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男脳と女脳.3

※初めての方はこちら「プロローグ」「このblogの趣旨」からお読みください。

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トゥース!(「女子高生が選ぶ上半期の流行語」第一位にあやかって挨拶。)


皆様、沢山のあたたかいコメントありがとうございました。

実はね、いままでお話したことは無かったんですけど、僕がこのブログを書き始めるとき、雲さんと一つの約束をしていたんです。


☆『なぁ、ブログを書いてみるってのはどうだ?』

( ̄д ̄; )エェッ!? 「ブログぅ?」

☆『なんでそんなに躊躇することがあるんだよ?』

( ̄д ̄;) 「いや、そりゃぁ気は進みませんよ。だってさ、こんな話公に話すこと自体なんか怪しそうだし、仕事とか家の事とかとの両立も大変そうだし…。何より面倒なんですけど…。ブログなんて、書くどころか読んだことだってありませんよ。コレまでの人生で日記なんて付けたこともないし、作文も苦手だし。。。僕のアタマの悪さはご存じだと思いますけど…。書いたら書いたで“なんだコイツ偉そうに”みたいに思われる事も多そうだし…」

☆『大丈夫だって。色々手伝ってあげるから。状況も整えてあげる。文章力や表現力だって、おまえ自身がビックリするほどのものを用意してあげるよ。というより、おまえはただパソコンの前に座っていてくれればいい。後は私が書くから。』

( ̄д ̄;) 「ほら、もうなんだか気味悪いこと言い出すし。どういう意味ですか。“後は私が書く”って。」

☆『百聞は一見にしかず。やってみればわかるよ。書く内容はお前が考えるのではなくて、わたしの思いをただ拾うだけ。自然と書けるようになるからさ。』

( ̄д ̄;) 「む~~~。どうしてもやらなくちゃだめ?」

☆『いや、やりたくないなら無理にとは言わないよ。』

( ̄д ̄;) 「ん~~~。どうしよう…」

☆『迷っているならまずは始めてみようよ。やめたくなったら、その時やめればいいじゃん。』

( ̄д ̄;) 「どのぐらい書くの? 半年? 1年?」

☆『とりあえず3年。』

Σ( ̄д ̄; )エェッ!? 「さ、3年?そんなに!?」

☆『うん。どう?』

( ̄д ̄;) 「う~~~ん…」





そんな感じでね、「とりあえず3年」っていう何となくの約束をして始めたんです。このブログ。

まぁ、“約束”って言っても、そんなに重いものじゃないんですけどね。それなりに気合いというか、覚悟というか、そういったものが必要だったんです。

ビクビクドキドキしながら始めたブログ。

まさか、こんなに沢山の出会いや、ステキな出来事が待っているとは夢にも思っていませんでした。

ありがとうございます。

こうして沢山の声をいただけると「あ~。続けていてよかったなぁ。」としみじみ思います。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。<(_ _ )>。



さて。

それでは「男脳と女脳」の話に戻りましょうか。

ここで、男脳の特徴をもう一度ご紹介してみたいと思います。

男脳は女脳に比べて、約20~25%ほど「脳梁」が細い。

このせいで、左脳と右脳の連携が弱く、スピーディーなチャンネル切り替えが行えません。

するってーと、どうなるか。


1.おしゃべりが苦手

右脳で捉えた「感覚」を、左脳に送り情報化することが苦手。だから、思ったことをすぐに言語化できなかったり、行動に移すことができません。

子供の成長の様子を見たり、おじいちゃん、おばあちゃんの様子を観察すると分かりやすいと思います。

言葉を早く覚え、おしゃべりが活発なのは女の子。それに比べて男の子は、自分の思いを上手く言語化出来ずにフラストレーションが溜まり、「う~~~~!」ってなっちゃって、言葉より先に手が出ちゃったり、上手く思いが伝わらなくて拗ねちゃったり、ただひたすらお母さんにくっついてたり。

