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新しいことを見つけるって楽しい!

年度末ですから

2011年02月28日 | 仕事・研究
この間から年度末の片付けに大わらわです。一番大事なのは伝票の処理だけど、そのほかにも研究費申請の締め切りや教員評価の書類の締め切りなどなどがみんな、今日2月28日でした。たぶん全部終わったと、、、思う。そして今日はずうっと箱に入ったまんまだった新しいプリンターを出したり、空き箱を処分したり、研究室もけっこう片付いたのではないかと、、思います。

6年使ったPCを処分することにし、ヘルプデスクへ持っていこうと思っていて時間切れで、そのほかにも小さい用事がまだまだありますが、それらを明日ちゃかちゃかと片付けて、今週はなんとかぜひ一日年休を取ろう、と心に決めています。もう長いこと休んでないのですよ。3月は月末に学会があるし、なによりまだ入試も残ってるしで、今週を逃せばそのまま新学期に突入してしまいそう。そして新学期に入れば、もうGWまで馬車馬のように働くことになるのは例年のことなんですよねー。

いやあそれにしても、今日で2月が終わりとは。
もう3月ですよ?ついこの間正月を迎えたような気がしますが、明日はカレンダーを見てちょっと気持ちを引き締めたいですね。もっと一日一日をしっかり丁寧に過ごそうというのが今年の目標だったはず!
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「女のしあわせ」がなくなる日

2011年02月27日 | レビュー
「女のしあわせ」がなくなる日―“本当にハッピーな人生”を手に入れるためにすべきこと (主婦の友新書)
ももせいづみ
主婦の友社


今、研究室の3年生は就職活動の真っ最中です。先日、彼女たちのためにキャリアセミナーに来てくださったももせいづみさんの新刊がでました。セミナーのときにも書きましたが、「社会のハードルが下がると、自己像のハードルが上がる」っていうのが本質をついていて名言だなあと思います。

今の女性はほんと大変なんですよ。
家事は完璧、いつもきれいでファッショナブル。仕事はもちろんフルタイムで男と同じくらい稼ぐ。知的レベルも高く、クリエイティブな仕事をこなす。そして子供の教育も母親の責任、といった目標にしばられる。

自分探しとか自分磨きとか、女性はまじめだから追い求め続けちゃう人も多いんですが、現実をもっと正しく見ないとね。ほんとのしあわせってなんなんだろうってちょっと考えてみてほしいです。今就職活動に励んでいる女子3年生を持つ大学の先生方にはぜひこの本を読んで、今の現実を知ってほしいですね。けっして、下流志向になれと言ってるんじゃないんです。過大にも過小にもならず、現実を知ろう、ということです。「がんばれば夢はかなう」はうそだけど、「がんばったって無駄だよ」もうそ。「若い時はどんどん失敗しろ」は本当だけど、「将来を考えずにトライできるのは若さの特権」はちょっと言い過ぎ。「人生いつからでもやり直せる」も本当だけど、「35歳過ぎても自分探し」はかなり危ない。

大学を卒業したらもう大人なのです。
だからやっぱり大学生の時に、もっとよくよく考えてみようよ!
3年生たちも、東京行きのバスの中や、待ち時間を有効に使って、ぜひ読んでみてくださいね。統計資料満載で、ファクトベースの現実、に向き合えます。でもいづみさんの本だけあってとってもフレンドリーな語り口調。読みやすいです。

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ちょっと失敗の本

2011年02月26日 | レビュー
ライフハッカー[日本版] 辛そうで辛くない人生と仕事が少し楽になる本
ライフハッカー[日本版]編集部
朝日新聞出版


この間アエルにある病院に行って、帰りに「NHKラジオ英会話3月号」のテキストを買ったんですが(アエルの丸善はどこで売り切れていても置いてくれていて非常に助かる)、ついでにぱぱっと見た目で買っちゃったのがこの本。
ここにあったのを見ていたのでつい買っちゃったんですが、これは失敗だったなあ。

唯一、この本の中で「これは使えるな」と思ったのは、
「ランチの約束をしておくと、午前中の仕事がはかどりますよ」「朝来て1時間はメールをみないことにしましょう」だった。

私は決まった時間までに帰宅しなくてはならないWM(ワーキングマザー)なので、午後だらだら仕事するってことはありえないんですが、午前中は、どっちかっつーと家から出てきて「ちょっと一息」的時間だったりするので(だって朝4時半くらいから家事やってて、大学に来たらほっとするわけ)、これをちょっとカイゼンしたいなとは思ってたんですよ。この本によれば「あなたの開店時間を10時にすればいいんですよ」ってことでした。つまり10時までは公に姿を現さない。その一時間は一番重い仕事に集中する。すると朝のうちにすでに「今日はもうこれだけはやった」という達成感が得られるというわけ。

これはなかなかよさそうです。
ランチの約束、はこの職場は「陸の孤島」なのでなかなか現実にはなりませんが、お昼休みに何かやることをいれておけばいいんですし、ちょっとこの2点はやってみようかと思いました。

が、とにかくあとの部分はまったく役に立たない本です!

