寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

統計ソフトを買う。

2008年01月31日 | 仕事・研究
先日、仕事でグラフを作る必要があり、他の先生から「エクセルで作ったらいいじゃないの」といわれたんですが、私はもうかなり前にエクセルでグラフを作る、というのとは縁を切っています。きれいにできない、思ったとおりにできないのがその理由。マックを使っていたころはデルタグラフを使っていましたが、アメリカに行ったらみんなWinだったので、しかたなくWinユーザに。そしてグラフソフトはPrismを使っていました。日本に帰って来てからもそのまま使ってきましたが、このソフトは英語なんです。それで、ときどき日本語環境でのグラフ作成を要求されると困っていました。また、Prismを使っている人が周囲にいないため、そのままのファイルを送ることができないのも難点でした。

今日、学生の卒論のためにそろそろ統計ソフトを購入しようかとしらべてみたら、Prismに日本語をつけたソフトを販売していることがわかりました。さっそくネットで購入。

しかしなんでこんなに高いんでしょうか、、、。10万円以上でした。

さてこれで研究室のパソコンにこれを導入すれば日本語グラフ作成もおもいのまま、、、のはず。到着を待っています。

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Alexa647を使った免疫染色

2008年01月30日 | 仕事・研究
今日は免疫染色をやっていましたが、Alexa647を使った染色がイマイチ決まらず、条件設定に苦慮しています。肉眼で見えない波長なので、まずシグナルを拾うのが大変。ポジティブに染まっている細胞はけっこうあるのですが、シグナルが弱く、ピントをばしっと決めるのが難しい。なんせ目で見えないものですし、カメラを通すにしても一度シャッターを切らないとなんともいえないんですね。何度も微調整をしてようやく気に入った写真が撮れるという感じで、すごく時間がかかります。

こういう、肉眼では見えない、、、という波長の抗体を使っている人のご意見をぜひ聞きたいところです。なんで違う色にしないの、というご意見はごもっともなんですが、多重染色をする関係でどうしてもこの波長を使いたいのです、、、。

まあでも二色で染めわけた試料はとてもきれいで、まあとりあえずはよしとしたいと思っています。
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The Four Agreements

2008年01月29日 | レビュー
The Four Agreements

勝間さんのブログで紹介されていたオーディオブックを聞いてみました。
これは大変わかりやすい英語なので、どなたでも聞いて頂けると思います。詳しい内容は勝間さんのブログなども参照して頂くとして、私の心に残ったのは以下のようなメッセージです。

言葉の威力というのはとても大きい。だからよい言葉を使おう。人は励ましの言葉で元気が出て成功を得、侮る言葉で力を失うものだ。世間のこうあるべきという価値観に照らし合わせて自分をいじめるな。他人の言葉というのはその人の価値観に基づくものなのだから、そんなものに左右される必要はない。自分を認めて、自分の価値観で生きてよい。他人からの評価から解放されれば、自分の力をもっと発揮できる。そしてどんなときも自分のベストを尽くせ。それが幸せへの道である。

、、、まあ訳したわけじゃなくて私の感じ取ったメッセージです。
書かれている英語で紹介すると

Be impeccable with your word
Don't take anything personally
Don't make assumptions
Always do your best

という4つのagreementsということになります。
特に最初の「言葉の威力」についての話は具体的で、非常に参考になります。CD2枚だけなのですぐ聞けますので、お勧めします。
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伊予柑、八朔、夏みかん

2008年01月26日 | 食の話題
明日は私の誕生日です。
毎年私の誕生日の頃になると冬みかんがそろそろおいしくなさげになってきて、売り場にはぴかぴかの伊予柑や八朔が並び始めます。もう最近では家族にも忘れられている誕生日なのですが、自分のために八朔を買いたくなります。私はかんきつ類では夏みかんが一番好きで、山口にいた頃は萩の夏みかんの特大のやつをしょっちゅう買い求めていたものでした。しかし不思議なことに仙台に来たらあまりおいしい夏みかんが手に入らないのです。やっぱりかんきつ類は西のものなのかもしれません。最近は伊予柑がとてもおいしいですし、昔は見たことなかった新しいかんきつ類も出ていて、楽しいです。高知の文旦も大好物で、いくら高くても時期になると「お取り寄せ」で買ってしまう私です。そういえば秋には山口の秋芳梨を取り寄せていたのでした。わたしはおいしいものにはこだわるのです。