一方お年寄りを見てみると、おばあさん同士が延々とお話を続けている隣で集う、手持ちぶさたのおじいちゃん達は…さほど言葉を交わすでもなく、窓の外見てボーッとしていたり、黙々と将棋や囲碁を打っていたり。(将棋や囲碁は男脳の特性にぴったり合うゲームです。男脳は競争や戦略が大好き。陣取りゲームは空間認知能力と論理的思考の両方を駆使する遊びです。)

話をするにしても「気持ちのやり取り」とか「感情の表現」ではなく、「特化した専門知識の披露」や「武勇伝」などといった話題になりがちです。

ちなみに、苦手なのは「話すこと」だけではなく「聞くこと」も含まれます。

なので、「話をちゃんと聞いてくれる男性」は女性から好印象を受けやすく、「短時間話を聞いて即座に問題を解決してくれる男性」よりも、「問題は解決できなくても、長時間話を聞いてくれる男性」の方が好感度が高いんだそうです。

つまり、聞き上手の男性はモテルってことですよ!(←こうやって何でもすぐに結論付けようとするあたりが男脳)


2.要領が悪い

左脳と右脳のチャンネル切り替えが上手く進まないので、テレビ見ながら電話したり、雑誌読みながらおしゃべりしたり、枝毛探しながらダンナの愚痴に付き合ったり…などといった「同時進行(ながら作業)」がめっぽう苦手。

「新聞を読む」となったらそこにしか意識をフォーカス出来なくなるので、その間「ねぇ、お父さん…」なんて話かけられても気付けないし、電話している横でボディーランゲージ的なサインを送られても意味を解読出来ないし、ラジオ聞きながら受験勉強してもちっとも頭に入らないしで、一つのことに集中すると、その世界に埋没してしまいがちです。

何かをしながら、別なところのアンテナも解放しておくなんて器用なこと、男脳には無理なんです。

なので、お父さんがナイター中継に夢中になっている時は、「ちょっと!お父さん!聞いてるの!?」なんて怒らないでください。

それは、「無視をしている」のではなく、「受信不可状態」になっているだけなんです。

不器用なのは、高倉健さんだけではありません。


3.マニアック

左脳と右脳の連携がおぼつかないまま成長を続けてしまう男脳。

その結果、左脳か右脳どちらかに偏った思考回路の脳が出来上がります。左脳が特化すれば論理的に、右脳が特化すれば感覚的にずば抜けた専門性を身につけることに。

よく言えば職人的、悪く言えばオタク的な柔軟性に欠ける脳です。

自分の興味のあることに対しての吸収力は優れていて、論理的でマニアック。なんでも白黒つけたがり、現状の感覚的な判断よりも、ルールやシステム、データベース等を参照する思考回路。実はコレ、「側性化」だけの問題ではありません。

「脳梁」だけではなく、「大脳辺縁系」を通る神経回路が、女脳より男脳の方が少ないのも関係しています。

「大脳辺縁系」は人間の「情動(恐怖・驚き・怒り・悲しみ・喜びなどの感情で、急激で一時的なもの)」を司る部位。この神経回路が少ないためコミュニケーションを取る際、個人的な感情よりも、すでにデータベース化された基準や固定観念に頼ってしまうんです。

そんなこんなで男脳は理屈が大好き。

商品購入における選定も、第一印象やフィーリングといった感覚的な判断よりも、機能やスペックなどの情報を収集し検討する傾向があります。(これは、パートナー選びでも同じ特性が表れます。女脳は「好き嫌い決定後、データ収集」なのに対し、男脳は「データ収集後、好き嫌いを決定」という思考回路の違いがあります。)

女性の皆さま。旦那様へ何かをおねだりする際は、感覚的なアプローチよりも、機能やスペックを上手にアピールし、「なぜそれが必要なのか、それがあると(ダンナに)どんなメリットがあるのか、他の商品と比較し、なぜそれでなければいけないのか」等を論理的にプレゼンテーションすると、交渉がスムーズになるかもしれませんよ。


←え~。だって~。押してほしいんだも~ん。(←理屈ではなく感覚でアピールし、母性本能をくすぐってみるの巻)

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