寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

絶対に到達できる「無理めな目標」の設定方法

2017年05月23日 | 仕事・研究

ダイエットする時に、「痩せたらこれを着よう♡」という服を買って、毎日それを見てがんばる!みたいな話がよくありますが、それってホントに効くのかなあ。
ご褒美系ですけど、脳はそれにのれるのかなあ。
私自身はちょっと無理な気がする。
ダイエットだったら、私の脳は、毎日体重をはかってグラフ化し、それを毎日見る方が効きそう。

さて。
私は今、二つ重めの課題を持っていて、いずれも「今の自分にはできない」というものです。
でも確実に期日が来たらできてなきゃいけない。
ホントにできるかどうかは全然わからんのですが、断らないことにしました。

文章を書くときも締め切りがないと書けないもんです。
終わりが決まってるからそれに向けてがんばる、のがわたしの脳かなと思います。

だからちょっと今回無理めの目標設定なんですが、やろうと思ってます。
これまでの私の人生はずっとそうでした。
外圧で私は成長してきたわけで。
自分で決めた目標なんかは絶対だめ。
言い訳して後回しにするに決まってる。
たとえばこの間の日曜日にジムに行くって決めてたのに、「やっぱ無理、月曜日にしよ」と思って手帳に書き込んだのに、昨日行けなくて、「やっぱ水曜日だわ」と手帳書き直したんですもの、今日(ちなみに火曜日はジムは休み)。

ただちょっと注意しないといけないことがあります。
一般的に脳は「将来の自分を過大評価しがち」ということです。
「明日がんばろう」→「明日の自分はがんばれるはず」
この罠に落ちないようにしなきゃいけない、と思ってます。

今回はほんと「できませんでした」では済みませんので。
ジムなら休んでも誰の迷惑にもならないけれど。

だからとにかく絶対に達成したいという目標がある人は、それをやらざるを得ない状況を作るといいと思います。
それをやらないと周りに大めーわく、みたいな状況を先に作ってしまえば、これはもうやらないわけにはいかないから。

さてそんなわけで、今日ももうちょっとがんばります。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

液クロを上手につかうコツ

2017年05月18日 | 仕事・研究
液クロを上手につかうコツ―誰も教えてくれないノウハウ
中村洋 監修
丸善


液クロやってるんです、最近。
正確には学生にやらせてるんですが。

機械のトラブルもあったんですが、あまりにもデータが出てこないのでこの本借りたんです。
この本、おもしろいです!すごく読みやすい。
初学者にこういう本があるというのは助かります。

学生が困ってると言えば、フローサイトもハードル高かったんですが、こっちは最近よそのラボで指導してもらい、やっと軌道に乗りそうです。
こういう「機械」を使う実験って、学生によってはすごく尻込みしがちなんですが、基本をきちっと覚えることと、あとは数をこなすこと。
「失敗したらどうしよう」と思うし、一人では不安だから仲間と一緒の時にと思って、なかなか先に進んでいけないんですが、とにかくトライしてもらいたいです。

わたしもね、つきっきりで教えられればいいんですが、みんなが研究するための研究費獲得とみんなが実験した後のまとめ(論文書き)の優先順位が高いので、っていうかそれをやるのが私の仕事なんで、学部学生ながらラボメンバーひとりひとりのがんばりが勝敗を分ける、わたしの研究室です。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日やったことの整理

2017年05月16日 | 仕事・研究
朝、獣医学会に出すテーマを考えてました。締め切りは今月末。
抄録を書き始めたけど、やっぱりこれはやめようと思い、30分くらい考えた挙句、ようやく別のテーマに決定。
30分でも落ち着いてものを考えられたので、気持ちは上向きに。

その後、講義の資料を印刷。
そして学生の就活サポートのためランチへ。
食産業学部では食産業に就職する学生が多いので、企業研究のため食べにいくことは大事な行動です。

もどってきてすぐ今度は東北大へ。
本学の留学生のため、英語による動物実験の講習会を一緒に受けました。
ついでにいろいろ相談にのっていただき。
実り多い3時間半でした。←にしても、3時間も講習あるなんてすごいですねー。

研究室にもどったら6時過ぎ。
そこから生化学ゼミ。
7時半くらいまで。

ようやく自分の机にもどり、山のように届いているメールのうち急ぐものに対応。
だけどすぐ解決できない案件も多数で、明日に持ち越します。

疲れたー。
もう9時半だよ。

明日は3年生のインターンシップ挨拶のため秋保ワイナリーに出かけます。
だけどデスクワークも待ったなし。
がんばらんと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワンオペって言葉

