寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

弥生三月

2009年02月28日 | 日々の暮らしを楽しく
仙台の春はまだまだ遠い。
でも確実に近づきつつある、一歩一歩。
日差しはどんどんしっかりしてきて、チューリップの芽もどんどん大きく。

 
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大学院入試に向けて、英語の勉強

2009年02月27日 | 英語
大学院入試が終わりました。
ちょっと一段落です。いや、かなり一段落かも

私が大学院を受験したときは、4年の春休みくらいから英語漬けの毎日でした。過去問を20年分くらいやったように記憶してますが(今から20年以上前の話なので、その20年前というととんでもなく大昔、ブルーコピーの時代??)、とにかく必死で勉強しましたね。もともと科目の負担の重い学科ですから、普段から相当勉強させられてましたが、大学院入試の英語ははんぱないくらい勉強しましたねえ。

あの頃のクラスメイトは皆英語がよくできました。っていうか、私ができなかったんですが、ですからずいぶんコンプレックスがあって、「やらなきゃ」と追い込まれてました。でも、今から思えばあれは一つの転機でしたね、わたしにとって。あれから英語の勉強をするようになったような気がします。

それにしても、若い頃を思い出すと「よく勉強したなあ」という思い出ばかりです。そんなこと言うと自画自賛とあきれられそうですが、でも、今の状態から考えると、雲泥の差で勉強に没頭していた気がします。今はほかにやることがいっぱいあって、勉強だけに集中なんかできない。だから、あの頃は幸せだったなあとつくづく思いますねえ。今、自分にあれだけの時間と環境が与えられたら、どんなにうれしいでしょう。

英語の勉強って一朝一夕じゃどうにもなりません。
ある時があっと集中しなきゃダメです。
中高年になってから「さて英語でも」と思っても、なかなかそこまで集中できません。やはり勉学は若者の特権だなと思います。そこで力を高めておけば、年がいっても維持していけるけど、最初の土台がないと、やっぱりかなーりむずかしいですね。できないとは言いませんけど。

この記事を読んで「よし、じゃあがんばるぞ」と思ったそこの学生諸君。
以下のメニューを毎日やってみましょう。

1,英語の音源を毎日3時間以上聞く。(自分のレベルにあったものがベスト)
2,長文読解を毎日やる。(TOEICの問題集なんかを活用)
3,音源のある教材を聞いて書き取りをする(最初は短いものでOK)
4,音源を聞きながら、後について言ってみる(シャドーイング)

続かせるためには教材のレベルをきちんと見極めることが肝心。
難しいものをやってもしんどくなるだけ。自分の興味のある分野の文章を選びましょう。

私は最近はちょっとそこまでやる時間はないですけど、車の中でオーディオブックを聞くことと、キッチンや洗面所に単語をはって日々覚えるという作業は繰り返してやっています。あと、仕事柄英語文献は日々読みますが、それはもうなんというか英語の勉強という範疇には入れられない感覚なので、できれば仕事に関係ない英文をもう少し読みたいなあとは思っています。









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本日の仕事

2009年02月26日 | 仕事・研究
昨日、一日入試業務でへとへとになりましたが、明日もまた入試(今度は大学院)です。合間の今日は、午前中は本学で会議(8時40分から1時前まで!)帰ってきて学生の実験にあれこれ指示したのち、マウスを見に行って、培養している虫をチェック。学生に頼まれていた論文を印刷し、SくんがやってくれたPCRをチェックに行き、メールを打ち、電話をかけ、合間にまた打ち合わせ、、、でああやっぱり今日ももう夕方に。

生協に教科書の注文に行かなきゃならないんですが、今って時間限定でしか開店してないんですよ。今日こそは!と毎日思ってるのに、ぜんっぜん行けない、、、。
ほかにも、宅急便で試薬を送らなきゃならないんですが、それも発送に行けず、、、。うーん、そうこうしているうちに2月が終わっちゃうぞ。

あっでも、今日はうれしいニュースが一つ。
Oさんの卒論が完全に完成し、製本できました




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スプリングバレーにスキーに行きました。

2009年02月23日 | 日々の暮らしを楽しく
日曜日、スプリングバレーにスキーに行きました。自宅から一番近いスキー場だと思います。車で30分で到着。前日大荒れの天気だったので、新雪がつもって絶好のコンディション、しかも快晴で、春スキーの気分でした。



