温室効果ガス削減で大揺れ 地球環境対策が「鉄」を殺す!(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
環境の仕事をしていることと、知人に製鉄業職がいることもあり、温室効果ガス削減政策により鉄屋が大打撃を被るという話は、当時からホットな話題だった。
それもそのはずで、鉄鋼業は日本の総排出ガスのうち、たしか7%も占めるほど、温室効果ガスを排出する産業であるためだ。
この記事のように、前々から京都議定書の関係で苦しい状況下であったことに加えて、首相の25%削減決定は、極めて鉄鋼業は厳しくなるわけだ。
中国の高度成長に伴って、一時、鉄鋼業も潤ったところらしいが、”日本のクルマ産業が上昇気流にいないと、鉄鋼業は潤わないのがホンネ”と彼は言っていた。
つまり、日本のクルマメーカーが揃って業績不振であることから、ダブルパンチ、いやトリプルパンチが鉄鋼業に襲いかかっていることになる。
せっかく、(鉄屋にとって優位な)中国の産業が上向きであるという風が吹いていたのに、今後の鉄屋は儲けが出ないというシナリオか。
デフレも重なって、まさにデフレスパイラル真っ直中なんだな~と実感。
っていうか、この話題は、オレにとって少し古いんだけどさ。
■おまけ
風が吹けば桶屋が儲かる (ことわざ) -ウィキペディアー