そういう私の元に母から誕生日のプレゼントが宅急便で送られてきました。昨年はツマガリの焼き菓子が山ほど入っていましたが、今年は新宿中村屋のお菓子でした。来週研究室でみんなで食べましょう。
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朝も大渋滞、大失敗

2008年01月25日 | その他もろもろ
今朝はいつもよりかなり早めに出発したのですが、大学まで2時間もかかってしまいました。峠の辺りで立ち往生している車があり、バスなどの大型車が対向できなくなっていたらしいのですが、全然わからなかったので、巻き込まれてしまいました。電車にするかどうしようかと朝悩んで車にしたんですが、大失敗です。

たいして積もってもないと思うんですが、雪。
もっとたくさん降る地域の方はどうなさっているんでしょうね。

とにかく昨日といい今朝といい疲れ果てました、、、。

明日は午前中大学の停電があるので、動物舎などの点検に行き、その後ジムに行こうと思っています。仕事がけっこうたまっているので気になるのですが、先週も土日とも仕事だったので、今週末は心して仕事しないつもりでおります。まあ持ち帰ってきてはいるので、自宅でジム仕事はやることになりそうですけどね。
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大雪で大渋滞

2008年01月24日 | その他もろもろ
参りました。
今日はすごい風で雪もふっていたので、「早く帰ったほうがいいよ」と言われて、7時前には大学を出たんです。が、、、、すごい渋滞に巻き込まれ、大変な目にあいました。トラックがあちこちで止まっちゃって。私は通勤の途中に山越えがあるんですが、雪がどんどん降ってきて、止まってからまた動き出す、というところで動き出せない大型車が多数。後ろを走ってるわたしもどきどき。

明日は朝一限から講義なんですが、果たして車でいけるのでしょうか、、、。
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沿志奏逢2

2008年01月22日 | レビュー
え~珍しく音楽CDのレビューです。
実は内緒にしていましたが、私はミスチルが好きです。ええ、もちろん小田和正とかユーミンとか、サザンとか、私の年代の大御所はみんな好きですよ。でもまあ、今一番聴くのはミスチルですね。

沿志奏逢はBank Bandのカバーアルバムです。
賛否両論あるとは思いますが、私はこの沿志奏逢2はとても好きです。to Uがいいです。休みの日も好きです。マーシーは重いですが、昔のブルーハーツをさんざん聴いた身にしてみれば決して沈むばかりでもありません。昨日のNo, 明日のYesもいいです。

ぜひ聴いてみてください。

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コーヒーからお茶にシフト

2008年01月18日 | 食の話題
この間宇治でお茶を買ってきた話を書きましたが、不思議なもので、お茶がおいしいとついお茶に手がでてしまい、コーヒーを飲む機会がぐっと減ってしまいました。今まではだいたい、出勤してきたらまずコーヒーを飲んでいたのですが。

家にあったお茶を飲み比べてみたら全然おいしくなくて、これまで普通に飲んでいたので、びっくりしました。賞味期限を過ぎていたので思い切りよく捨てました。

これからはちょっと高くてもいいお茶を買おう、と思っています。
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存在感を示すには

2008年01月17日 | 仕事・研究
昨日の話の続きです。
組織の中で働き始めると、いろんな壁にぶち当たると思います。理想は高くても、自分の実力が伴わないと思えるかもしれないし、周囲から評価されないような気がして悩むかもしれません。そんなとき、どうしたらいいでしょうか。

