寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

やるべきこと

2024年04月26日 | 仕事・研究
私は日々やるべきことを忘れないように
To Do Listを作っています。

リストは2つあって、一つはとにかくやることが発生したら書く。
もう一つはそのうち今日やることを書く。

だから一日の終わりに二つ目のリストが全部消してあれば
清々するのですが、なかなかきれいになくなりません。
電話しなければならないのに相手が出ない。
電話してもしても話し中で相手がつかまらない。
というのはよくあります。
電話ってなんとかならんものかと思いますね。
WEBやメールが使えたら解決するのに、、
ただ、スケジュール調整とかは電話でしたら一発ですから
電話には電話のよいところはあります。

しかし電話しか連絡方法がないって場合に
相手がつかまらないと
用事は持ち越すしかなく、ストレスがたまります。

今週はそんなわけで今週中に処理すべき案件が2つも残りました。
けどまあ報告書の類もだいたい終わりましたし
4月としては順調な方ではないかと思います。

何事も計画を立てて前倒しで進め
書いたものは寝かせて修正して締め切り前に出し
準備を怠らなければたいていのことはきちんと進みます。
学生にも目先のことに全集中せず
先を考えて今日の行動を決めることを指導しているつもりですが
なかなか、、、。
でも社会人になる前に身に着けてもらいたいと思っています。


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楽しい実験

2024年02月01日 | 仕事・研究
4年生の卒論提出締め切りが昨日で、ここのところいろいろ忙しかったのですが
一段落。そして今日は3年生がフローサイト練習、私は授業準備、
その後午後は東北大へディスカッションに行きました。共同研究者の
大坪先生とは毎回非常によいディスカッションができていて
とても楽しいです。東北大は車で20分くらい。
近いし、楽しいのでよく行ってます。

もどってきたら、3年生がまだフローサイトをやっていたので
のぞきに行きました。

「フローサイトってたのしいよね~~」
という私に誰も賛同してくれなかったのはご愛敬。
まあね、確かに工程数が多いですけど
最後に機械の前に座って細胞流すとき楽しいじゃないですか。

うちのラボでやる作業の中で私が一番好きなのは
凍結切片を切って免疫染色やることだけど
フローサイトも好きだな。
あと細胞培養も好きだな。

このところ、学生が忙しいので私が組織培養をやっていて
時間を取られるのでそれなりに大変ではあるんですが
やっぱり細胞を見るのが楽しいんですよ。
きらきらって元気な細胞を見るのが。
それが元気なくなってくるとつらくなってくるのですが
今のところみな元気そうです。

そんなわけで新しい年も日々楽しく過ごしています。

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楽しいことをしよう

2023年03月06日 | 仕事・研究
やることがいろいろたくさんありまして。
毎日毎日がんばってるわけですが。
にしては実りが少ないというか、ちょっと停滞感があるというか。

なんだかそんな気がしていました。
コロナ禍で動きが鈍くなっていたし
低空飛行でも日々は回るという感じになっていたし
それに慣れていてどうも体が硬くなっていたようです。

先週、小さい研究会に行ったのですが
この会はいつも楽しいんです。
何を聞いてもよくて、刺激になりますし本当に勉強になる会です。
今回も、堪能しました。

戻ってきて、
一番に思ったことは

楽しいことをしよう!

ってことでした。
研究にもいろいろあって、頼まれ仕事もあるし
学生の希望に沿うためにやってる実験もあるし
自分がやりたいことに100%時間を費やすことは
できないのですが

やっぱり楽しいと思えることを
どんどんやろうと
再び思いました。
楽しければ人が集まってくるし
道も開ける。

残された時間も少なくなってきたので
本当に本気で
楽しいことに注力しようと
決意を新たにしました。

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研究費の申請とその報告書

2022年05月16日 | 仕事・研究
研究をするにはお金が必要なので、毎年いろんな研究助成に応募しています。この5月も必死になって書いてました。先週の金曜日に自分の作業は終了していたのですが、今日ようやく正式に申請が完了してほっとしています。今回の研究内容は、この助成金があったら確実に実施できるけれど、もし不採択になったら他の人はやらないだろうから永遠に失われるテーマ、、、という気がします。イヌやネコの獣医療の将来に絶対に貢献できる自信があるんですが、さて選ばれるかどうか、、、。後は祈るのみ。

