おむすび

※初めての方はこちら「プロローグ」、「このblogの趣旨」からお読みください。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊



三角形、俵型、太鼓型と、いろいろな形がある「おむすび」ですが、

元祖は、やはり三角形なんだそうです。


なんで三角形？


元々「おむすび」という言葉は、「御結び」ではなく、

神道における神様の名前「産霊（むすび）」から生まれたんだそうです。

この「産霊（むすび）」さんは、神道に出てくる「天地・万物のあらゆる物を生み出す」神様。

日本最古の歴史書「古事記」にも登場する神様です。

「おむすび」には、この神様が宿っていて、食べると田畑での仕事にパワーをもらえ、

結果、五穀豊穣に繋がると言われていたそうです。


で、この神様が、「おむすび」の中に宿りやすいように

という配慮から、三角形になったんだって！

そう、「ピラミッドパワー」ですよ！

そう考えてみると、確かに神棚に供えるご飯も、お茶碗に「山型」で盛りますよね。


大昔の日本とエジプトの意外な共通点。

ピラミッドパワーって、ホントにあるのかもしれませんね。


…、


でも、やっぱり僕は、神様の宿った「おむすび」より

黒妻さんの愛情が宿った、太鼓型の「おにぎり」の方がいいなぁ。



　←おにぎりあたためますか？（by 道産子）