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子どもたちの理科支援

2011年02月24日 | 仕事・研究
理科離れが話題になって久しいのですが、そのテコ入れのため、小中高生対象のさまざまな理科支援のプログラムが実はあります。私も仙台市が行っている小学校の理科支援プログラムにボランティアで参加しています。私ができることはやはり「動物の体の仕組み」というテーマになるのですが、小学校でのカリキュラムの中でちょうどそれを習っている時に、都合がお互いつけば支援に行くというかたちになるため、昨年は機会がありませんでした(仙台市からの説明では、年度初めにはまだ案内が出せず、案内を出した時には動物のからだという単元がもう終わってしまっていたということらしいです。)。

そういうわけで昨年はなんにもしてなかったのですが、ボランティア精神を評価していただき(?)、感謝状をいただいてしまいました。いやあ申し訳ありません、もっと働かなくちゃいただく資格がないんですが。

今、JSTの公募しているサイエンスパートナーシッププロジェクトにも応募しようと準備しているのですが、初めての試みで中学校を対象に考えた企画で申請書を書いています。わたしは大学の授業で消化吸収の講義をしますが、中学校の教科書にも消化吸収の単元があります。その中に「牛は人と違って堅い食物繊維も消化できるよ」ってなことが書いてあるんですが、その理由として牛の胃の中には草を分解する「小さな生き物」がいる、って書いてあるんですね。微生物のことなんですが、それを実際に見せたり、牛の骨格標本を使って「歯」の違いを観察したり、するのはどうかなって考えています。まだ仕上がってないんですが、月曜日締め切りだからもう完成させなきゃ、、、。

興味が持てたらあとは自分でいくらでも勉強できますからね。
私も自然への興味、新しいことを知る楽しさ、そういう気持ちが後押しになってこういう仕事をするようになりましたが、こういう仕事でなくても、生物学の知識は生活にそのまま生かせることが多いんです。消化吸収を学んだら、食生活にも生かせますし、牛との違いを学んだら、生物の多様性というものを考えるきっかけになり、生き物が生きている環境全体にも思いが至るかもしれません。

子どもたちと一緒に勉強するのは私にもとても楽しいことですし、これからも時間を見つけて取り組んでいきたい仕事です。







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獣医さんたち

2011年02月23日 | 仕事・研究
この間、共済の獣医さんとお話しさせていただいたのですが、卒業して間もないA先生はこれから少し臨床系で研究もしてみようという女性。彼女を連れてこられた上司の女性、もまた獣医さん。取り組んでおられるテーマは乳牛の血乳で、酸化ストレスやらなにやらが関係していそう、という話。

わたしも免疫応答と酸化ストレスってなテーマを持ってるので、多少役に立つこともあるのかなあと思いながら、しかしすぐに「それならこうでああで」というほど接点もなく、ちょっと勉強してみますね、と言って会合は終わったんですが、臨床の先生との交流はいろいろな意味で大変重要なので、今後きちんとした仕事にしていきたいものだと思っています。

さて、今日は今日とてまた別の獣医さんとお話しました。
今日の獣医さんは仙台市の衛生関係の獣医さん。うちの学生の保護者さんでもあります。
今日のお話はなかなか深くて、獣医師の社会的役割とは?ということを考えさせられました。あんまり具体的なことはここに書けませんが、獣医というのはちょっとデパートメントストア的な職種(何でも屋ともいう)で、かなり広い分野にかかわれる人材なわけなんです。もっともっと社会に貢献できる職種といってもいいでしょう。

臨床は臨床でとても大事。しかしそれに加え、行政でも理科教育の現場でも環境保護といった面でも活躍の場がある。
広い視野で広い知識を身に着けて、分野横断的に大きなビジョンを描けるのが獣医師のよいところだと思います。私自身も最初の仕事が行政の公衆衛生関係だったので、そういう多角的視野が大事なのよくわかります。そういう経験を得て研究の分野に特化してきたことも自分にとってとてもよかったと思っています。

いろんな分野で獣医さんたちが活躍してくれるといいなと思います。
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仙台朝市をぬけて

