沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩596 沖縄タイムス辺野古高江ツイート

2017年07月31日 16時52分00秒 | マスコミジャーナリズム
 

7月31日午前11時30分ごろ、市民は米軍キャンプ・シュワブゲート向かいのテントで「今こそ立ち上がろう」などを歌い気持ちを1つにしました。本日2度目の搬送はまだありません。

 

 

7月31午前10時ごろ、辺野古崎先端から西側の「N5」護岸建設予定地付近では、仮設道路を造る工事が進み、抗議船やカヌーの市民が抗議しています。 


詩627 (沖縄から見た)太平洋戦争のこと 3

2017年07月31日 07時52分52秒 | 政治論

 沖縄戦を、悲惨すぎる悲劇として劇的に(ドラマチックに)ある種の檜舞台に乗せてしまうと、実体験者でなければ感得できない生の現実そのものを単純に抽象化し捨象してしまい、一つの象徴として意図せずレジェンド(一種の伝説)にすることになる(浄化、カタルシスで片が付けられる)が、これは、実際極めてドラマチックでありながら決して過去の残影などでなく、一個の教訓としてのみ昇華されるべき物でもなく、その事実の現実性の持つ非日常的インパクト、否応なく惹き起こされる情感の絶え間ない揺動、まざまざと蘇る想像的映像への限りない瞠目、過去(沖縄戦)と現在(米軍基地)の連動が如何に密接かということへの確実な追体験的認識、これらが一つの全体を緻密に構成し、抜きがたい我々のコンセンサスとして何時でもこの先の途を指示し続ける。沖縄の反軍、反戦、反軍事基地の市民運動は絶え間のない抗議、権力監視、体制批判を続けることで、沖縄戦とこれに至るこの国の近代化の在り方、あるいは単一民族齟齬の実態をこの国の民に繰り返し問い直させる。

 繰り返せば日本帝国(天皇を絶対他者としてこれに信仰帰依することが強制的に要求された神権政治体制)の始まりである王政復古の明治維新は、かつて政治的文化的にほぼあらゆる可能性と既得の権益を独占していた、農商工階級以外の特権的支配者だった「社会的寄生存在」の公家、武士の内でも比較的下層に属する(江戸幕府への)不満分子から、恐らくは外因としての諸外国からの門戸開放要求に呼応する質で行われるという「外側からやってきた上からの改革」であり、従ってそこに、所謂平民とされた一般国民の多くは意思疎通の平準化(参政権確保)という方向性を持っていなかった(国民的コンセンサスの決定的な欠如)。福沢諭吉が「天は人の上に人を作らず」と述べた四民平等宣言は藩閥政治と言う現実の中では近代化の過程で徐々にその実質性を失っていった。つまり相変わらず旧階級的な秩序の上に成り立つ国家体制が維持されたのであり、そしてこの体制で作られ組織化したヒーラルキー(官僚国家体制)においては、さながら中世ヨーロッパ的な超国家的絶対天皇制が全てに対して優越しアンタッチャブル化した(「朕は国家なり」でなく天皇は更に国家の上に立つものであった)。

 

 

 

 

 

 

 


詩596 朝日新聞社説 (社説)核のごみ処分 「トイレなき原発」直視を

2017年07月31日 06時58分49秒 | マスコミジャーナリズム

(社説)核のごみ処分 「トイレなき原発」直視を

http://www.asahi.com/articles/DA3S13064229.html?ref=editorial_backnumber

日本で商業原発の運転が始まって半世紀がたった。抱える使用済み燃料は2万トン近い。  その燃料から出る高レベル放射性廃棄物は、放射能が十分安全なレベルに下がるまでに数万年~10万年を要する。だから、地下300メートルより深い地層に運び込み、坑道を埋めてふさぎ、ひたすら自然に委ねる。それが政府の考える最終処分だ

原発を動かせば使用済み燃料も増えていくという事実

最終処分地を巡って想定されるリスクや不確実性を包み隠さず説明する。そして、経済面の恩恵や地域振興と引き換えに受け入れを迫るような手法をとらないこと

廃炉まででも100年以内に一区切りつく原発と比べ、最終処分地の受け入れは数万年先という遠い将来の世代にかかわる重い判断となる。一時的な経済メリットで誘導するのではなく、納得を得る努力を尽くすことがますます大切になる。



詩596 琉球新報社説 <社説>全国知事会 沖縄の現状理解広げたい

2017年07月30日 17時12分19秒 | マスコミジャーナリズム

<社説>全国知事会 沖縄の現状理解広げたい

https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-544708.html

2008~15年の8年間に在日米軍人・軍属とその家族による犯罪摘発件数が沖縄県だけで全国の総数の47・4%を占めていることが分かった



詩596 沖縄タイムス辺野古高江ツイート

2017年07月29日 18時14分36秒 | マスコミジャーナリズム
 

7月29日午前8時、米軍キャンプ・シュワブゲート前は座り込みの市民らの集会が始まりました。約40人が「座り込め」などを合唱しています。空き缶に石を入れた自作の楽器を鳴らしている人もいます。#沖縄#辺野古