2017年05月15日 | その他もろもろ
この間、ワンオペ育児のCMが話題、、、っていうのでちょっと見たんですが(ムーニーのCM)。

賛否両論で、
「このとおり!」
「こんなの見せたら子どもを持ちたいと思う人がいなくなる!」
「あとでこの時間が宝物になる、、みたいなフレーズはいらない!」

とかいろいろな意見がありましたね。

ワンオペって言葉、昔はありませんでした。
私が子供を育ててた頃、仕事から帰ってかばんを置くとそのまま台所へ。一度も座らず、ごはんも立ち食い。というようなことはまあ普通でした。
ご飯の支度をする際は子どもをおぶっているのが日常で、自分の食べるものは片手で食べられるよう、おにぎりを大量に作って冷凍などしていました。
わたしの子どもは感受性が強く、夜は15分おきに泣くことが2歳くらいまではありました。連続して寝られないのが普通になってました。
抱っこしたまま座って寝ていたりしました。
子どもはしょっちゅう病気になり、ぜんそくもあって、夜中の3時に救急に行くこともたびたびありました。
お医者さんがカルテを見て、「お母さん、こんな時間にこんなに来てたら体がもたんでしょう。吸入器、買いませんか?」と勧めてくださり、やっと家で喘息のコントロールができるようになりました。

わたしは今になって「あの頃の時間は宝物だったなー」っては、やっぱり思いませんね。
私はずうっとしんどかったけど、ずうっと楽しかったと思います。
後になって振り返って「よかったな」というんじゃなく、その時その時が十分でした。
だから子ども達が育っちゃった今はまた今で非常に楽しいです(笑)。

あの頃、本当につくづく「もういやだーーーっ」ってなったり、心が折れて(という言葉もなかったけど)どーんと落ち込んだことなかったかもしれない。
ぎゃあぎゃあ怒ったりはしてました。だけど、もうとにかくすごい大変な毎日でねえ。
考えてる暇がなかったのかもしれない。

あの頃、もし夕方の1時間でももうひとつ手があったら、ずいぶん違っただろうなあとは思います。
すごく助かっただったろうなあ。
だけど今みたいな世の中じゃなかったんで、お母さんってのはたいていワンオペだったんですよ。どこのお母さんもね。

今は昔よりはかなりよくなってるように思うんだけど、でもまだ足りないんでしょう、このCMがこれだけ炎上するところをみると。
何が足りないって?
そりゃ、お母さんをしているへの感謝、リスペクト、いたわり、でしょうね。
それができるのはお父さんしかありません。
でもそういう人がそばにいなくても、毎日楽しいことが十分にあるということも、私は信じます。
子どもと一緒ならば。




コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連休明け

2017年05月08日 | その他もろもろ
今年の連休は大いに休みました。
いろいろな仕事のきりがよかったことや大きな締め切りがあんまり迫ってないということで助かりました。
大いに休むとリズムが変わるので、戻すのにちょっと苦労があると思いますが、でもやっぱり休んでよかったです。

みちのく湖畔公園は見事な花盛りで、お天気も最高でしたし、








夜はナイターを見て(最後は寒いし負けたけど)




卒業生が遊びに来てくれて一緒にランチしたり。
充実の休みでした。
遠くには行かなかったけど、この間覚えた「晴耕雨読」で、天気の悪い日は研究費の申請を書いたりもして、気分的にバランスの取れた一週間でした。

私は花の季節に花を見に行けないとすごくストレスを感じるんですが、休んで仕事が遅れるのもストレスで、結局どっちにしてもストレスだったのを「晴耕雨読」の考え方ですっきり整理できました。去年まではやっとの思いでスケジューリングして土曜日を確保してさあ出かけようと思ったら雨、とかそういうのがすごくしんどくて「わたしの人生って」(大げさ)と思うこともしばしばだったんですが、もう大丈夫な気がします。桜の季節、紅葉の季節などにそれを見に出かけられないのは人生を損してる、仕事ばっかりやっててもしょうがないぞと思ってもなかなかコントロールできませんでした。子ども二人の世話でその余裕もなかったし、これまではしょうがなかったと思うんですが、これからは日々豊かに生きていくためにも、休むときには休もうと思ってます。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

研究費申請

2017年05月01日 | 仕事・研究
研究者は研究費を申請して研究費用を獲得しなければなりません。そうしなければ何もできないんです。私は科研費をいただいていますし、受託研究もありますし、その他小さな共同研究費なども採択されていて、全くお金がないと言うわけではありませんが、十分足りているとはとても言えません。そこで、さらなる研究費の獲得のため、新しい研究費の申請を書いております。

せっかく書いてももらえるかどうか全く分かりません。もらえない確率の方が高いです。でも書かないといけません。 私の今の野望は、人件費が出せる研究費を得ることです。何回も書いていますが、私のラボは学部生が中心です。4月になるといつもゼロからのスタートで、短距離走を伴走するような1年を過ごし、そしてまた振り出しに戻るのです。しかし1年で論文が書けるようなデータは普通は得られません。継続して展開していくためにも、サポートしてくれる人が必要だとずっと考えてきました。

今年はなんとかそういう人を確保できる体制にしてさらに研究を加速したいと本当に強く思っているところです。もっと成果を出して、もっと前に進みたいと思います。

(GW中に絶対書き上げるぞ!と自分に気合いを入れるために書きました。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする