寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

無事ワシントンに着きました。

2010年08月31日 | その他もろもろ
一日遅れで無事ワシントンDCにつきました。着くまでは順調だったけど、イミグレーションが全然進まなくてびっくり。こんなに時間がかかったのは初めてじゃないでしょうか、2時間くらいかかったと思います。飛行機が着いたのが11時半くらいで、入国審査終わって外にでたらもう2時前でしたから。

さてそれから、レンタカーをピックアップに行きました。昨日で予約していたのを、飛行機が飛ばなかったのでオンラインで急きょ予約変更したものの、はたしてどうなっているやらと思ってハーツに行ったら、自分の名前がディスプレイにあったのでよかったよかったと思ってそのまま発進。でも出口のゲートで「タグは?」ときかれ、見たらなくて、「ないけど?」といったら「もしかして予約より遅れたり早く来たりしたんじゃない?だったらオフィスに先に行かなきゃだめだなあ」といわれて後戻り。

オフィスに行かずともすぐ出かけられるメリットがあるのでハーツゴールド会員になってるのに、、、と文句言いつつオフィスへ。「もちょっと大きい車にするわね」というので「いや、わたしは今の車で十分」と答えるとわたしがとめてる車をちらとみて、「ああ、あれはもうアバイラブルじゃないんだよね、別の車手配するから」って、ええ?

でも小さい車が好きなのよ、と抵抗して似たような大きさの車にしてもらいました。こっちの人は好意で大きな車にしてくれるんだけど、わたしは慣れてないので駐車場で困るんですよ、、。

そうこうしているうちに、なんだかんだで別の車がでてきて、それでようやく出発できました。そのままボスの家へ。誰もいないので裏口から入って、いつものように3階に荷物いれて、片付けて、ちょっと買い物にと思ったんですが、寝てしまいました!

飛行機でさんざん寝たのに、まだ寝れるのか、、、と不思議ですが、時差があるのでいくらでも寝られるんですよねー。おきたら夕方6時半、そろそろボスの家族も帰ってきてるかな、ちょっと下に挨拶に行ってこよう、、、。
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飛行機が飛ばずホテルに

2010年08月30日 | その他もろもろ
結局昨日は飛行機が飛ばず、出発が一日遅れました。成田でさんざん時間をつぶして、ホテルに着いたのは夜10時前。乗客の出国を取り消したり、外国人の人の入国手続きをしたり、免税品は持ち込めないのでそれを預かったり、飛行機会社の人はもうてんてこ舞いでした。

お子さん連れの方もたくさんいて、『大変だなあ』と思いました。わたしも子連れで飛行機のキャンセルの経験ありますが、自分一人ならなんとでもなりますけど、子どもがいると本当にしんどいと思います。

ただ今回はrescheduleされた便が翌日正午発ということで、時間的にはゆとりがありましたから、ホテルでしっかり寝る時間があって、それはよかったです。わたしが一番困ったのは、アメリカのボスに連絡が取りきれてないこと。メールもしたし、電話もしたけど、メールは返事がないから見てないみたいだし、電話も留守電で、聞いてくれたかどうか、、、。

到着が翌日になるということは、平日昼間にボスの家に行くことになるわけで、みんな仕事で誰もいないだろうし、さてどうしよう、と思っています。まあとにかく着いてから電話するしかありませんが。

さてこれから出かける用意にとりかかります。
9時半にホテルからシャトルバスに乗って、また成田に向かいます。



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成田より

2010年08月29日 | その他もろもろ
アメリカに行く途上で、今、成田です。

毎年、ANAでワシントンまで飛んでいましたが、今年はユナイテッドで行くことになり(アメリカ側の研究費の都合で)、なんと待ち時間が6時間くらいあるのです。そんなに待つなら陸路で行けばいいのにと言われそうですが、仙台からのフライト込みでメリーランド大学の事務局がやってくれたので、仙台から成田だけ陸路で、みたいなアレンジはとても頼めなかったのです。というわけで、私は朝5時34分の始発の仙山線で家を出てきました。そして今成田で時間をつぶしているわけです。

