<その4からのつづき>
【市内電車にて】
松山市駅からJR松山駅までは市内電車で移動。
伊予鉄道のダイヤモンドクロスの目前で郊外電車が通過するという奇跡に遭遇。
市内電車内越しに郊外電車が目の前を通過する様を写真に収めたが、そんなことをしているのはオレだけ(笑)
ちょっと恥ずかしかったな。
(郊外電車の大手町駅近くにある市内電車と十字に線路が交わるポイントの手前で乗車していた市内電車内で遭遇。当然、市内電車が郊外電車に道を譲る展開なのだけど・・・まさかの事態に思わずパチリとしたわけ。)
【25年越しの四国特急に乗車】
JR松山駅は、各四国特急の始発着駅でもあるためかまあまあの混雑具合。
どうやら、皆さんオレと同じ東行きの特急列車に乗るようで改札周辺を含め賑わっていた。
そういえば25年前に旧国鉄線(四国内)を完乗しに来た時には、お金もないのですべて各駅停車で移動したものだが、このたび25年越しに特急列車に乗車できることになった。
しかし、人生初の四国特急に乗車するというのに、列車は気動車から電車になってしまっていた。
もうあの頃の夢をかなえることはできないんだなぁと少し残念に思ったかな。
(まさか松山から四国特急に乗車する日が来るとはねぇ。ちょっと乗車前は、かつての思い出とともにくるものがあったなぁ。。。)
(松山駅は、地上ホームかつ地上改札という今ではかなり珍しい駅。そのため、歴史を感じさせる駅舎にも味があるし、電光の案内板ですらコチラならではの風合いがあった。)
(関東圏ではまずお目にかかれない大きな乗車案内が改札を出てすぐのところにある。2~9両編成の特急列車が普通列車並みに運行されているので、こうした案内はとても親切。まあ指定席を利用する人にはそこまで関係ないんだけどね。)
【始発松山では】
利用する列車は「しおかぜ10号(岡山行)+いしづち10号(高松行)」のJR四国8000系の2連結編成。
個人的に下車駅は列車が切り離される多度津または宇多津の手前なので、どちらの編成に乗車しても問題ない。
だけど、今回は“しおかぜ”の指定席を利用した。
理由は簡単で、この日の編成は“いしづち”が2両編成、“しおかぜ”はアンパンマン列車の5両編成であるから、いくらか混雑しても隣に客が来ることまではなかろうと想像したから。
事実、当日の松山での乗車率は、全体だとおよそ2割で自由席は4割くらいが利用されていた程度だった。
(ちなみに新居浜では指定席も7割を超え、伊予三島では自由席も100パーセントを超えたようだった。つまり、伊予三島以東から自由席に乗ろうと思えば立席のおそれがあるということ。裏を返せば、松山からなら余裕で着席できるが隣席も利用があるということになる。)
(まず、いしづちがお尻側から入線。その後、しおかぜも続いて入線して連結。連結の様子を動画撮影する人でごった返していたのだが、みんなよく知っているよね。)
(連結後の様子と、連結中のいしづち号の先頭の様子。繁忙期だといしづちが3両になるみたいだけど、この日は2両運転。)
【8000系】
この8000系、振り子列車なのかと思うほど、明らかな傾斜が意図的に付けられて走る様子は興味深いものだったが、これが「車体傾斜装置」だったことが後に知ることになったのは余談まで。
(連結後の”しおかぜ”最後尾の様子と連結前の”いしづち”の先頭車両の様子。同じ車両”8000系”でも塗装が違うと別物。参考までにアンパンマン列車の奥に見えているのが南行き「宇和海」の車両だ。)
【やはり遭遇してしまうのが“迷惑客”】
松山を出発後、出発前からオレの後ろオヤジがずっ~と新聞を広げていてガサゴソやっていてイライラし始めた矢先に、伊予北条から乗車のオバハン四人組が隣にきてからがマジでヤバかったんだよぉ。
コロナ対策のために座席シートはボックス(向かい合わせ)にしないようにとか会話は極力しないとの注意アナウンスがあるにもかかわらず、彼女らはそれを全無視状態。
座席を慣れた様子で向かい合わせにしたら、ロケットスタートよろしくで派手にキャッキャの飲食、飲食後もマスクなしのフル会話で全くオシャベリも止まらない始末。
こちらは昨晩からの分刻みのスケジュールで移動中はしっかり寝たかったのだが、残念ながら一切寝られないどころか本格的なイライラ発動で血圧も上がりアタマも痛くなってき状態で車窓を眺めていたという。
(電車特急しおかぜ越しに見える気動車特急の宇和海が切り離されたあとの様子。そして”しおかぜ”のアンパンマン塗装の様子を。)
<その6へつづく>
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