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新しいことを見つけるって楽しい!

11月4日、5日 大学祭が開催されます!

2023年11月01日 | 大学でのひとこま

11月4日、5日と大学祭が開催されます。
私は、卒業生の生産加工品を販売するテントを手伝います♪

ぜひ、ぜひ、ご来場ください。


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外部講師の講義

2023年10月20日 | 実習と講義
今日の【肉の生産科学】は外部講師の特別講義でした。
私自身も大変勉強になりましたし
英語の講義なのに学生が次々と質問して感心しました。



これからも時々こういう
講義があるといいなと思います。
粗飼料の輸入って話だったんですが
印象に残ったのは
大きな商社の担当者はたいていウシのことや農家のことを
ほとんど知らないという話です。

だからこそうちの卒業生がそういうシーンに必要なのだ
と思います。生産・加工からビジネスまで学ぶのが
うちの「売り」です。

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頭を使うって

2023年10月13日 | その他もろもろ
頭を使うってある意味訓練というか慣れというか、
習慣づけないとできないと思うんで
学生には日々頭を使ってほしいなと思っているところです。

ちょっと先のことも想像してほしい。
先のことを想像したら今の行動が決まると思うんだけど
そこで頭を使わないから
不具合が起こってくるのでは?

想像力っていろんな意味で大事なんだけど
ちょっと枯渇している人が多いような、、、。
締め切り守れない人や準備が間に合わない人は
先の自分が想像できないのではと思います。

私は大学で教えていますけど
頭を使う習慣は高校生までになんとか身に着けてきてほしいかな。

ちょっとぼんやりしている人が多いかな。
使わないと錆びてくるんじゃないかな。
もったいないな、と思いますね。
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几帳面という特技

2023年10月03日 | その他もろもろ
最近、几帳面って特技と言ってもいいかもなという気がしています。
あんまり行き過ぎると息苦しくなるでしょうから
それはいけませんが

普通の几帳面はけっこういいかもしれません。

私は几帳面です。
別に特別なことではないと思ってやってましたが、
長い間やってるうちにけっこう意味を持ってきている気がします。

几帳面、ってだけのことで
ちょっとした差がついて
それが積み重なってきたんじゃないか。
だから今の自分があるんじゃないか。
と思います。

性格なんかじゃありません。
意思をもってそうやってきたんです。










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昔日の客

2023年07月27日 | レビュー
 
本を買って読む。
面白かった~とすぐ売ってしまう本も多いんですが(そして古本で買う本も多い)、この本は手元に置いておきたい本です。一枚一枚、非常に味わいのある文章でした。時代の空気がページを開くのと一緒に立ち上るような。

私は東京オリンピックの年に生まれたので、この本の雰囲気に覚えがあります。人々の暮らしが地味で落ち着いていて、時間の流れがゆっくりしていたころ。

今よりずっと本ばっかり読んでました。
楽しみが少なくて、パソコンもスマホもない時代です。
でも本は本当に楽しかった。

この本は大事にします。

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メロスの翼

2023年07月18日 | レビュー
 
書評を読んで買い求めた本です。
おもしろかったです。
卓球に打ち込む男の子たちの友情のお話。

最近考えさせられる本ばっかり読んでましたけど、
純粋に娯楽として本を読むのは大事で
「どうなるのかな!」という期待でページをめくる
のは単純に楽しい時間でした。

実を言うと、年齢もいってきて
ただ「おもしろーい」という本は見つけにくくなってます。
そういう意味じゃミステリーっておもしろいんでしょうけど
ちょっと性に合わず、飛行機の中なんかだったらいいんですが
なかなかいい本に巡り合えずにいます。

難しい本は読み終わるだけで収穫があっていいんですが
それだけだと読書の楽しみに欠けるといいますか。

読んでよかったなって思える本を
もっと読みたいですね。


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古くてあたらしい仕事

2023年06月16日 | レビュー
 
マイブームの島田潤一郎氏の著作。
数年前に夏葉社の島田さんの記事を新聞で読んで、非常に興味を持って記事を切り抜いて保存していたものの、なんとなくそのまま忘れていたのですが、「書類かご」を整理したらその記事が出てきて、そこから一気にいろいろ読んでいます。

この本は2019年出版ということですから、すでに10万部も売れているそうで、よく読まれているんですね。よい言葉がたくさんちりばめられていて、とてもいい本です。仕事をするということ、生きていくということを丁寧に考えさせられます。今の消費型の社会と対極にあるような、時間の速さが違う世界のような気持のよさを感じます。自分を大事にしていこう、という気持ちになります。

