沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩596 朝日新聞社説 12月24日(社説)沖縄県民投票 等しく参加の機会を

2018年12月29日 09時49分58秒 | マスコミジャーナリズム

(社説)沖縄県民投票 等しく参加の機会を

https://www.asahi.com/articles/DA3S13825274.html?ref=editorial_backnumber

なぜこのような形で沖縄県民同士が角突きあわせなければならないのか。9月の県知事選をはじめ、繰り返し示されてきた「辺野古ノー」の民意を踏みにじり、基地建設を強行する政権が、この分断・対立をもたらしている元凶であるのは明らかだ。

 その罪は、いよいよ深い。

こういう社説を読んでも何故か無力感を感じてしまうのは、結局この国の根本的な過ちを正し得る一方の雄がこの国には全く希少だ、という事実に由来する。そして「沖縄の事は沖縄の事」、「我々からは僻遠の地の些少な出来事」としか思わない日本国民の、戦後的なエゴの恥知らずな横行が、平然と我が物顔で存在するという絶望だ。


詩596 沖縄タイムス記事 [平安名純代の想い風]翁長知事が闘った相手は誰なのか

2018年09月03日 14時44分58秒 | マスコミジャーナリズム

[平安名純代の想い風]翁長知事が闘った相手は誰なのか

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/307917

「政府は民意にかかわらず強行している。米施政権下と何ら変わりない。日本に地方自治や民主主義はあるのか。沖縄にのみ負担を強いる安保体制は正常か。国民に問いたい」

 自分の責任を棚上げしたまま、問題の本質から目をそらし続ける日本国民

詩596 琉球新報社説 <社説>国連の沖縄基地勧告 政府は差別政策改めよ

2018年09月03日 14時36分37秒 | マスコミジャーナリズム

<社説>国連の沖縄基地勧告 政府は差別政策改めよ

https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-795585.html

今回の勧告を受け、官邸筋は「国連の委員会と言ってもメンバーは各国の代表者でない」

政府は「沖縄の人々は日本国民としての権利を全て保障されている」と強調

 安倍晋三首相は2月に、沖縄の基地の県外移設が実現しない理由について「移設先となる本土の理解が得られない」と発言

12年には全市町村長・全議会の反対を押し切ってオスプレイを強行配備  東村高江や名護市辺野古の基地建設では公権力を過剰なほど大量投入

勿論、事沖縄に関しては、大和民族あるいは日本国民、政治家、官僚、識者等責められるべき塊は歴史的に醸成されたものがあるわけで、現行安倍晋三政権だけがことさら問題なのではない。ただこの政権は今までになく具体的かつ現実的に、沖縄の意思を、確実に蹂躙する手立てだけを講じてきている。それは思考停止でなく思考そのものをやめたということであり、言ってみれば何があっても、是が非でも高江辺野古に一大新軍事基地を現出させて、アメリカ合衆国政府を喜ばせようとしているのである。思考を止めた以上、彼らには何を言ってもまさに馬耳東風であることはわかりきったことだ。見よ、国際機関がわざわざ勧告する事態に立ち至ってさえ、平然とこれを埒外に葬り去るのがこの安倍一派だ。我々は心して戦わねばならない。

詩596 マガジン9記事 マガ9沖縄アーカイブス(2)山内徳信さんに聞いた(マガジン9編集部)

2018年09月02日 15時22分57秒 | マスコミジャーナリズム

マガ9沖縄アーカイブス(2)山内徳信さんに聞いた(マガジン9編集部)

http://maga9.jp/180829-6/

「沖縄県民は、みんな煮えたぎる熱いマグマを抱えていて、いざという時にはそれが爆発しますよ」

 

詩596 LITERA記事 国連が「沖縄への基地集中は差別」と日本政府に勧告! 沖縄の民意を無視し辺野古移設強行する安倍政権に国際社会もNO

2018年09月02日 14時59分08秒 | マスコミジャーナリズム

国連が「沖縄への基地集中は差別」と日本政府に勧告! 沖縄の民意を無視し辺野古移設強行する安倍政権に国際社会もNO

http://lite-ra.com/2018/09/post-4222.html

8月30日、国連の人種差別撤廃委員会は日本の人権状況と政府の取り組みをまとめ、勧告を公表。同委は米軍基地の問題を「沖縄への差別問題」「沖縄の人権問題」として取り上げた