泉が岳のゲレンデは自宅からも見え、「ああナイターやってるな~」とか「今日は山は吹雪みたいだなあ」とか、スキーがとっても身近なとこに住んでるんです。でもその割にしょっちゅうスキーに行くわけでもなく、スプリングバレーも初めて。

しかしほんとーに気持ちよかったです!
見晴らしが最高。
スキーしなくても、雪山にいるだけで満足という感じ。



あんなに近いんだから、また行こうと思います。
さてここのところ忙しくてなかなか書けない間に、3年生にとっても春らしいものをもらいました。ふきのとうです。だんだん、春が近づいていますね。

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大学院進学と研究職への道

2009年02月17日 | 大学でのひとこま
最近「大学院進学」について考えることが多くなっています。うちの研究室の3年生が2人大学院進学を希望しているからということもあります。

私自身は獣医学科の出身ですが、当時は修士積み上げの6年制だったため、クラスの仲間は全員大学院に進学しました。修士を持っていなければ国家試験を受けられなかったのです。獣医学科は今は医学部と同様の6年制ですから、大学院入試はありませんが、私の頃は専門科目と英語の試験を他学科の学生同様に受けました。とくに私は英語が苦手でしたから、大学受験用の単語本から始めて、長文読解を大量にこなして準備し、何とか合格することができました。

しかしそういうわけですから、大学院に進んで「こんな研究がやりたい」みたいなことはあんまり明確ではなくて、大動物がやりたいから繁殖だ、という感じで研究室を決めたのでした。けれどもそういう流れでやってるうちに、だんだん研究がおもしろくなってきて、「臨床はいつでもできる」と思って(実はこれは大間違いなのですがその頃はそう思っていた)基礎研究の道に進みました。卒業後は大動物どころか、予想もしていなかった公衆衛生をやることになってしまったのですが、でも、結果的にはそれが功を奏して、その後の私の仕事が決定付けられました。

しかし研究職への道は昔も今も簡単ではありません。私のときも、大阪府の研究所にとってもらえなかったら、行くところはありませんでした。家庭の事情でその研究所を辞した後はずっと任期のある職で、成果がなければ首が飛ぶという世界でやってきました。ですから、これから大学院に進み、さらに研究職を目指す人たちには覚悟をもってのぞんでもらいたいと思っています。なまはんかなことでは生き残れません、、、。私も何度ももうだめかとおもいました。あきらめる寸前で残ってきた、という感じです。

研究というのは独創的なもので、アイデアが勝負です。しかし、そうはいっても、技術や理論の裏づけは必須です。だから、研究で生きていこうと思うなら、学部生のときからしゃかりきに勉強してほしいなと思うし、実験系であれば寝食忘れて実験に没頭するようでなければ、とてもやっていけないと私は思います。そこまでやったとしても、アイデアがなくて技術職で終わる、、、という人もいると思います。一生テックでいい、という生き方も、あります。しかしまあそういうのはもっと先に決断すればいいのであって、まずはやってみるしかないでしょう。やってみて「自分はこういうシビアな世界はつらいかも」とか「切磋琢磨のハードな世界は疲れるな」と思ったらなるべく早く軌道修正し、自分にあった道を見つけたほうがいいでしょう。そういう意味でも、まずはとことんやってみる。そうでないと好きか嫌いかもわかりません。イメージだけで「研究職」を考えないことです。

さてうちの大学院もいよいよ来週が入試。
受験するみなさんはがんばってくださいね。





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卒論が終わって

2009年02月15日 | 大学でのひとこま
今日は日曜日でしたが、LCMが東京から到着するということで、大学に出ました。マシンは無事全快して、さっそく試しに染色したスライドからもさくさく細胞が取れてまずは一安心。BMのTさん、はるばる東京から届けてくださってどうもありがとうございました。

同じ学部のK先生の研究室では3年生がこのLCMを使って実験することになっており、今日はその学生さんに概要を教えることも目的のひとつでした。明日から本格的にサンプリングを始めますので、後ろについて見てもらって覚えてもらいます。

さて、うちの4年生の卒論をK先生にも読んでいただいていましたが、今日そのうちTくんとOさんの卒論を返してくださり、大変ほめていただきました。特にTくんは、成長目覚しく、K先生も驚きを隠せないという(実は私が一番驚いているのですが)ことで、私もとてもうれしく思いました。