読書って本当にいいですね。
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困難な成熟

2023年05月29日 | レビュー
 
読了。
2015年発行なので全然新しくないんですが、ウチダ先生の本はあっちこっちに飛びながら少しずつ読んでいます。

これまでの本と違って口述みたいな感じなんですが、人生相談のメールをまとめたものということなんですね。前書きにある「上達する前には、上達したあとに何が起きているのか想像もできないし、記述する言語もない」という言葉に非常に共感しまして、読み始めました。学生を指導していて、「この人はもっと伸びる」と思うからがんばらせる(しんどい思いをさせる)というのが研究室の日々なのですが、本人にしてみたら「がんばったら明日はこんな自分になれるんだ!」という想像がないってわけですから、そりゃあしんどいだけになるわけだなあと思ったんですね。

スポーツだったらタイムが早くなるとか打率が上がるとかいろいろ目に見える到達があると思うんですが、研究、しかも卒論ってなると研究者を目指すわけでもない学生たちがどこまで自分の成長を想像できるかってところは本当に重要で、「そもそも想像がないし言語もない」ってことを前提に指導者がとりくんでいかなきゃいけないなってことを改めて感じたところです。

他に、私にとって示唆に富んだ指摘は「葛藤的状況」が子どもたちのためになるという点でした。いろんなことを言う人がいる。だけどその中で自分の考えを成熟させていく。誰かが一つの「正しいこと」を示す中では、かえって子どもは苦しいと。研究室って昔は大講座で、若い先生から年配の教授までいろんな人がいて、ホントに言うことも様々だしやらない人はやらないし、学生は先生のことを「しょーがねえな」くらいに思って見てたんですが、そういう中で先生たちを乗り越えていったような気がするんですね。若い頃は私もみんなもえらそーにそんなこと考えてました。先生に言われたらそれが正しいし意見言えないとか言われた通りやらなきゃとか、全然そんな感じじゃなくて、自分たちは自分たちで考え、発言していました。先生たちが葛藤的状況だったんだなと思います。今の学生指導に生かせる示唆だなと思います。

それから、トラブルは「問題」ではなく、「答え」である。という章がありまして、日々目にする人間関係のトラブルは、起こるべくして起こっているのだということや、そもそも自分が起こしているのだということの認識が重要だとわかりました。

他にもなるほど!と思ったり、ええっとびっくりしながらも腑に落ちるという内容がありました。大学教員にお勧めかもしれません。


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本が出ました。

2023年04月18日 | 震災・災害関連
 
2年前から取り組んでいた放射線の本ができあがりました。私も2か所執筆しています。福本先生の解説がわかりやすく、イラストも満載で、とても読みやすい本です。放射線影響について、ぜひ知っていただけたらと思います。知らないとただ「怖い」と感じるものですが、きちんと理解すればどのように対処したらいいのか考えることができます。福島第一原発の事故は非常につらいことでしたが、そこから得られた科学的知見、教訓を未来に生かしたいです。

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ザ ストレイツ タイムズ 

2023年03月20日 | 震災・災害関連
Japan Timesの記事に引き続き、The Straits Timesというシンガポールの新聞に記事が出ました。



https://www.straitstimes.com/asia/east-asia/flourishing-wildlife-makes-fukushima-a-natural-laboratory-to-study-the-impact-of-radiation 

3月11日の節目にということで、たくさん取り上げていただけて感謝です。

今年の3月11日は、TVを見ました。
昨年まで、この時期はTVを避けてきました。
見ると複雑な気持ちになるので、、、なるべく静かに過ごしたい。
でも今年はちょっと「世の中はどうなってるのかな」ということが
気になり。そしたら11日はやっぱり朝から晩まで震災のプログラムなのですね。

私は阪神淡路も体験しているので、震災から〇年っていうと「こんな感じ」
というのがうっすらわかるんですが、20年があっという間なんですよね。
でも確実に我々は年を取っていて。
震災後、復興にがんばった人たちは確実に年齢を重ねているんです。

大学のプログラムで学生たちを淡路島に連れて行った時
「そうか、20年たつとこうなるんだ。もう私も今までのような活動はできない」
と愕然としたのですが、今回のインタビューでも同じことを思いました。

「今後、この研究はどのように進んでいきますか?」

そうですね、私の後に続く若い人たちが、長い目で調査を続けて
くれたらと思います。と答えました。震災から20年という年には
私はもう自分ではできないんですね、、、。

放射線の影響、野生動物たちの生態、もどってくる人たちの暮らし。
次の世代の人たちに研究のバトンがつながることを祈っています。





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