2011年02月22日 | 日々の暮らしを楽しく
今日、ちょっと仙台の町中に用事があって、お昼をその辺で食べる感じの時間帯だったので、ランチに東家に行きました。超満員でご合席。わたしはまぐろの中落ち定食をチョイス。合席のとなりのおじさんも同じ中落ち定食でしたね。

用事がすんで帰るとき、仙台朝市を抜けていき、りんごとかぶのキムチを買いました。魚がねえ、ほしかったけど、大学に戻る途中だったんであんまり大荷物になるわけにもいかず。でも仙台朝市は活気ありますね!魚がぴかぴかです。次行ったときは買おうっと。でも平日じゃなきゃだめなんで、なかなか機会がないんですよねえ。





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移動中に読んだ本

2011年02月21日 | レビュー
ぼくらの就活戦記 (文春新書)
森 健
文藝春秋


3年生のエントリーシートを直す日々。
就職関係の本も次々読んでます。この本は複数内定もらってるような人は「どこが違うのか?」と検証してるんですが、なるほどなあという感じ。でも私が普段接してる学生たちには参考になるかどうか?そこまでいってないという印象。

僕の好きな人が、よく眠れますように
中村 航
角川グループパブリッシング


「100回泣くこと」の中村航。
この本も私は好きです。でも「なんだこれは!」という人もいるかも?

今年に入ってから読書量が激減。移動しないからだと思います。来月のアメリカ行きもキャンセルになったし、こまめに読むしかないですね。「イシューからはじめよ」がまだ途中なので、これをまず読み終わりたいです。でもこの本、これだけ時間がかかってるってことは、まあ、おもしろくないってことですな。

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大阪でふぐを食べる

2011年02月19日 | その他もろもろ
無事仙台に戻ってきました。

昨日は昔抗HIVの開発を一緒にやっていた旧・田辺製薬の皆さんと一緒にフグを食べに道頓堀の与太呂に行きました。この方々とはかなり長い付き合いなんですが、当時本当にいい仕事をすることができて、いまだに交流が続いていて素晴らしいと思います。(私が一緒に取り組んでいた研究の概要はこちら。)

私は1996年に公衆衛生研究所をやめて山口に移ったので、もう15年くらい経ってるんですが、いまだにこうして声をかけていただけるのもうれしいですね。

ところで昨日は関西で食べる魚、東北で食べる魚、の話題で盛り上がりました。
仙台でもフグ食べられるんでしょうけど、あんまりポピュラーじゃありませんよね。その代り、あんこう鍋でしょって言われましたけど、ほんと、アンコウおいしいんですよねえ。ほかにも仙台には関西人にはめずらしいおいしいものがいろいろ。次回ぜひ宮城の温泉で。といって解散しました。
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明日は大阪に行くからね

2011年02月17日 | その他もろもろ
せっかく卒論終わってほっとしたところですが、まだまだ忙しくて目が回りそう。

今日は、午前中3年生に実験を教え、午後採点の残りをやりつつ、3年生のゼミ二つ。夕方になってから成績入力(今日が〆切)、終わって帰宅が8時過ぎ。ご飯食べてから片付け、3年生のエントリーシート添削。まだほかにすることあったんですが、もう限界で今から寝ます。

明日はまた朝4時起きで夕食を作って、午前中に会議二つ。で、午後は大阪へ
公衆衛生研究所時代のお仲間、通称え組(正式名称エイズ研究グループ?)の新年会。夜は実家泊まりで、土曜日の夕方仙台に戻ってくる予定です。

正月も帰ってなかったんで、久々の大阪。
にしても、会場の地図見ても「あああのへんか」とすぐ目に浮かばなくなって、わたしももう大阪人の看板はおろさなあかん、と思っているところです。南と言えば昔は庭やってんけどなあー。ふぐ食べてきますからね
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卒論発表会が終了しました。

2011年02月16日 | 仕事・研究
二日にわたって行われた卒論発表会、無事終了しました。今頃みなさん打上げ中です。わたしは今朝3時半起きだったし、生理学の採点も終わっていない(でも成績入力締め切りは明日)ということで、今年は飲み会に参加する余裕はなし。

でもありがたいことに(?)3月のアメリカ出張がキャンセルになったので、気持ちにすごく余裕ができました。卒業式も出られないと思ってましたが、これで謝恩会も出席できそうです。

さて卒論発表会はうちの3人はとてもよくできたので、今年は学科の賞はもらえませんでしたが、私は大変満足しています。ひとりひとり、よくがんばりました。あとは卒論の仕上げと片付け、それで4年生は全部終了です。というわけでいよいよ3年生にバトンタッチ。明日から、またがんばっていきましょう。私も今年は正念場のつもり。がんばります。
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