本人がこの文章を読むかもしれませんが、まあ信頼関係のある子ですからあえて書きますと、彼は私が一番卒論を心配していた学生です。文章力がないし、英語はできないし、連絡せずに研究室を休むし、単位は落とすし。しかし、物事を深く見ることのできる学生で、ゼミではいつも本質的で重要な質問をし、その質疑を通して周囲の学生が理解を深めており、私はいつも舌を巻いていました。しかしどこまでいっても本人にその自覚はなく、いつも天然自然に「わからないから聞く」というスタンスでした。

しかし彼は実験が相当遅れており、秋ごろ重大なミスもしでかして、私にこてんぱんに叱られるということもありました。しかしそのあと気持ちを入れ替え、集中して実験し、よく挽回しました。また、卒論も丁寧にしっかり調べて緒論を書き考察し、まだ修正はするのですがそれでも、大変立派に書き上げることができました。K先生に「どうしたらこんなに成長できるのか」と聞かれましたが、うーん、その辺は本人にも聞いてみたいところですね。うん、今度聞いてみよう。

思うに、大学というのは、いや、学校というのは、いかに鍛えて成長させるかが勝負で、もともとできる人はどこに行ってもできるわけですから、入学時にそんなにずば抜けてできるというのではない人が、卒業するときに思ってもみなかったレベルまで到達できる、ということがすごく大事ではないかと思います。旧帝大など、すばらしい大学はたくさんあるけれど、そうじゃないところでも、自分を伸ばせる場所はきっとあります。そういう意味で、今年の4年生は3人とも成長著しく、私は寝食削ったかいがありました。(ただしOさんはもともとよくできる人でしたからTくんといっしょにするわけにはいきませんが。そしてTくんも元々力のある学生だったのにちがいありませんが。)

一粒の麦死なずばという聖書の言葉がありますが、教師というのはある意味一粒の麦であればいいと思います。自分ひとりの成長には限界があるけれど、自分のあとにはさらに成長していく数え切れない数の麦が実る。私はまだ死にませんが(つまり私自身もまだまだ成長していくつもりでいますが)、学生さんたちの成長は何よりうれしいと感じます。こういう仕事のできることを幸せに思います。

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ハッピーバレンタインズデイ

2009年02月14日 | その他もろもろ
うわさの逆チョコをもらいました
本当にさかさまなんだ。おもしろいですね。



忙しかったのでしばらく書けませんでしたが、この間のできごと。

1、査読
とにかくやたらと間違っている原稿だったので、ミスを全部指摘してまたまたリバイスをお願いしました。大変でした。

2、成績入力
レポートや出席や試験を全部チェックして、無事成績入力を終えました。

3、お正月にパンやさんで「初売りのキャンペーンです~」と言われて応募した(ということも忘れていたのですが)バス旅行になぜか当選。会津に行けるそうです。たまには一人でバス旅行、もいいかな。

4、懸案だった新しく始める実験のめどがようやくついて、試薬を発注。

5、9月に壊れて修理に出していたLCMがようやくアメリカから帰還!!!明日仙台に戻ってきます。やっと実験が再開できる!

6、「余命」を読み終わりました。今、映画も公開されていますね。周囲にがんを隠して子どもを産む主人公に批判もかなり強い本ではありますが、命について深く考えさせられます。映画も見てみたいです。

卒論が終わってちょっと余裕はできましたが、今度は自分の実験と論文の番。がんばります。


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いったんリセット。

2009年02月10日 | 仕事・研究
昨日、4年生が打ち上げ(飲み会)に行ってしまって急に静かになった研究室で、残された私は、机の上を全部片づけて、書類にはんこをおしたり、ファイリングしたり、捨てるべきものを捨てたりして、いったん全部リセットすることにしました。そして、後回しにしてきたことをリストアップし、急ぐもの、〆切のあるものを全部書き出して整理。これでやっと頭もすっきりしました。

で、今日は朝から会議、昼過ぎてからやってきた4年生を連れて「お疲れ様ランチ」、その後3年生の生理学の再試験をやりました。

そしてようやくリストに着手。
最初に何をやろうかと思ったんですが、つい、急いでいない「業績DBの入力」をやってしまい(数が増えるとちょっとうれしい&頭を使わないので何か始めるときのきっかけとして取り組みやすい)、その後とりあえずまず「査読」を始めました。

