Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

ボート釣り釣行記(保田)初夏の陣

2009年06月13日 15時08分27秒 | Weblog
平成21年06月09日(火曜日)


このド平日、前々から約束していた先輩と釣りに行くのであるが、選択肢がもともと、木更津か保田しかなく、大潮・前日小雨・風なし・・・・の情報から、保田に向かった。


勿論、お互い恋人であるかのごとく、平日の仕事を有給休暇ってコトでね。
今は違う職場であるし、4月末から約束していたからね。


朝4時出発。
保田を目指す。


前回の釣果や秋の保田情報の参考として、コチラもどうぞ。


道中、お互いの会話の中で、ふと・・・
「そもそも、アジって釣れているんですかねぇ」
とオレ。


「装備的に木更津への鞍替えは出来ないけどね、一応、電話して聞いてみっか」
と先輩。


そう、短竿の軟弱仕様しか持参していないため、磯竿が無ければ木更津では勝負にならない。ましてや・・・・


「でも、エサ、買っちゃいましたから引くに引けませんよ(笑)」
お互い爆笑しながら、南下を続ける。


そのうち、先輩が電話にて釣況確認。
「・・・・えっ、出てませんかアジ?全く?・・・・はぁ」


ハンドルを握りながら苦笑するオレ。


「おいnobizou、ここ数週間、1匹も上がっていないってよ。」
「(数秒の無言後)でも、最悪、ベラとキスとメゴチは釣れますよ。カワハギはシーズンじゃないからともかく、キスが釣れれば、マゴチが狙えますよ。今年は当たり年らしいですから」


そう言うと、
「nobizou、君津に釣具店があったな。エサと仕掛けを追加買いじゃ」
「そうですね、オレもキスの仕掛けはゼロですから。」


君津の釣具屋で、キス仕掛けやアオイソメ、ジャリメを買う我々。
「弱気っすよね、オレら・・・でも、アジ・メバル以外、オレはいらないッス!!」
あくまで釣るからには、食べてウマイ魚を狙うつもりで、そもそも、アジがボウズという実績は一度もない(ハズ)のだ。


「オレは、すでにベラ・キス狙いにスイッチしてるもんねー」
と先輩。


朝6時、
うつぎボートに到着。
早速、ボート屋のオヤジから一発・・・


「おっ、電話してきた連中か?アジ?釣れねぇーっていったろっ~潮が澄みすぎてアジが近づかねーんだ。今年はダメかもな。マゴチやヒラメは上がるらしいけどな」
とキツイ一言。


先輩が色々、キスだのカワハギだの食い下がったけど、オヤジが言うには、キスだけなのだが、アオリイカなら釣れるかも知れないとのことだった。
・・・が、オレがアジへの希望を口にすると、


「分かったよ、今、じいさん呼ぶから沖に出て待ってろよ」


渋々ながら、曳航担当の爺さんを呼んでくれて、二間島へ
平日なので釣り人は少なく、アジ狙いは我々だけだった。


「前回は、イカ用の仕掛けも持ってきていたのにな・・・・」
そう思いながらも


まずは、竿一本でサビキ釣り。
しばらくして、オレの竿にアタリが


「あれ?先輩、イワシですよ」


かわいいカタクチイワシが釣れ、先輩も本腰を入れはじめたのだが、
スケベ仕様(サビキにイソメを付ける)で底中心狙い。


「おおおっ」
先輩が、強い引き込みを楽しんでいると・・・・


上がってきたのは、得意のオハグロベラ。
ちょっと先輩は得意げだが、その後もオレはカタクチイワシ、先輩はニシキベラ・オハグロベラやアオブダイに似たベラを次々と上げるのだが、そんな連中も上がらなくなって、アンカのロープもたるんできた。