これまでANAで乗り継いでいたときは、全然時間がないので買い物なんかもしたことがないし、この機会に成田を探検だ、と思ったんですが、まああんまり時間を使えるところはないんですね。映画館とかスパでもあればいいのに~。

朝はクレジットカードのラウンジでパソコン仕事し、それからお昼ご飯を食べて、まだ時間があるので本屋でさんざん本をチェックし、もう疲れたので座ってPCを開きました。まだ時間は早いけど、もう出国して中でリラクゼーションでも行って、あとはゲートで座ってPC仕事しようかなあと思っています。論文もたくさん持ってるし、もうぶらぶらしないで有意義な時間の使い方をした方がいいですね。

今回は新しいレッツノートを持ってきました。
WiMaxでネットも快適だし、バッテリーも長く持つのでパソコン仕事はし放題。
しかしこのWiMaxっての、便利ですけど仙台じゃ全然使えないんですよね~。まあ普段は移動中にネットを使いたいってこともほとんどないんですが、、、。
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国際免疫学会そのほか

2010年08月28日 | 仕事・研究
オフィシャルパーティでの花火



それを見るためにデッキは大混雑



最後はオリエンタルホテルの壁にImmunology Foreverの文字が(ぼけちゃった)



今日はとにかく明日の出発のため大忙し。
寝不足でかなりきついです。次はたぶんアメリカについてから更新します。



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国際免疫学会五日目(最終日)

2010年08月27日 | 仕事・研究
学会は本日が最終日でした。
今日は朝も午後もHelminth infectionのセッションへ。5日目にしてようやく自分の専門領域のセッションで、午後のワークショップではわたしも質問に立ちました。しかしその後の最終の時間帯のセッションはあきらめて帰宅の途につきました。

三宮で最後ににしむらコーヒーへ行ってコーヒーを飲んで、そごうで洋菓子と御座候を買って、それから伊丹行のバスに乗り、最終便で仙台に戻りました。日曜日からアメリカなので、さっそく荷物を片付けて洗濯しているところです。明日はまた荷造り。仙台がまだあんまり涼しくなってなくてあれれ?という感じですが、それでも神戸・大阪よりはうーんとましですね。



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国際免疫学会四日目

2010年08月27日 | 仕事・研究
今朝は時間がないので簡単に。今日の夜には仙台に戻るので、また帰ってから詳しく。

昨日の朝はT/B Memoryのシンポジウムへ。
How do CD4+ T cell help for CD8+ T cell function?という話が勉強になりました。あとはhumanとmouseの違いも、、、。わたしはマウスばっかりやってますが、違うんですよね、やっぱり全然。

お昼はランチョンセミナーのチケットがわたしの5人前で売り切れ。
翌日もう帰るので、昨日午後はちょっと元町に買い物にと思ってましたから、お昼から中華街に出かけました。昨日は上海飯店で飲茶セット(ランチセットはみんな安くてボリューム満点)。それから中国茶や食材などを買い、元町の商店街でコーヒーを買って帰りました。3時半ころからポスターセッションへ。それからいったんホテルに帰って重い荷物をみんなおいて、身軽になってまたポスターセッションへ。大学の後輩が近畿大学で免疫学をやっていて、昨日ポスターを出していたので、彼女としゃべりにいきました。彼女はウイルスをやっているので専門は違うのですが、おもしろい研究でした。どんどん論文を書いているし、今後も楽しみです。

ポスターセッション後はもう一つレクチャーを聞いてからオフィシャルパーティへ。実は知り合いがみんな「チケット売り切れで買えなかった!」というので、うわあこれはおひとり様かなと思って恐る恐る行きましたが、やっぱりその通りでした。でも、ごった返す船着き場で出発前にアメリカの共同研究者のTom Wynnに会えたのでまずは挨拶。それから船の上ではオーストラリアのDr.Parishとその奥さんと知り合いになり、とても楽しくお話しできました。最後は花火、これもまたとても盛り上がりました。すごく楽しいパーティで参加してよかったです!
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国際免疫学会写真あれこれ

