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新しいことを見つけるって楽しい!

メモ

2014年08月30日 | その他もろもろ
最近、書こうと思って書ききれないのでとりあえずメモ。

大学でとある事件が発生し、研究室から一時的に大量の荷物を外に出すことになった。研究室の学生たち、大活躍。荷物が重くて持ち上がらず、ふらふらしているのであわてて台車を調達。そこにその荷物を載せようと思ったら、私には片手で持てる重さだった件。

忙しかったので夜遅く帰った。翌朝も元気に起きたのに、家事をしていたらなんとなく体が重い。ちょっと座りたくなって、休憩。その後気を取り直してジムに行くも、息切れがして筋トレの「15回」やるところが「12回」しかできず、「自覚もないのに体調不良」ということに軽くショックを受けた件。

顕微鏡写真のデータがたまりすぎて、これ以上保存できません、となったので、HDDを持っていき、コピー。元ファイルは全部削除した。そのHDDを普段使っているPCにつないでおいたら、いつのまにかフォルダがなくなっていた(!)。顔面蒼白になり、ヘルプデスクに駆け込む。顕微鏡写真が保存されていた元のパソコンから復旧してもらい、別のHDDに入れてもらって「はいどうぞ」といただいたのはいいが、自分のじゃないファイルも含め8000個のファイルがあり、これを取捨選択して整理しなおすということに卒倒しそうになり、まったく手を付けていない件。

8月は夏休みもあり、余裕の一か月だったはずなのに、一回もヨガに行けなかった。しかもそのうち一回はヨガに行く日にそのことを完全に忘れており、夜寝るときに「はっ!」と気が付き、あまりにもきれいに忘却していたことに対し非常にショックを受けた件(上記体調不良に通ずるものあり)。




ちなみに、学生が重いものを持てないことに驚いた件だが、わたしは自慢じゃないが腕力・背筋力がある。子ども時代病弱だったので、周囲に負けまいとして鍛錬した結果である(と思う)。大人になってから、自分が意外にも体力があり腕力があり持続力もあると知り、小さい時の不利は私にはかえってよかったのだと思った次第。そうでなければ、わざわざ鍛えようとしなかった。しかし、部活もドクターストップでできなかったため、大人になるまで自分の体力にまったく自信がなかった。ひたすら、人に頼まず重いものを運び、人に頼まず遠くまで歩き・走った結果だと思う(笑)←こういうの、子どもだったわたしは「忍者の修行」と思っていたのだ(笑)。

*でも今は重いものを誰かかわりに運んでくれないかな~と日夜思っているのに、だれも運んでくれないのである。まあ、わたし、力あるからネ。

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末期的、、、

2014年08月29日 | 仕事・研究
学会とリバイスと集中講義と全学プロジェクトの学生対応で、今日はかなりやばい状態です。
机の上は資料が散乱し、やりかけの仕事の上に違う仕事がのっかって崩壊寸前。
明日ももちろん仕事に来ることにしてるけど、本当にひどいわ、この机の上は。

やらなきゃならない用事が多すぎて、どこから手を付けていいやら?
そしてどこにも手を付けず、ただ整理だけして今日は帰ろうとしています。
明日やる、明日!

自分がもう一人いたらいいのにな。
人に頼めない仕事が多すぎる。

でもここを乗り切れば北海道でおいしいものが食べられるし!→獣医学会
がんばる!
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情熱ってどこから出てくるものなのかな

2014年08月26日 | 大学でのひとこま
うーんと前にも書いたんですが、わたしの所属には「将来動物に関わる仕事がしたい」といって進学してくる学生がけっこういます。高校生だと、動物に直接接する仕事しか思い浮かばないことが多いので、動物園の飼育係だとかペットショップだとか動物病院だとかを想像しています。そういう学生が3年生になり、いよいよ就職活動を開始する、っていうときに、「これまでの動物体験」を聞くと、驚くべきことに、動物園に勤めたい、と言ってる子が、「子どもの時以来動物園には行ったことがないです」だとか、「地元の動物園しか行ったことないです」だとかいうんです。しかも、自宅で動物を飼ったこともなかったり。