〈米軍基地の存在により、民間地域での米軍機の事故に関して琉球・沖縄の人びとが直面している課題のみならず、沖縄の女性に対する暴力の報告にも懸念している〉
〈当委員会は、女性を暴力から守ることを含め、琉球・沖縄の人びとに適切な安全と保護を確保し、加害者に対する適切な起訴と有罪判決が確実になされることを締約国が保証するよう勧告する〉(翻訳は編集部による)

「沖縄県内の米軍基地は、第二次世界大戦後、米軍に強制接収されて出来た基地です。沖縄が自ら望んで土地を提供したものではありません。沖縄は日本国土の〇.六%の面積しかありませんが、在日米軍専用施設の七三.八%が存在しています。
 戦後七〇年間、いまだ米軍基地から派生する事件・事故や環境問題が県民生活に大きな影響を与え続けています。
 このように沖縄の人々は自己決定権や人権をないがしろにされています。
 自国民の自由、平等、人権、民主主義、そういったものを守れない国が、どうして世界の国々とその価値観を共有できるでしょうか」
「私は、あらゆる手段を使って新基地建設を止める覚悟です」(翁長雄志『戦う民意』KADOKAWAより引用)

それにしても安倍晋三という男は国際的なバカだなあ。こいつが尊崇する岸も佐藤も、巷間では糞味噌に叩かれているのに、ためらいもなく追随するばかだ。


詩596 朝日新聞記事 (日曜に想う)翁長知事の言葉のゆくえ 編集委員・福島申二

2018年09月02日 14時11分14秒 | マスコミジャーナリズム

(日曜に想う)翁長知事の言葉のゆくえ 編集委員・福島申二

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13661019.html?_requesturl=articles%2FDA3S13661019.html&rm=150

「全身の重味を賭けて言葉を発したところで、受け手がぼんくらでは、不発に終り流れてゆくのみである」


詩596 琉球新報社説 <社説>沖縄予算概算要求 アメとムチに利用するな

2018年09月02日 11時13分44秒 | マスコミジャーナリズム

<社説>沖縄予算概算要求 アメとムチに利用するな

https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-795211.html

この沖縄予算の所謂振興予算一括性は、他県と名称を異にするだけでその総額は全国で何番目かにいる程度の、全く特殊に際立つようなものでなく、今やむしろ全国最低賃金、最低所得が示すように、経済的には一段と後進性(発展阻害性)を醸し出し、予算を巡る国家政府の、基地関連案件へのリンク(アメとムチ、恫喝と賄賂)は、重大な国家犯罪(異民族差別)に等しい欺瞞に満ちたものとなっている。おまけに基地返還跡地利用の経済効果は膨大な実績を示しており、基地の存在が沖縄県の経済発展の重大な妨げになっている(ほぼ沖縄島の中枢部分を米軍基地が占拠している)ことは数値が示すとおり明らかとなってきた。このように、基地で成り立つと言われた沖縄財政はすでにそのシェア5%程度に過ぎず、現代沖縄の実態は、明らかに偏頗に軍事植民地としてこの国に扱われている、まことに不当で理不尽な境遇にあることを言わねばならない。但し、この国が日米安保優先思潮から脱却し日本国憲法の「主権在民」を全面的に実効化し、地方自治体としての沖縄県を全国等し並に扱うべく方針転換するなら、つまりは米国ファースト卑屈外交からおのれを自尊自立させるなら、問題はどこにも存在しはしない。勿論安保を持続するか否かは自ずと別問題であろう。

 

詩596 琉球新報社説 <社説>県が辺野古承認撤回 法的対抗措置やめ断念を

2018年09月01日 18時21分38秒 | マスコミジャーナリズム

<社説>県が辺野古承認撤回 法的対抗措置やめ断念を

https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-794750.html

いずれにしろ辺野古工事の多面的な意味の不当性、不正義、理不尽さがはっきりしている以上、承認撤回は当然すぎるほど当然の行政行為であり、何らの「損害賠償問題」の対象たる意味合いにはない。

 

詩596 琉球新報記事 辺野古承認撤回 県、阻止へ「宝刀」 国対抗策、時期焦点に 県民感情の刺激懸念

2018年09月01日 15時20分56秒 | マスコミジャーナリズム

辺野古承認撤回 県、阻止へ「宝刀」 国対抗策、時期焦点に 県民感情の刺激懸念

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-794886.html

自民系政府関係者のコメントを聞くとこの国がいかに下劣な国柄に落ちたかが伺える。本来ならこの時点で国が白旗掲げるべき筋合いにある。全く退路を知らない将帥たちで、先の大戦並みに愚劣で残酷な心性に取り憑かれている。