2010年08月27日 | 仕事・研究


ポスター会場



ポスター前で発表中



中華街で打ち上げ







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国際免疫学会三日目

2010年08月26日 | 仕事・研究
昨日の朝は、まず会場前のスタバのスタンドでラテを買ってから、Mucosal Immunityのシンポジウムへ。ビタミンAとretinoic acid(RA)の話は門外漢の私にも興味深く、RAがRARαを介してナイーブTcellを活性化する、、、というしくみについては今後もう少し勉強したいと思いました。

昼は昨日までと路線変更でカンパニー(ベリタス)のランチョンセミナーへ。新技術の紹介という趣向です。何気なく出席しましたが、聞いたら自分でもやってみたくなり、夕方ベリタスのブースへ行くことに。

その前に午後はまずMucosal immunity→Macophagesという流れでワークショップへ。ここでもまたRAの話がありました。また、Mregというのでしょうね、CD11b+F4/80+Foxp3+のregulatory macrophageの話は非常におもしろかったです。

それからようやくポスター会場へ。昨日は、ワークショップも聞きたい分野がいくつも重なってしまい、ポスターでフォローしようと思ったので、見たいものがいっぱい。でもまずはベリタスに行って話を聞きました。とても参考になり、やってみようと思いましたが、サンプリングにちょっと問題が。以前からやってみたいと思いながらサンプリングのスキルがなくてできないと思っていたので、プロトコルをまずゲットし、できればやってる人に話を聞かなければと思いました。

その後アトピー性皮膚炎モデルのポスターへ。ここではとても興味深い発表があり、演者の方にもいろいろお話を伺い、また、publicationが出たら知らせてもらうことにして、次はcolitisのポスターへ。ここで最後の最後に先ほどのサンプリングの知恵を授けてもらうことができました。アトピーの方もcolitisの方もいずれも若い女性の研究者で、現在はアメリカで研究をされている日本人の先生方です。頼もしいですね。こういう場で知り合いになれたことはまた別の機会にも生かされると思うので、今後も楽しみです。

本当はマクロファージのポスターに行く予定でしたし、ある先生にごあいさつにとも思っていましたが(ポスター前でもないと確実に会えない!)、ここで時間切れ。ポスターセッション1時間は短すぎ!!!

それにしても、今回の会場は、便利とはいえ国際会議場とポートピアホテルの移動で、そこそこ時間がかかるのに、セッションごとの休憩時間は10分。ちょっと超過したらもう次が始まっていて、参りました。せめて20分、間があればなあ。

あと、今回つくづく思いましたが、学会に限らず、セミナーや講演はぜひ前の席で聞くべきですね。集中度が違います。一度会場がいっぱいで後ろの方の席に座ったら、全然入り込み方が違って、やっぱり前だと思いました。学生の皆さんも、講義やセミナーはぜひ前列で。一度座ってみたらその違いにびっくりすると思います。演者と自分の間にほとんどなにも邪魔するものがないと、非常に理解しやすいです。後ろだと雑音や出入りする人につい集中が切れてしまうんですね。

書き忘れてたことがあったので追加。
昨日はポスターの後、まだセミナーに参加したんでした。インフルエンザと口蹄疫のセッションです。インフルエンザの方は非常に有益な情報をいただけましたが、口蹄疫はちょっと。ほんとは疫学的な話を期待していったんですが、直球のウイルス学でした。口蹄疫に関しては、9月の獣医学会でも特別のセッションが予定されているので、そちらに期待することにします。
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国際免疫学会二日目

2010年08月25日 | 仕事・研究
昨日は、朝Microbal triggers for inflammatory diseaseのシンポジウムに出ました。阪大の竹田先生の講演が私には一番参考になり勉強になりました。この先生は若手で一番のご活躍ですね。内容は、大腸から分離したCD11b+CD11cGR-1highのregulatory myeloid cellについてのお話でした。