「先輩、ここ潮が動かないんでしょうか?」
「潮止まりかね~~」
「んなワケないです(笑)、これから昼に向かって満潮ですから。」


数度、ボートを南下させるも、所々定置網が入っていて、それを交わすように動く。
そんなとき、先輩のケータイに電話が鳴り、受け答えていた。


「やっぱりだめだろうって言われたよ。もう少し南下して、砂地混じりのところでキスを狙えってさ」


「万事休すってコトですかね、諦めてキス狙いでもしましょうか・・・・」


河口から沖合、40mくらいで停泊。アンカをおろすと・・・・
底が砂地だったはずが、ちょうど良く岩礁帯の切れ目にボートが止まった。


ボートが止まる前に、サビキ仕掛けをおろして、キス仕掛けを準備していたら、オレの竿がしなる。


「あれ?なんだろ。スケベ仕様じゃないのにベラでも掛かったかな??」
結構なヒキのあと、魚を見ると・・・・


「せ、先輩。アジですよ!」
なんと、20cmオーバーの中アジだ。保田では初アジかも知れない。
初志貫徹、我慢が実ったのだ。


俄然気合いのはいる我々。
オレの竿には、カタクチイワシと鉛筆サバの猛攻の合間に20cm級のアジがポツポツ混じる。
しかし、先輩の仕掛けには、全然アジが乗らず、鉛筆サイズの青物ばかり。


「先輩、タナは下ですよ。底立ちして我慢です!」
先輩のタナも合っているハズなのに、アジが掛からない。


オレのサビキ仕掛けは、 ①目玉サビキ ②赤タン風のワームが付いたジャックサビキ の二本竿。しかも、ハリスは4号という超大アジ対応のもの。どちらも、この日アジがヒットした仕掛けだ。


もしかしたら、イナダやヒラメが掛かっても良いように準備した仕掛けで、ある意味スケベ仕様だ。


「仕掛けが合わないのかも知れません、オレのジャックサビキを使って下さい」
なんといっても時合いが大切な釣り。
安物仕掛けで頑張る先輩も、さすがにプライドを捨て・・・


「ヨシ分かった、nobizou恩にきるぞっ」
すると先輩もポツポツとアジが上がるようになった。


しかし時合いが過ぎたのか、我らのボートの回りに、鉛筆サイズの連中が大群れで接近して、オマケにナブラも立つ有様。


仕掛けをおろせば、上タナでは鉛筆モノばかり。
先輩は、またスケベ仕様とキス狙い、オレはアジ狙いで頑張る。


先輩の竿には、またベラのラッシュ。
オレは、鉛筆サイズばかり。
一切、アジはオレの竿に掛からなくなった。


先輩はキス狙いをやめ、サビキになにやら細工をはじめた。
すると、アジがポツポツとあがる。
どうやら、コマセに混じる大きめのオキアミをサビキに針付けしていた。


しかし、それも限界でタイムアップと同時に、先輩のケータイにボート屋のオヤジから、帰ってくるよう電話があった。


そんなとき、先輩の竿が、持って行かれそうな勢いのアタリ。
それも半端ない大きさのようだ。


「先輩、タモ必要じゃないですか、マジで。イナダですか??」
「うぐぐ・・・・」


一気にごぼう抜きした先輩。
こんなときの為の太ハリスが、功を奏した。


上がってきたのは、30cmオーバーの大アジ。
これで本日の釣りは終了。


帰りは、向かえもなく手こぎで帰ったのが辛かったけどね。
ボート屋のオヤジも我々の釣果に目を丸くしていたが、負け惜しみなのか


「濁りも入り始めてきたんだろうな」の一言。
ボート屋の期待を裏切った我々。
してやったりの気分で気持ちよかった。


帰りの道中、また先輩に完敗だったと語りながら、次回の釣行を約束した。


■まとめ

・ サビキ仕掛けは、必ず太いハリスで。3号以上が望ましいぞ。
・ 当たりのサビキは、必ずある。オススメは、本文中のとおり。
・ 余裕があれば、スッテ・エギ・メタルジクなども用意せよ。

・ 付けエサとして、イソメ、赤タン、チビワーム、付けオキアミなども用意せよ
・ 季節や場所によってキス、イカ、カワハギ、マゴチやヒラメにも対応出来るようにせよ
・ 時合いを読め
・ 釣れなきゃ場所が悪い時の方が多い。休日なら、アジが釣れているボートに近づけ


当たり前だが、保田のボート釣りなら、上を守ればボウズなしを約束出来よう。
ちなみに、オハグロベラは、ウマイらしいぞ。
ベラしか釣れなくても、持って帰るべし(笑)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ロッテ大勝利で美酒?・・・... | トップ | オレなら「福盛」を許さない... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事