<その1からのつづき>
【6時前の羽田第二ターミナルは人生初】
まさかオレが羽田の第二ターミナルから旅立つ日がくるとは・・・ね。
そもそもT2に来ること自体が実に8年ぶりに来たんだったわ。
そういえば、ここから乗るのは人生初。
第一ターミナルに見慣れた自分としては、だいぶ様子も違うんだなぁと新鮮な気分で搭乗口へ移動していた。
【普段この便はバス移動みたい】
久々に一般の保安ゲートを通過して、端っこの端っこにある51番搭乗口を目指す。
こんな大雨のさなか、バス移動するより遠くても歩くほうがずっと良いからな。
(よもやのT2、よもやの51番ゲート。でも本来はバス移動だというから良しとしなければな。なにより飛んでくれるだけでありがたい。)
見慣れない風景やゲートを眺めながら機内へ乗り込む。
大きな荷物(スーツケース)はすでに現地へ先日のうちに発送していたので身軽。
ちなみに宮崎が大きな被害を受けている関係で、荷物も指定時間に届かないことを承知で受け付けということだったが、大きな荷物をぶら下げて現地で仕事なんかできないからさ。
→ さすがヤマト運輸。
→ ばっちり宮崎市南部のホテルに指定時間内に到着していた。
【機体はさわやか、機内はポップ】
早朝かつ大雨中だったが機内は、明るいライトグレーのシートであるからかパッと明るかった。
(可愛らしいシート柄。大手機材のものと遜色ない柔らかさだった。)
そのシートカラーに併せているのか、CAさんもその色(ライトグレー)のワンピースにピスタチオグリーンのスカーフという井出達が何とも爽やかでよくお似合いのご様子。
JALの重厚感あるシートカラー&黒い制服に見慣れている自分としては新鮮だったし、こちらではベテラン感が滲み出ているCAさんも居なかったとみえて、若々しくてフレッシュな印象を強く持った。
【座席は大手機材と同じ】
いつかのスターフライヤーもそうだったけれど、シートに関してはエコノミーであっても大手のものと遜色ない。
実は、チェックインの際、あと1席で満席だったというチケットを買ったつもりだったから場所はあきらめていた。
しかし、当日の空港で座席の変更はできないものかと自動チェックイン機に相談したら案外空席はあるようで、しかも隣に人がいないシートへ余裕で変更できた。
実質、乗客率は60%くらいだったのだけど、皆この天候で諦めたのかしら。
ゆえにフライトボードのとおりの乗客率だったということだけど・・・なんかそれはそれで逆に悔しい。
(シートはエコノミーしかない構成なのかなソラシドって。でも、このエコノミーだって180cmのオレの膝には、まだ前に余裕があるから全然問題ない。)
【こんな天候でも飛ぶの??】
待っているとそのうち定刻を過ぎてしまったのだが、条件付きフライトの案内もなく、前方のドアがヌルっと閉まり、そのままフライトへと移行する様相となった。
しかし、風も強く雨も横殴りでひどい状況だったため、滑走路の直線で加速した際は、機体が強く左右に振れたものの無事に離陸した。
雲を抜けてしまえば安定飛行で宮崎まであっという間だった気がする。
すっかり台風一過でいい天気となっていて、宮崎へ定刻に到着したのだった。
【フライト判断の違いは?】
そうなってくるとなぜJAL系は前日およびこの早朝便を飛ばなかったのだろうかとイライラしてくるよね。
JAL機は小型機が半数を占めていたとはいえ、全便欠航(翌日の朝便も欠航)する必要があったのだろうか。
過去の処遇で嫌いになったANAだったけれど、この天候判断は明らかにANA系列のほうが優秀だったんだと思うから、この数日だけはマジでJALが嫌いになりそうだったわ。
【後記/PS】
怪我の功名でソラシドエアを利用できたことはプラスに考えたい。
なにより、きびきび動くCAさんたちには好感が持てたしね。
また、宮崎県内の鉄道もほとんど動いていなかった中、空港から南宮崎間だけは動いてくれていたので、こちらJRの盲腸線(宮崎空港線)が運よく利用できたこともあり、ひとまずイレギュラーの移動も良しとしておこうか。
(宮崎空港駅ホームでの一コマ。左が台風の被害を受けてしまったせいで運休中の特急列車。右がとりあえず南宮崎まで動くという各駅停車。個人的には、南宮崎まで動いてくれなかったら足止めを食らっているところだったんだよ、助かったわ。)
<その3へ続く>
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