柳瀬唯夫・元秘書官の参考人招致は官邸のシナリオ通り! 嘘と詭弁のくり返しで、国民を麻痺させるウンザリ作戦
http://lite-ra.com/2018/05/post-4004.html
連発される凄まじい詭弁の数々……。本日、衆参の予算委員会で参考人として招致された柳瀬唯夫・元首相秘書官の答弁は、呆れるばかりの道理に合わない言い訳に終始した。
2015年4月2日の官邸でおこなわれた面会 なぜ加計関係者と面談したのか 国家戦略特区にかかわる事業者と面会したのは加計学園だけだった 、ほかの事業者ではけっして叶わない、首相秘書官直々に官邸で面会をおこなっているという事実 柳瀬氏はこの2015年4月2日以外にも、加計学園関係者と2月か3月に1回、さらに6月にも1回、面会したといい、短期間のあいだに計3回も話し合いの場をもってきた 柳瀬氏は計3回の加計関係者との面会について「個別の案件を総理に報告する必要はない」と言い張り、安倍首相に一度も報告していないと宣った
どんなその場しのぎのデタラメや嘘でも、強弁を続けていればそのうち国民が批判することに疲れてきて、問題がうやむやになり、批判が収束する
このやり方はこの国の沖縄に対するやり方とダブる。本土では通用しないから沖縄に基地を押し付けるという「政治的理由」(つまりは差別政策)が、沖縄基地問題の根っこだが、日本政府はありとあらゆる屁理屈を付けてこの真相を隠蔽してきたところ、最早種も尽きたのか、最近安倍自らその「政治的理由」に言い及んだ。モリカケ防衛省問題は安倍らのこれまでの法外の「支持率」を3割程度まで下落させたが、所謂危険水域である2割台は一部メデアにあっただけで、どうやら持ちこたえている。これがつまりこの国の国民の愚かしさで、かつ政治的意識の薄弱さ、あるいは民主制に対する意思面での脆弱さを露呈しているという有様だ。スッキリサッパリはこの国には絶えてないと思え。