自分の役割、ということを考えてみてほしいと思います。
全体の中での自分の役割です。

仕事にベストを尽くすのは当たり前で、それだけでは自分の存在感を示すことはできません。要求されているレベルにプラスアルファを加えてほしいと思います。何らかの工夫、改善、コミュニケーションのプラスアルファ。仕事は楽しくやりたいですし、楽しければ効率もアップするものです。助けてくれる人も現れます。普段人が気がつかないことに気がついてあえて重荷を引き受ける、ということも必要です。目前の効率だけを追及しないこと。長い目で見て必ず自分の益になります。昨日も書きましたが、回り道のように見えても、けっして損ではありません。

存在感というのは大事です。
けれども一朝一夕にできあがるものではありません。
ぜひ希望を持って今日の重荷をテイクしてほしいと思います。
自分だけ損をしているように思えるときもあるかもしれませんが、後で必ず実ります。しかしここで言っているのは単なる「便利屋」や「優柔不断で仕事を断れない人」ではありませんからね。そこは誤解のないように。「自分の役割」を考える、というのが大前提です。
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人生無駄なことはひとつもない

2008年01月16日 | その他もろもろ
大学にいると若い人と接する機会が多いです。若い人はたくさんの可能性を持っていて、しかし経験はあまりありません。体力があって徹夜などの無理もききますが、効率よく仕事をするなどというのはまだ会得できていません。物事を大局から見るというようなことも経験不足からなかなか難しいです。しかしそれでも、自分の将来というものを考えなきゃなりませんから、悩みます。どんな分野に自分の得意とするものがあるのか。自分はどんなことならもっともっと努力してステップアップしていけるのか。これというものが見つかった後も、自分は本当にこの分野に向いているのか。こんな働き方でいいのか。悩みはつきないでしょう。

でも、それでいいのだと思います。
一足飛びに「これ」というものが見つかるものではありません。紆余曲折して人から遅れたように見えても、人生失敗じゃありません。寄り道したときに見たことが、後で大切な経験になることも多々あります。

私は25才で結婚しましたが、結婚後、夫は勤めていた会社を辞めて大学院に戻りました。その間私が働いて、学費も払い、子どもも産みました。その後大学院を修了した夫が遠くの土地で大学教員のポジションを得たとき、私は最初の職を辞めました。今度は夫が私の授業料を払ってくれて、私は大学の研究生となり、やりたかった免疫の研究を始めました。その後非常勤講師の口があり、そうこうしているうちに学術振興会の特別研究員に採用され、アメリカに研究赴任する機会を得ました。結局向こうで職を得て5年半いましたが、今は仙台にある大学で教員をしています。夫は変わらず最初の大学で教鞭を執っています。子どもは二人になりました。

最初に夫が仕事をやめたとき、周囲の人は大変心配し、年齢のこともあって再就職は難しいのではないかとよく言われました。私は自分が働いていたので、夫に仕事(大学のポジション)が見つからなくてもなんとかなるさ~と思っていました。その後自分がやめたときにも、「定年まで勤められるところをやめるなんてもったいない」などとずいぶん言われましたが、私自身は新しいところへ行く希望にあふれていました。自分を変えるというのは難しいことだけれど、外圧で変われるならいい機会だと思いました。

その後、アメリカに行って、私はいろいろなことを勉強しました。もう一度やれといわれたら「けっこうです」と断りたいくらい大変でしたが、あの経験がなかったら今の自分はありません。もっと言うと、最初の職を辞めていなければ今の自分は絶対にありませんでした。

ただ、本当に厳しい日々を送ってきたことは確かで、後のポジションの保証はどこにもありませんでした。振り返ってみて、タイトル通り、人生無駄なことはひとつもないなあと実感しています。すべての重荷は自分にとって必要なことでした。しかしその当時には全然わからないものなのです。重荷だと思っていることが役に立つかどうかなど。

ですから、若い人にはそのことをちょっと覚えておいてもらいたいのです。一足飛び、最短距離を行くことがベストではないということを。回り道はむだではないということを。失敗だったと思うことにも必ず意味を見いだせるのだということを。

今日わざわざこんなことを書いたのは、私の周囲の若い人たちに少し違う視点も持ってもらいたいと思う事があったからなんですが、もう少し話したいことがあるので、それは明日以降にしたいと思います。



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