(社説)沖縄県民投票 等しく参加の機会を
https://www.asahi.com/articles/DA3S13825274.html?ref=editorial_backnumber
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/307917
「政府は民意にかかわらず強行している。米施政権下と何ら変わりない。日本に地方自治や民主主義はあるのか。沖縄にのみ負担を強いる安保体制は正常か。国民に問いたい」
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-795585.html
今回の勧告を受け、官邸筋は「国連の委員会と言ってもメンバーは各国の代表者でない」
政府は「沖縄の人々は日本国民としての権利を全て保障されている」と強調
「沖縄県民は、みんな煮えたぎる熱いマグマを抱えていて、いざという時にはそれが爆発しますよ」
http://lite-ra.com/2018/09/post-4222.html
8月30日、国連の人種差別撤廃委員会は日本の人権状況と政府の取り組みをまとめ、勧告を公表。同委は米軍基地の問題を「沖縄への差別問題」「沖縄の人権問題」として取り上げた
〈米軍基地の存在により、民間地域での米軍機の事故に関して琉球・沖縄の人びとが直面している課題のみならず、沖縄の女性に対する暴力の報告にも懸念している〉
〈当委員会は、女性を暴力から守ることを含め、琉球・沖縄の人びとに適切な安全と保護を確保し、加害者に対する適切な起訴と有罪判決が確実になされることを締約国が保証するよう勧告する〉(翻訳は編集部による)
「沖縄県内の米軍基地は、第二次世界大戦後、米軍に強制接収されて出来た基地です。沖縄が自ら望んで土地を提供したものではありません。沖縄は日本国土の〇.六%の面積しかありませんが、在日米軍専用施設の七三.八%が存在しています。
戦後七〇年間、いまだ米軍基地から派生する事件・事故や環境問題が県民生活に大きな影響を与え続けています。
このように沖縄の人々は自己決定権や人権をないがしろにされています。
自国民の自由、平等、人権、民主主義、そういったものを守れない国が、どうして世界の国々とその価値観を共有できるでしょうか」
「私は、あらゆる手段を使って新基地建設を止める覚悟です」(翁長雄志『戦う民意』KADOKAWAより引用)
それにしても安倍晋三という男は国際的なバカだなあ。こいつが尊崇する岸も佐藤も、巷間では糞味噌に叩かれているのに、ためらいもなく追随するばかだ。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13661019.html?_requesturl=articles%2FDA3S13661019.html&rm=150
「全身の重味を賭けて言葉を発したところで、受け手がぼんくらでは、不発に終り流れてゆくのみである」
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-795211.html
この沖縄予算の所謂振興予算一括性は、他県と名称を異にするだけでその総額は全国で何番目かにいる程度の、全く特殊に際立つようなものでなく、今やむしろ全国最低賃金、最低所得が示すように、経済的には一段と後進性(発展阻害性)を醸し出し、予算を巡る国家政府の、基地関連案件へのリンク(アメとムチ、恫喝と賄賂)は、重大な国家犯罪(異民族差別)に等しい欺瞞に満ちたものとなっている。おまけに基地返還跡地利用の経済効果は膨大な実績を示しており、基地の存在が沖縄県の経済発展の重大な妨げになっている(ほぼ沖縄島の中枢部分を米軍基地が占拠している)ことは数値が示すとおり明らかとなってきた。このように、基地で成り立つと言われた沖縄財政はすでにそのシェア5%程度に過ぎず、現代沖縄の実態は、明らかに偏頗に軍事植民地としてこの国に扱われている、まことに不当で理不尽な境遇にあることを言わねばならない。但し、この国が日米安保優先思潮から脱却し日本国憲法の「主権在民」を全面的に実効化し、地方自治体としての沖縄県を全国等し並に扱うべく方針転換するなら、つまりは米国ファースト卑屈外交からおのれを自尊自立させるなら、問題はどこにも存在しはしない。勿論安保を持続するか否かは自ずと別問題であろう。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-794750.html
いずれにしろ辺野古工事の多面的な意味の不当性、不正義、理不尽さがはっきりしている以上、承認撤回は当然すぎるほど当然の行政行為であり、何らの「損害賠償問題」の対象たる意味合いにはない。
自民系政府関係者のコメントを聞くとこの国がいかに下劣な国柄に落ちたかが伺える。本来ならこの時点で国が白旗掲げるべき筋合いにある。全く退路を知らない将帥たちで、先の大戦並みに愚劣で残酷な心性に取り憑かれている。