今年は進めなきゃならないテーマが目白押しで、スピード感をもってやっていきたいんですが、慢性的マンパワー不足で参ってます。若かりし頃の私がもう一人いたらなーって感じ。今の私も体力は全然まだいけるんですが、目がねえ。目は選手生命の鍵をにぎってますから、、、。しかしアメリカで仕事していた若い時の私は実験だけやっていればよかったので、こんなに助成金の申請や報告書書いたり、合間に査読して卒論学生指導して授業やって学部学生の実験指導して、ってのはなかったんですよねえ。恵まれていましたね。

さて一つ区切りがついたので、明日からは次の課題にまい進です。学内業務も締め切りが並んでますしね、、、。でも今日はとりあえず一つ終わったことを喜ぼう。一つ一つ。一歩一歩喜びながらやっていこう、と思います。





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3月も終わり、さて新年度!

2022年03月31日 | 仕事・研究

色々ありました3月。ついに4年生は卒業してラボを去りました。
卒論、最後まで大変でしたが、それぞれしっかり完成させてくれました。

その前に地震がありまして。
これには参りました。片付けるのに1週間くらいかかり、割れたものを捨てたのですが、すごい量でした。
食器棚が一気にすっきり。とてもとても気に入っていた源右衛門が割れたのは本当に悲しいのですが、まあ物はまた買えますので、、、。

さらに、新年度からの大型助成金に採択されました!!!
牛の研究です。


新年度は、今のところ外部研究費が2件。
あともう一つ、どうしても取りたいものがあり、これから申請します。
これが取れないとこれまで苦労してきたものがちょっと中途半端になってしまうので、ぜひともがんばりたいです。

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2021年の振り返り

2021年12月31日 | 仕事・研究
今年も大みそかを迎えました。
研究室の広報としては、ツイッターやインスタを使うことが増えました。忙しくて、長い文章を書けず、ブログはあまり書けませんでした。でも記録としても大事なページなので、これからも続けていくつもりです。

さて、21年でとても大きな出来事は、NHKスペシャルで研究を取り上げてもらったことです。これはかなりいろいろな方に見てもらえ、反響もありました。震災から10年、野生動物における原発事故の影響を調べたものですが、現在論文も投稿中です。

21年は、これまで3年にわたって調査してきた放牧牛の寄生虫感染の論文も2本出すことができました。この仕事は伊藤記念財団の助成金をいただいて実施したもので、各地の放牧地で駆虫プログラムが適切に実施されていない現状を明らかにしました(この2本はまだリンクがはれないのが残念)。

その他、イヌの皮膚の研究の一環で岩手大の福田先生と共同研究して樹立した線維芽細胞の不死化の論文も出ました。皮膚の研究をするために線維芽細胞の培養をしたいのですが、これまでの初代培養ではできることが限られていました。不死化細胞ができたことで、いろいろな実験が可能になりました。

あとは、寄生虫感染後に宿主に誘導される免疫応答の非常に初期のステージについて研究した論文と、デング熱の関係で蚊の防除についての論文が出ました。

そういうわけで、けっこうがんばった1年でした。あとは投稿している原発事故の影響についての論文が早くアクセプトになればいいのですが、、、。

研究費の方もいろいろいただいて、この1年はずいぶんいろんなことができました。22年3月に終了するものもあるので、次年度の申請の準備もしています。21年中に新しく共同研究を始めた課題もあり、次年度もなんとか研究費をいただいて発展させたいと願っています。

さて、今年もコロナのため学会にも行けず本当につまらなかったのですが、12月に免疫学会にオンラインで参加し、やはり学会に出ないと思考が停滞するなと実感し、来年はもっとアクティブに動いていきたいと思っています。しかしオンライン学会はけっこう実りがありました。講義や学生実験で聞けなかったセッションが後でオンデマンドで聞けたり、聞き逃したところを巻き戻したりして非常に助かりましたので、来年度以降もぜひハイブリッドでお願いしたいと思っています。

コロナのためいろんなことが制限されましたが、新しく見いだせたことや見直せたこともあり、これを生かして新しい年も頑張っていきたいと思います。来年もどうぞよろしくお願いします。

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論文が出ました!