ランチョンセミナーはCytokines that share the common cytokine receptor gamma chainというのに出ましたが、これはちょっと思ってたのと違って、あんまりおもしろくありませでした。

それから午後はBasophilのセッションに出て、次の時間帯はちょっと休憩し、4時半くらいからポスターセッションへ。いよいよSさんの発表です。今回の発表は「寄生虫感染に対する宿主の免疫応答は加齢によってどのように変化するか?」というものです。虫は小腸に感染するので、小腸における免疫応答をみています。

学会でポスターを張ってなにが大変かというと、聞きに来てくれる人がないとほんとに暇でつまらないんですが、昨日は大変な盛況で、多くの方が私たちのポスターを見に来てくれました。まずはブラジルの方、この人は羊の寄生虫をやってるとのこと、でも最初sheepの発音が全然わからなくて、その人がこれだよといって「メエメエ」と鳴きまねしてくれて初めてわかって大笑い。うちのポスターの説明をした後彼女のポスターを見に行って説明もききました。それからあとは日本人がほとんどで、途中タイ人の方とあとは質問はなかったけど数名の海外の方が足を止めてみてくれました。日本人であればSさんがほとんど自分で対応できます。わたしはあまり口を挟まず横から見ていました。ただ、寄生虫を専門にしている方にはかなり突っ込んだ質問もされ、それには私が対応。やはり小腸で「どの細胞が」かかわっているのかというのが質問の中心。これはわたしが2002年にアメリカの免疫学会でこの関連のポスターをはじめて出したときから同じですね。ですから、LCMと免疫染色を組み合わせて特定の細胞を採取した実験のデータについて説明しました。

ポスター発表が無事終了したので、その後中華街に行ってご苦労さん会をやって、ホテルにもどりました。民生という昔からある店で、わたしもこれまでに何度か行ってますが、メニューはどれもシンプルにおいしいです。レタス包みはおすすめです。揚げ餃子もおいしかったですね。


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国際免疫学会一日目

2010年08月24日 | 仕事・研究
昨日も睡魔に勝てず、また朝書いてます。

昨日は午前中はTH17/Tregのセッションに出ました。会場は満杯、立ち見も、床に直すわりの人も出るほどで、さすがに今一番ホットな領域だなと思いました。一番おもしろかったのは、本筋とちょっと違うかも知れませんが、マウスのブリーダーによって腸内細菌叢がことなり(これは常識ですが)、そのせいでTh17の数も違うって話でした。

ランチョンセミナーはDr. Williamsの消化管免疫。
M細胞の話で、大変おもしろかったです。RANKLという分子がないとM細胞が分化してこないという話で、実験の組み立て方も参考になりました。

午後はまずTh17に出て、それからアレルギーのセッション→ポスターへ。やっとRMITのDr. Lopataに会えました。また、ほかにも知人・後輩などにばったり会って再開を喜び合うという場面もあり、楽しかったです。

Th17の午後のセッションで一つ発見があったのは、うちの学部でもよく扱うキノコの成分で免疫系を賦活させるという物質、これまで良い面ばかり聞かされてきましたが、それが補体系を活性化してTh17を誘導するという報告です。つまり、炎症性の疾患を誘導しやすいといえるわけで、やはり「補体活性をあげる」というような指標で食品の機能性を論じるのは危険だと感じました。免疫系というのはすべてバランスが重要で、活性が高ければいいというものではない、と普段から言ってるんですが、ツールとして「顆粒球の増加」とか「補体活性をあげる」とか「IFNgの産生をあげる」とかいうのを指標にする方もままあるのです。もちろんそういう指標で免疫系への影響を調べるというのはわかります、でもその一点だけ、ピンポイントで見るのではちょっと危険だということです。

さて今日はSさんのポスター発表があります。
楽しみです。





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