私が大学生の頃は、夏休みに北海道などの農家さんに実習に行きたい、という人がけっこういて、私も大学院1年の時に北海道は浦幌に行くことになりました。私の場合は共済の獣医さんと一緒に歩いて診療の見学・実習をさせてもらうということでしたが、2週間ほどの間に本当にいろいろ体験させて頂き、楽しく、また勉強になった実習でした。その時お世話になった獣医のM先生とはその後も長くおつきあいさせて頂いており、今も連絡をとっています(本学学生の実習をお願いしたりもしています)。結局私は、卒業後大動物の診療には就けませんでしたが、北海道での経験が忘れられず、今も畜産の分野への興味は失われていません。
私は都会にある大学の農学部に行きましたから、現場とか実学とかいうものから非常に遠いところにいました。今も仕事の内容は基礎研究ですから、実験室にこもっていることが多いわけですが、でも、研究のための研究ではなくて、いずれは社会のどこかに役に立つものでありたいと思います。そのためにも、畜産の現場を知ることはとても大切だと思っています。
今年の秋の獣医学会は酪農学園大学で開催されるので、久しぶりに北海道へ出かけることになりそうで、とても楽しみです。
私は都会にある大学の農学部に行きましたから、現場とか実学とかいうものから非常に遠いところにいました。今も仕事の内容は基礎研究ですから、実験室にこもっていることが多いわけですが、でも、研究のための研究ではなくて、いずれは社会のどこかに役に立つものでありたいと思います。そのためにも、畜産の現場を知ることはとても大切だと思っています。
今年の秋の獣医学会は酪農学園大学で開催されるので、久しぶりに北海道へ出かけることになりそうで、とても楽しみです。