Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

理髪店は(こんな時代でも)企業努力が必要だ

2009年09月30日 15時30分00秒 | Weblog


低額カット店に洗髪義務付け、「意味あるの?」反論も…群馬(読売新聞) - Yahoo! ニュース



今流行の低額カットのお店。
千葉でも
QB HOUSE という低額カット店を数店舗、見かけたことがある。


10分1000円でしょ。
時代とニーズに合っている店だと思っている。


オレは、一度も行ったことはないが、テレビや通りすがりの際に、そのシステムを眺めてみても、衛生的な問題はあまり感じられない。


このニュースは、群馬のローカルものだが、組合が衛生面を引き合いに出して、奪われた客を返して貰おうと言うことなのだろうな。


よく分からんが、これも規制緩和によって生じた問題なのだろう。
でも、少々高い理髪店だって、頑張っているところもあるので、訴えている組合は、ひとえに企業努力が足らんのでは??と思う。


オレは一度、洗髪・顔剃り込みのフルコースで2000円という店に1年くらい通っていたことがある。


安かろう悪かろう・・・まで言わないが、ハズレの理髪師に当たると、とんでもないメに遭うときがあったので、結構ギャンブル要素の高い散髪屋だった。


その店は、結構変わっていて、ドライヤー・シャンプー・リンス・蒸しタオル以外は、全て持ち出しだった。


つまり、カット用のハサミやカミソリ、シェーブクリームなどは、理容師が用意する。
その代わりに、完全歩合制で、一人いくらの日当制だった。
(売上レシートを、個人名のついたピンに差し込んでいって、売上の何%かを貰っていた)


どこぞの風俗店のように、指名が入らないと客がつかない仕組みであるが、オレが通った期間では指名した客を見たことがなかった。


(一年通って、指名したくなるウデのあるやつもいなかったけど)
(絶対、コイツはイヤだというヤツはいたけど・笑)


ちなみに指名料は、1000円。
勿論、全額理髪師に入る。


なぜ、オレはその店に行かなくなったのか?
理髪師にムラがあることもあったが、カミソリが個人持ちということで、衛生的ではない印象を強く持ったからなのだ。


ひどい理容師だと、安全カミソリ(使い捨てじゃない)で顔を剃るヤツまで出現したから、とても適わないということで、行くのを止めた。


なにより店の中の空気がなにより悪かった。
理容師は、出入りが激しいし、オーナーと店員が客の前で揉めまくっていたしね。


---今のオレは、ちゃんとした理髪店に、もう7年近く通っている。
だいたい、6000円/回で結構高いところに行っている。


ここになぜ、カスカスの生活なのに通っているのというと
「紛れのない技術力とサービス」
これに限る。


オレの頭は、ちょっと特徴的で、さらにはユル~いパーマをかけている。
そのため、オレの髪を刈る理髪師は、店長か副店長と決まっていて、その二人じゃなくても技術力はナカナカである。


ここの店の特徴は、従業員がほぼ社員として働いていることだ。
今どき、保険各種代金を行政に支払っている理髪業なぞ、そうないだろう。


そのため、徹底した社員教育もなされていて、作業も分担制だ。
店長自身も人を引きつける魅力というかカリスマ性を持っていて、技術は勿論のこと、社員からの信頼も厚い。


組織力とチームワークと技術力にオレは惚れ込んでいると思う。
だから、高くてもなんとか工面して今でも通っているのだ。


-----つまり


行きたくなる理髪店、行きたい理髪店になるという努力や姿勢が、群馬の組合にはあったのだろうか?


然るべきバックボーンがあれば、髪の毛を切るという生理的なイベントに対して、客は安いだけのお店が選択肢にならないと思う。


値段勝負に負けて敗北宣言とは、サービス業が聞いて情けない



■おまけ


理髪店は、業種(分類)で言うと「その他のサービス業」に属する。
しかし、近代から現在の流れを見ると、ある意味「風俗」を映してきた業種でもあろう。



低額カット店に洗髪義務付け、「意味あるの?」反論も…群馬(読売新聞)


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