詩63 2009年12月09日 15時44分41秒 | 手記 さて境遇については取り敢えずそういうことにしよう 精神が失せ醜悪が残置された 地獄が現前する 選ばれてないことへの覚醒と確信 どちらも死を通してしか見えてこない 言葉の反逆 最早辛うじてのバランスはいらないしかつてあったこともない ただ所詮はある者につき眼を開けるというのだがどうもそんななまやさしいものではないようだ 自ら眼を閉じるということもあるのだから 美顔術にはとうに飽きている