(査読とは論文を学術雑誌に投稿する際、これをこの雑誌に載せていいかどうか、という審査をするものです。内容や論旨に矛盾がないか、細かく見て、ここを修正するか、新しいデータを加えて下さい、などと返事をします。)

査読って本当に不思議なんですが、完全にボランティアな仕事ですよね。なのに、〆切がタイトで、そしてけっこう重圧があって、大変な仕事だと思うんですよ。しかしやはり勉強になることですし、依頼して下さった先生との関係もあって忙しくてもお引き受けすることになるわけです。忙しい先生方、どうやってこういう「いきなり」「打診もなく」やってくる査読をさばいていらっしゃるのかなあ。

で、今回の査読はちょっと苦労してます。
リバイスなので、あとは「アクセプト」のクリック一発か、と思ってたら、ぜんぜん、、、、。正直大変困っております。明日くらいまでちょっと悩むことにします。

さて、研究室のホワイトボードには4年生向けにあらたなタスクが書き込まれました。卒業までにしてもらいたいこと。もうあとは自分のスケジュールにあわせてこなしてくれたらいいので、全部本人達任せですが、昨日の晩にいっぱい書いたので、わたしはすっきりだけど、4年生は神妙に見ていましたね。「ああせっかく終わったのに、、、」って感じでしょうか。まあでもだいたい終わったんですからね、あとはほんとに、ちょっとだけです。

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卒論発表会が行われました。

2009年02月09日 | 大学でのひとこま

今日は学科の卒論発表会でした。朝9時から5時半までびっちり聞きっぱなし。でもうちの学科の「おもしろさ」を再確認した一日で、大変充実していました。食に関わる学部なので、どのテーマも大変身近で、応用発展される道が見えて素晴らしいなあと思いました。一部の学生の練習は見ていたのですが、本番はさらにみんながんばっていて、いい発表会でした。

いま、お隣の先生と話しましたが、なんかもうこっちが「燃え尽き症候群」のような感じで、入れ込んでやってきたんだなあと改めて思っています。この人達は1期生ですから、先生方の熱の入れようも大変なものでした。彼らが卒業するときは本当に寂しいだろうと思います(そしてそれは本当にもうすぐ!!)。


さて、うちは3人の4年生が発表しました。Oさんがポリフェノールの抗炎症性効果、Sくんが加齢による2型免疫応答の変化、そしてTくんがアトピー性皮膚炎を改善する物質の探索。3人とも大変よくできました(すいません、手前みそ)が、Sくんがベストプレゼンテーション賞をいただきました。この研究は今年国際炎症学会にもエントリーしている内容です。学部生ながら、本当によく実験し、また勉強してくれたので、ごほうびいただけて私もとてもうれしいです。しかしOさん、Tくんも同じくらいがんばりました。わたしから、3人に「よく頑張ったね」賞をあげたいです。

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蜷川シェイクスピア、冬物語を見ました。

2009年02月08日 | 日々の暮らしを楽しく
昨日、イズミティ21に「冬物語」を見に行きました。
蜷川シェイクスピア、唐沢寿明、田中裕子の主演です。

芝居を見に行ったのはずいぶん久しぶりでした。大阪にいた頃は小劇場も大好きで、夢の遊民社などもよく見ました。半神や贋作・桜の森の満開の下などは今もよく覚えています。役者さんのオーラみたいなのが見えるのが芝居の良さですね。映画やTVでは絶対に見えないものがあります。

で、冬物語。
シェークスピアって演ずるの大変なんだなあって思いました。せりふが長くて難しくて。きちんと聞き取れるように発音するのも大変。でも、すごく楽しかったです。芝居って、脇役がとても大事だなあと改めて思いましたね。ミュージカルもそうですが、脇がうまいと全体がすごくよかったという印象になる。

また芝居を見たいなと思いました。
チケットを買うときはいつもどきどきで、「スケジュールがあかなかったらどうしよう」と思ってしまうんですが、やはり買わなくてはいけませんね。そしてスケジュールは死守。

実は明日卒論の発表会で、今日もその練習のため大学に来ていますが、明日が終わればとりあえずいったん息がつけます。そしてリセットして、なにもかも見直して生活も立て直し、そしてまたスタートしようと思っています。春が来るし、野球のオープン戦の案内のメールが来たり。楽しいこともどんどんやっていきたいなという気持ちになっています。

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