最初のころは、わたしもびっくりしていたのですが、そういう人があまりにも多いので、最近では当たり前になってしまいました。

夢とか目標とかが、現実からかけ離れてる。
具体的に行動しなきゃいけないことに気が付かない。
情熱が足りないですね。

しかし、情熱ってどこから出てくるんでしょう。
本来、押さえつけても出てくるものじゃないかって思うんですが、東北の学生さんたちは奥ゆかしくて遠慮がちだから、余計にむずかしいのかな、、、。


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スケジュール調整

2014年08月23日 | 仕事・研究
お盆休みが終わったら、連日目が回るような忙しさで、今週はやっと土曜日がきた!やれやれ。という感じで週末を迎えました。リバイスのための実験をやっているので忙しいのですが、その合間に集中講義・来客・企業訪問・学生相談があり、実験の時間を確保するのに非常に苦労しました。丸一日空いてないとできない実験もあり、予定を組むと1週間先、2週間先でないとできない、という場合があって愕然とします。今週は免疫染色を朝からやって封入したところで企業訪問に行き、もどってから観察→写真撮影、をした日が一番厳しかったのですが、同じ条件で写真を撮らなきゃならないので、その日のうちにどうしても全部やり終えなきゃならないし、条件を少しずつ変えて撮影するのでものすごく時間がかかったんです。それでも何とか終わって自分の部屋に帰ってきたところで、学生が学生生活の相談に来て、またしばらく話し込み、非常に長い一日でした。こういう日々が、まだしばらく続きます。9月の学会の準備もあり、スケジュール的に空いていてもその時間にスライド作りたいな、と思っているところへ、よそからまたスケジュール調整のメールがまいこみます。学内ならそこそこなんとかできるんですが、問題は学外に出かける用事ですね。すぐ2-3時間とられてしまうので、しかも移動時間もかかるので、うまくスケジューリングしたい事項です。しかし、せっかくいろいろ調整つけたのに、あとでリスケとなる場合もあり、最近は手帳をにらむ日々です。

8月中にやってしまうべきこと、というのを日々のスケジュール以外にまとめて書き出し、空いてる時間にやろうと思ってたんですが、今日はすでに23日なのにまだ一つの用事も消せていないので、やはりスケジュールに落とし込まないとだめだなーと思っています。「○○について考える」という用事?もあり、考えるくらいならどの時間帯でもできると思いがちですが、そう簡単でもないんです。

こういう状態に陥ると、「ああやっぱり盆休みに休まなきゃよかった」とつい考えてしまうのですが、それはいけませんよね。とりあえず盆休みのおかげで家事はたまっていないので、今は仕事に邁進できるのを良しとせねばなりません。しかし後期が始まる前に、この大山は乗り越えないと、10月になったら最後、実験の時間をとることも無理という状態になりますから、それだけは避けなければ。まあそういうわけで、今週からは土日も意識高く過ごさねばやりこなせない、と思います。今日なんかは手帳を見るとジムに行って美容院に行く、ってことになってるのですが、こういう時間は死守。問題はその前後で、とにかく時間を大事に、一つずつ仕事を前に進められるように、頑張っていきたいと思います。

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休みの終わりに

2014年08月18日 | 仕事・研究
大学で決められた夏休み、は8月12日から本日18日まででした。12も13も今日も大学に行ったので、実質は4日ほど休んだだけですが、十分休んだ実感のあるお盆でした。というのは、わたしはこれまで夏には仕事で海外に行くことが多く、ほとんど自宅で休んだことがなかったからです。しかし今年は年頭から「きちんと休む」ということを心がけてきました。私事ながら、下の子どもが受験生になり、次の春には家から出ていく予定で、今年はわたしのWMとしての最後の集大成の年と考えています。こどもに向き合うということに一区切りがつくわけで、最後のこの1年は後悔のないように、やりきる、ということを目指していて、家で過ごす時間も大事にしているのです。わたしは毎日お弁当を作って持たせますし、朝食も夕食も栄養を考えて作り、出張の際も食事だけは十分に用意して出かけています。もうそういう生活も今年限りと思いますから、「もっとやっておけば、、、」という後悔にならないよう、しっかりと毎日を大事に過ごしたいと思っているのです。

もう一つ、来年春には引っ越しをしなければならない事情があり(今いるところは年限があってもう出ないといけない)、そういう意味でも家庭生活に区切りをつける1年ととらえています。この夏休みは、そういうわけで、こども達の小学校から高校までの一切合財をすべて整理しました。長男はもう家を出ていますので、とっておくものはすべて段ボール箱に詰め、それ以外は廃棄。次男の持ち物は次の春が来て行先が決まったら、同様に仕分けをするつもりでいます。長い間遊んだおもちゃも一掃。アメリカ時代から本当によく遊びました。が、もう必要ありません。

実家を出てからすでに9回引っ越ししていますので、荷物はもともとそう多くないと思いますが、この夏の片づけで一気にダウンサイズしました。来春の引っ越し時にはそれほど大変じゃないはず、、、と思っています。これからは一人暮らしですから、シンプルにやっていきたいと思います。そういうわけで、新しくモノを買う、というのも一切やめています。自分のモノだけになったら、どんなに快適だろう、と来年が楽しみです。

しかし、最初の話にもどりますが、自分の過去の手帳を見ていると、よくもこれだけこなせたものだなと感心してしまうほどの過密スケジュールです。忙しいのが苦にならない&やってやれないことはないと思ってしまうたちなので、やりたいことはほとんど全部やってきました。だから、今年のように「あえて休む」というのはかえって自分にはしんどいんだ、というのは認めないといけませんね。

今日は、本当は大学に行くつもりにしていませんでしたが、明日からトップギアで仕事したいので、今日のうちに準備、、、と思って朝から出かけました。行くと、あれもこれもやりたくなり、「今日は準備だけ、準備だけ」と言い聞かせて早い時間に帰宅。でも本音をいうと、帰るのが非常につらいわけ。ですが、この、途中でも帰らないといけない、というのがWMとしてわたしの仕事の効率をあげてきた原動力でもあったわけですね。来春まで7か月ほど、最後までしっかりと日々大事に過ごしていきたいと改めて思いました。







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舟を編む、神去なあなあ日常(三浦しをん)

2014年08月16日 | レビュー
お盆休みということで、この間から持ち歩いていた「神去なあなあ日常」をやっと読了。
実は先に映画を見たのですが、原作も読んでみて、これはどちらもいいなあと思いましたね。
両方お勧めです。
わたしは普段農業に関わる仕事をしているけれど、林業もすばらしいなと思いました。
主人公の勇気君は、都会の暮らしからは見えないものに気が付きました。わたしも同じように、宮城に来てから気が付いたことがたくさんあって、共感しました。(宮城と言ってももちろん仙台を神去村と比べているのではありません)


神去なあなあ日常 (徳間文庫)
三浦しをん
徳間書店


この本を読む前に、本屋大賞を取ったことで有名な「舟を編む」も読んだんです。
こちらも面白かったですが、わたしとしてはなあなあの方がもっとおもしろかったかな。

舟を編む
三浦しをん
光文社


しかし三浦しをんさんと言えばやはりこれでしょう。
箱根駅伝にいどむ大学生のお話。この本を読むと、箱根駅伝を見る目が変わりますよ。


風が強く吹いている (新潮文庫)
三浦しをん
新潮社


というわけで三浦しをんさん3連発でした。
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仮設住宅支援活動(8月:園芸)

2014年08月15日 | 震災・災害関連
8月11日

今年の春、カタログから選んで種を蒔いていただいた花の苗が育ち、寄せ植えを作りました。
同じ苗を使っても、それぞれ個性的な鉢が出来上がるので楽しいですね。
私も実験の合間を縫ってフル参加しました。





その後、野菜の収穫もして、わたしもシソ、バジル、トマトなどをいただいて帰りました。



次回は9月5日、1時からクッキーを作ります
毎年恒例の、大学祭で販売する物品の試作品づくり。
今年もたくさん売れるといいですね。



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質疑応答

2014年08月07日 | 仕事・研究
質疑応答って大事ですねー。
質問を聞くと、その人がどんな人か、理解状況はどうか、ってのがよくわかります。
学生さんとディスカッションしてると、「そこ?」という質問がけっこうあって、「ああ、わかったような顔して聞いてたけど、やっぱりまったくわかってなかったんだな」とかいうようなことがわかります。

逆に言うと、質問すればそこが評価されるから、なにか聞くときはまず自分でよく考えなきゃいけませんね。
調べればすぐわかるようなことを聞いたり、すでに話したことを聞いたりしないように。
とはいえ、だまってるよりは声を出す方がいいです。矛盾なようですが、よい質問ができるようになるには、やはり失敗を乗り越えていかないといけないわけなので。

今日は大学で先生方の研修会でしたが、そこでも質疑の「よしあし」ってのがちょっと頭をよぎりました。
今日の講師の先生は非常に明快に応答してくださってましたが、聞く方がちょっとぼやぼやしてましたね。
でも、今日は本当に勉強になりました。
今度、研究室学生たちとどんな質疑応答がいいかなって話をしてみようと思います。
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実験がうまくいく

2014年08月04日 | 仕事・研究
この間から地味にコツコツ隙間時間にやってた実験の一部が、今日やっと結果が出ました。
期待通りの結果で、論文のリバイスに盛り込めそうです。大きな結論が見えたというのと同時に、細かいデータがびしっと揃って、ガッツポーズ、、、まあ自画自賛ですね。でも、この快感は自分で実験したからこそ。若い時はだれでも自分で実験するんですが、この年齢になってまだラボワークする(できる)というのは、感謝なことかもしれませんねえ。それにしてもきれいにそろったな~惚れ惚れ。学生さんのデータもこれくらいそろってほしいんですが、、、まあ年季がちがうからしょうがないな。でも、結果を解析したときのこの「よっしゃ!」という達成感は、学生にももっともっと体験してもらいたいですね。ほんと、やみつきになる。苦労の果ての成果は、スマホゲームで勝利!というのとは段違いの快感(と思うのは私がゲームしない人だからかもですが)だと思いますよ。

とはいえ、私も寄る年波には勝てず、これから目が見えなくなってきて実験できなくなるんじゃないかとちょっと心配しています。とりあえず自分でやらなきゃならない環境にあり、体力も気力も手先の技術も視力も維持されており、こうして実験結果を出せることに感謝。まあ同じ獣医の臨床の先生方みても、けっこうお年になられても変わらず手術なさってますから、まだまだいけるかもね♪と期待。

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新しいものを開ける前に

2014年08月02日 | 仕事・研究
今日、実験していて冷蔵庫を開けたら、開封済みの試薬Aが2本ありました。試薬Aは先日学生が「もうすぐなくなりそうです」というので注文したものです。新しいのが来たら、新しいのから使っちゃったんですね。これって毎年同じことがあり、わたしは口を酸っぱくして「前のを使い切ってから新しいのを開けるんだよ」と言い聞かせているのですが、絶対にできません。なぜだろう、、、。

スーパーで牛乳を買うとき、賞味期限を見て、新しいのを買う。
今日使うとしても、やはり新しいのが安心だから。

というような心理でしょうか???
たしかに、実験していて試薬が古いと失敗することがあります。
新しいのは安心です。

でも、おかげで中途半端に残った試薬のびんだのチューブだのが残っているので、スペースが食われるし、次の人が冷蔵庫をあけたら、やっぱり新しいのから使ってしまいますから、古いのはなくなりません。

私が毎日実験していたらそんなのは見過ごさないんですが、好きなだけ実験できる黄金時代はとっくに過去になり、ずっしり詰まったスケジュールをこじ開けながら実験しているために、ときどきこういう状態が放置されていてがっくりきます。

また、冷凍庫を開けてサンプルを探していたら、日付しか書いていない箱、ちっちゃくアルファベットでなにか3文字ほど書いているだけの箱、などを発見し、まためまいが。
サンプルを取った日にはわかっているんですよ、それが何か。
だけど、当事者が卒業してしまったら、もはやだれにもわからんのですよ。

日付、マウスの系統と月齢、サンプリング日、なんの実験なのか、採取した臓器の名称、このサンプルはだれのものか、というのは最低箱の上に書いておいてほしいんです。
それも、何度言ってもできない。

うちの研究室の学生はみなきちんとしたよい学生ばかりなのですが、それでもこういうことをやらかしてしまう。
まあこれも想像力の欠如の表れでしょう。
自分がいなくなったときのこと、は考えられない。
論文を出そうと思ったらあとで追加実験をしなきゃいけないことがあって、昔のサンプルが必要になることがあるんですよね。
サンプルと実験ノートは、後でだれが見てもわかるように、しておいてほしい。切実な願いです。
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