ブッシュ米大統領は11日、ホワイトハウスで先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に出席したポールソン財務長官、中川昭一財務・金融相らと金融危機問題をめぐり会談した。終了後、大統領は声明を読み上げ、金融機関への公的資金注入を説明したことを明らかにした上で、「深刻な世界的危機であり、真剣な世界的対応が必要だ」として国際協調の重要性を訴えた。
■「今は犯人探しをしている時ではない」という意見が説得力を持つ切迫した事態ではありますが、この大惨事の震源地・元凶の首脳として、最初に言うべき事があったのではないでしょうか?
大統領は声明で、異例のG7財務相らとの会合について「米国はこの危機の対処に当たり、特別な役割を担う」と説明。「あらゆる手段を使う」として、不良資産買い取りや金融機関への公的資金注入を盛り込んだ金融安定化法を「できるだけ速やかに施行する」と述べた。ただ「その恩恵は一夜では実現しない」とも語った。その上でG7が合意した行動計画を歓迎。同日夜開く主要20カ国財務相・中央銀行総裁会議(G20)との連携にも意欲を示し、「主要国はこの難関を克服できると確信する」と強調した。
10月11日 時事通信
■今、ブッシュ大統領の「確信」に対して世界でも米国内でも、どれほどの人間が信頼を置いているでしょう?少なくともサブプライム恐慌を起こした責任を取って「辞任」して見せた方が、世界中が元気になるのではないでしょうか?とは言っても政権を継承するのは副大統領のチェイニーさんでした。ハリバートン社がもう一儲けできるようにと、退職金代わりにイラクへの大規模な兵力増強を断行したりされたら堪りませんなあ。
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、米国の金融危機について、世界の貧しい国に自国の経済原理を押し付けようとしたことによる神の罰だと述べた。同大統領は、9日遅くに行われた演説で「悲惨な戦争に何十億ドルも費やした世界最強国の内側で、国民が自分の家にとどまるのに十分なお金を持てないというのは驚きだ」と語り、神が米国に罰を与えているとの考えを示した。
10月10日 ロイター
■カトリックとプロテスタント系の神は同じ聖書の神様のはずですから、神の祝福、神の恵み、神の御加護を常に祈っているブッシュ大統領にとって「神罰」呼ばわりは重く響くでしょう。本当にホワイトハウスの一隅で、神様やイエス様に祈りを捧げているのかも?ちょっとやそっとの「奇跡」では、この金融危機は解決できないようですが……。
■「今は犯人探しをしている時ではない」という意見が説得力を持つ切迫した事態ではありますが、この大惨事の震源地・元凶の首脳として、最初に言うべき事があったのではないでしょうか?
大統領は声明で、異例のG7財務相らとの会合について「米国はこの危機の対処に当たり、特別な役割を担う」と説明。「あらゆる手段を使う」として、不良資産買い取りや金融機関への公的資金注入を盛り込んだ金融安定化法を「できるだけ速やかに施行する」と述べた。ただ「その恩恵は一夜では実現しない」とも語った。その上でG7が合意した行動計画を歓迎。同日夜開く主要20カ国財務相・中央銀行総裁会議(G20)との連携にも意欲を示し、「主要国はこの難関を克服できると確信する」と強調した。
10月11日 時事通信
■今、ブッシュ大統領の「確信」に対して世界でも米国内でも、どれほどの人間が信頼を置いているでしょう?少なくともサブプライム恐慌を起こした責任を取って「辞任」して見せた方が、世界中が元気になるのではないでしょうか?とは言っても政権を継承するのは副大統領のチェイニーさんでした。ハリバートン社がもう一儲けできるようにと、退職金代わりにイラクへの大規模な兵力増強を断行したりされたら堪りませんなあ。
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、米国の金融危機について、世界の貧しい国に自国の経済原理を押し付けようとしたことによる神の罰だと述べた。同大統領は、9日遅くに行われた演説で「悲惨な戦争に何十億ドルも費やした世界最強国の内側で、国民が自分の家にとどまるのに十分なお金を持てないというのは驚きだ」と語り、神が米国に罰を与えているとの考えを示した。
10月10日 ロイター
■カトリックとプロテスタント系の神は同じ聖書の神様のはずですから、神の祝福、神の恵み、神の御加護を常に祈っているブッシュ大統領にとって「神罰」呼ばわりは重く響くでしょう。本当にホワイトハウスの一隅で、神様やイエス様に祈りを捧げているのかも?ちょっとやそっとの「奇跡」では、この金融危機は解決できないようですが……。