2021年11月09日 | 仕事・研究
イヌの皮膚の研究をしています。
岩手大学の福田先生との共同研究で、イヌ線維芽細胞の不死化に成功。
その論文が出ました。

Immortalization of cells derived from domestic dogs through expressing mutant cyclin-dependent kinase 4, cyclin D1, and telomerase reverse transcriptase 



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本日ラジオ放送されました♬

2021年11月02日 | 仕事・研究
本日ラジオ放送されました♬
radikoならどこでも聞けます!「がんばろう宮城」で検索💕

よかったらぜひお聞きください!
来週もあります!
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記録によって振り返る過去と、現在

2021年10月19日 | 仕事・研究
去年の今頃は何をしていたんだろう。
時々そんなことを考えて手帳や日記をめくります。
断捨離だといって古いものを全部捨てる人もいるようですが、わたしはもう何十年分も手帳を保存しています。若い頃は家事育児仕事でめちゃくちゃな生活をしていて、よくこんなのできたなと思って、記録を見て自信を取り戻せますし、昨年の今頃のを見れば少し先のために今やっておくべきことがわかったりします。記録って大事だなと思っています。

今朝、去年とその前の年の10月の3行日記を見返しました。そしたら、今年はかなり楽な秋をすごしているということがわかりました。昨年は科研費がありましたし、コロナのため前期の実習が後期に来たので、朝から晩まで学生実験をやってたりして疲れ切ってました。祝日も出勤だし、代休も取れないし。だから今年はうんと楽なわけです。

とはいえ、手帳を見ると予定はぎっしりなんですよね、、、。そんな中、今度はFMの収録に呼ばれました♪ これは初体験なので入っている予定を変更してまで引き受けました(笑)。何事も体験したいですからねえ。でもうまくしゃべれるかどうか、、、。

震災復興応援番組「がんばろう宮城」希望のラジオ


という番組だそうです。楽しみです。これも日記に書いておこう、、、。

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「学振のポスドクだった」の、その後

2021年10月08日 | 仕事・研究
ずいぶん前に「学振のポスドクだった」という記事を書いたことがあるんですが、今もいろんな人に読まれているようです。「半人前だった自分が学振のPDのおかげで今がある」と書いているので、中には文字通りに読んで「こんな人でも採択されるのか!」とあきれたり怒ったりする人もいたようですね(笑)。私は修士卒で仕事に就いて、その最初の職場を8年後に退職しました。辞める年には科研費に採択されていたのに、当時のシステムでは移行はできず辞退しました。8年の間に仕事しながら論文を書いて博士の学位を取り、まだ年齢的には応募が可能だったので応募しましたが、ホントのことを言うと想定されている対象とは違ったでしょう。でも、採択され、そのおかげで新しい道に進むことができました。

学振のポスドク時代にアメリカのラボに行くことができ、その後、向こうでそのまま働かないかと言われて5年半を過ごしたのですが、この時までは論文を書いても最終的にはボスが見てくれるので安心という環境でしたので、そういう意味で「半人前」だったと考えています。論文はファーストも大事ですが、責任著者ができるようになって初めて一人前だと思います。

日本に帰ってきてからは、小さいラボを主催しているので、今も論文はゼロから自分で書きます。研究費の申請もどんどん書いて、それをもらうことで自分のラボの研究を進めています。つまり、自分で書いた研究費の申請が採択され、論文がアクセプトされるということがあって初めて「一人前」だろうと思うんですね。共同研究はすごく大事ですが、それでも、自分が主体となって書く論文と、その他の論文は全然違います。共同研究に加えていただけるとか、研究費の申請に分担で参加させていただけるのはすごくすごくありがたいことですが、それだけでは不十分。自分の主たるプロジェクトがあって、それに加えて共同研究もあるということでなければと思っています(わざわざ書くほどのことでもありませんが)。

あの頃の私は、論文の数はそこそこあったし科研費も採択されていたわけですけど、明らかに半人前でした。でも、学振のおかげでその先に進めました。そのことに感謝した記事なのです。

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