【情熱大陸ほか各メディアの紹介で超有名な店】
ある日の土曜日、レンタカーで同店入りを目指して入口付近に到着したのが12:29、行列はすでに30名ほど確認。
運良く駐車場から出る客あって、ほぼ奇跡に近い状態で駐車出来た。
ちなみに、目の前のローソンに停めてもいいらしいが、停めた場合は買い物必須とのこと。
なんともできたローソンだよね、心が広いコンビニであるし、なかなか珍しい配慮。
正直、山形のあのラーメン屋もそれぐらいやってほしいところだよなぁと心の中でつぶやく。
ちなみに、先の日の出製麺所の感覚なら、30名の行列でも15分も待てば食べられそうだったので並び始めたのだけど、とにかく列が遅々として進まないんだよな。
(駐車場はパンパンで警備員が出動しているほどだ。)
【香川全てのうどん屋の回転が早いわけではない】
並んでいる最中にはご主人が残玉数を確認するため、行列の各人に「何玉食べる?」と聞いて回ってくるので肝が冷えたが、なんとか自分の分まではありそうだった。
なお、30分並んでようやく店前の暖簾まで到着したのはいいとして予断は許さないのが行列の怖さ。
ここから博多の天麩羅屋さんよろしく30分待つのかもしれないんじゃないかと恐々とする。
なんたってわが身は観光客で、この日の飛行機で帰らなくてはならないからだ。
ここのお店は、予定外の行軍であったこともあって、飛行機に間に合わないという本ポカは有り得ない。
そのため、行列が少しづつ進んではいたものの、途中で引き上げるかもしれないという最終的な決断も同時に迫られていたという。
(行列中に、メニュー表が窓ガラスに貼付されているのでメニューを考えておくがいい。案外メニューは多いぞ。)
【結果的にはギリセーフ?】
入店すると食券機があるので、そちらで先にコールしていた玉数の分だけ食べたいメニューのボタンを押す。
なお、お土産もここの自販機から買い求めることになる。
ちなみにd払いをはじめとする一部のQR決済も対応しているらしいのだけど、パッと見、大手の牛丼屋のように分かりやすく決済できる雰囲気が感じられなかったし、とにかく後続はあるので現金払いとした。
なお、並び始めた40分後の13:09に着席でき、13:14には退店できたという。
この時点で、飛行機に間に合うかはちょっと余裕のあるくらいで、まあ助かったんだけどね。
(実にタッチの差だったワタクシ。ここでは最低でも12:00前には並んでおかなければ、売り切れる場合もあるという:警備員:談)
(暖簾の前まで実に30分並んだ。実はここから食券機まで数分あり、さらにうどんの提供まで待つ時間がある。)
【肝心のお味は?】
こちらでは、さぬきもち豚の肉うどん(ぬるい・温玉トッピング)をオーダー。
食券購入後、腕上がりまでカウンター前でそのまま立って待つスタイルになる。
そのうちにねじれが生じるように打たれる手打ちうどんと独特の後味と風味があるダシがマリアージュされて提供。
その後、自分でネギを加えて食べ始めてみると・・・
先の日の出製麺所とはまた違う食感があり、見た目ではゴリゴリのコシがあるんじゃないかというような自分の概念をやっぱり覆してくる柔らかいうどんでビックリする。
コシは全くないわけじゃなく、軽く歯に残る感覚が心地いいし、うどんも出汁とよく絡んで実に美味しい。
こんな不思議なコシのあるうどんって、やはり自分の住む周辺では絶対に食べられないよなぁ。
(”ぬるい”讃岐もち豚の肉うどんをオーダー。ネギはセルフ。温玉はトッピングで。田舎そばならぬ田舎うどんと評していいのかわからないが、ねじれの入った乱切り風がまさに手打ちなのだ。)
【蛇足/あとがき】
オレの後ろに並んでいたのが、大阪から来たっぽい夫婦らしき2人組。
この夫婦のオヤジのほうが行列中、終始その奥様へうどんへの講釈を並べていたんだよ。
それが自慢気で鼻に着く講釈で、いかに自分が詳しいか、このお店の過去や味の変遷など延々と続けてさぁ。
聞きたくなくても聞かされるコッチの身にもなって欲しかったわぁ。
オレも反面教師よろしく、オレはそんな風にならないように気を付けなければと肝に銘じる。
いや・・・、そっかオレにはその心配はなかったんだな、だってそんな話をする友達がいないんで(苦笑)
(退店後の様子。売り切れの看板が道路側にも掲示されていた。)
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