沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩596 朝日新聞社説 (社説)9条俳句裁判 公共の場の表現を守る

2018年05月20日 10時07分02秒 | マスコミジャーナリズム

(社説)9条俳句裁判 公共の場の表現を守る

https://www.asahi.com/articles/DA3S13502329.html?ref=editorial_backnumber

梅雨空に「九条守れ」の女性デモ

こうした上(行政機関)乃至公機関からの規制(多分に例の「忖度」が垣間見える)は、必ず市民・民衆・大衆の権利としての「自由な」意気を削ぐ働きをする。それはつまりこうした国民の「自由」を、何気に限定しようとする上(公)からの「政治的意思」として捉えられる。その意思はどこから来たのか、当然、現行政治権力勢力の醸し出した「空気感」から来た。何故ならこの安倍晋三一派の改憲的「政治意思」がじわじわ流布しなければ、こういうことはさまで露骨に行われることがなかったのだから。しかも9条に関してはまさに政権がこれを玩弄している現実を誰でも知っており、上記俳句の謂わんとしているのは、こうした国会議員に拠る故なき憲法玩弄違法行為に対する危機感にほかならず、立派な社会批判という理念性を持っているのである。最早アベイズムへの忖度は、公機関従事者のまことに情けない組織化された愚かしさとしてしか見られない。

 

詩596 琉球新報社説 <社説>北部訓練場跡で汚染 防衛局は再調査すべきだ

2018年05月20日 09時43分53秒 | マスコミジャーナリズム

<社説>北部訓練場跡で汚染 防衛局は再調査すべきだ

https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-722316.html

 米軍は米国内の基地では過去の汚染実態を調査し、除染する組織を配置している。なぜ沖縄の基地では「記録がない」のか。二重基準ではないか。   日米地位協定4条で、米軍に返還跡地の原状回復義務を負わせないことが明記されている。米軍は汚染の浄化責任を取らなくていい。だからこうした結果を引き起こすのだ。

愚かな国だ。こんな国が独立国とは言えないし、こんなことがまかり通っているという事実は日本という国の国柄が腐っているということでしかない。抑々原状回復返還が基本であり、それが要求できないのは、幻想的国防論にしがみついて思考停止したこの国の従米路線の為せる業であり、沖縄から見れば「何やってんだ」ということだ。こんな国に属している琉球の民は本当に不幸だ。それは精神的な意味だ。