生たちも小説と同じ全寮制で、話が分りやすかったから。登場人物に似た先生は彼らの身近にもいた。
 東洋大で西洋哲学を学んだが、チベット仏教にひかれ、その言葉を学ぼうと決意。留学先に選んだ師範学校で、在学中に日本語学科が創設されることに。「頼まれての日本語教師への転身が。得がたい体験となりました」(清水勝彦)

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1 コメント

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あたらし「坊っちゃん」とのつきあい方 ()
2006-03-27 09:22:17
あはようございます



今朝の記事をお届けいたします。
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