寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

危機管理能力(というほどのものでもない)の欠如

2014年07月29日 | 仕事・研究
今朝、-80度の冷凍庫からサンプルを出す必要があったのですが、すぐ見つからなかったので温度が少々あがりました。今朝は部屋の空調が入っておらず、もともと73度を表示してたので、70度まで行ってしまったと思います。しばらくしてから様子を見に行くと、アラームが鳴り響いていたのでとりあえず消し、そこで実験していた学生に「アラームしばらく鳴ってた?」と聞くと「その音のことですか?僕が部屋に入った時にはなってましたね」というので、ちょっと呆然としました。

以前も学生が遠心機にサンプルをかけた後すごい音がし、飛んで見に行ったら3-4人が遠心機の前で談笑していて、「音!すごい音!何いれたの!」と私が叫ぶと「?ああ、変な音しますね」ということがあり、そのときはまさに大被害で修理にン万円もかかったのですが、入れた本人は異常音にまったく反応していなかったのです。

これはいったいどういうこと、、、。
「いつもと違う」ということになぜ気が付かない、、、。

アラームが鳴っていたら異常ですからなにかアクションをしなければいけませんよ、というのはいつ教わるものなのか。
いや、教わらなくても異常音に反応しないというのは考えられない、、、。

命に係わることだってあるはずなのに。
感受性がおかしくなってるのか、とにかく不思議です。
基礎科学実験のガイダンスの説明に加えないといけないかも?うーむ、ちょっとめまいがします。

コメント (6)
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リバイス、それから「The Chemistry of Life」

2014年07月26日 | 仕事・研究
昨日「そのうち論文が返ってくるし」と書いた途端、来ました来ました、リバイスが。まるで聞こえたみたい。というわけで、今書いてるのはちょっとおいておいて、まずはリバイスやらなくちゃだな、、。あんまり無理難題は書いてなかったので、ほっ。追加実験は必要ですが、、、。

さてそれから、4月からやってたedXのThe Chemistry of Lifeのコースを無事終了しました!
I did it!!
成績も無事クリアできたので、Certificateがもらえました。
やったぁ
本当におもしろかったので、いろんな人に勧めたいです。
時間のやりくりが大変だったけど、わたしは基本的に昼休みを使ってやってました。
もともと生化学のバックグラウンドがあるし、講師の先生の英語はすべてスクリプトが出るし、何度でももどって聞けるので、全然むずかしくはありません。ただ、【新しいアイデアをどうやって生み出すか】というところは本当に勉強になりました。宿題も苦労しました。が、考えて考えて考え抜くことは本当に楽しかったです。

で、毎日聞いてたコースがなくなってつまらないので、次はハーバードのLeaders of Learningを受講。これもまたもやおもしろいです。おそるべし、MOOC.
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論文を書くときは

2014年07月25日 | 仕事・研究
論文を書くときはリアルタイムに実験しているそばから書きましょう。
データは後で入れればいいんだから、とにかく書きましょう。

ホントにそう思います、、、。
実は今、昨年卒業していった大学院生がやっていた仕事を論文にまとめているのですが、もはや本人がいないのでかなりつらい状況。データはすべて手元にありますが、どこになにがあるのかひっくり返しながらの作業。この前に書いていた論文に時間がかかりすぎ、こっちに手を付けられなかったんですよね。私の仕事の主な部分は学生対応ですから、まとまった時間だまって静かに机に向かうというのは無理。細切れ時間を紡いで論文を書いているのですが、自分でももっとスピード感がほしいなあというのが切実な願いです。

この間投稿したのがもうすぐリバイスで戻ってくるでしょうし、今書いてるのが終わったらもう一つ書いてしまいたいのがあって、本当に後手後手。
岩田健太郎先生は「学会発表するときには先に論文を書いてしまいます」などとおっしゃってるのですが、今の私には絶対に無理。

1秒もムダに生きない 時間の上手な使い方 (光文社新書 525)
岩田健太郎
光文社


でも今取組中のこの3本(うち1本はまだ一文字も書いてないですが)が終わったら、ホントに一度仕事の進め方を見直したいです。
論文にしてしまわないとサンプルも捨てられなくて、冷凍庫もかなりやばい状況だし、また今年も次の学生の卒論の時期になっていきますしね。このままではいかん、のです。
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みちのく湖畔公園に里山地区がオープン!

2014年07月23日 | 大学でのひとこま
宮城大学で今年からコミュニティプランナープログラムがスタートしました。
このプログラムをとった学生は、まちづくりや人と人とのつながり作りについて様々な方面から学んでいきます。その中にたくさんのフィールドワークが組み込まれており、現場で自分の取り組むべき課題を見つけていきます。

そのプログラムの一環として、先週、みちのく湖畔公園に新しくオープンした里山地区に出かけました。今回は希望者のみの参加+悪天候もあって5人だけの参加。でも小人数だったので、みっちり充実したプログラムとなりました。

まずは小野分校で全体の概要について説明を受けます。



その後、山へ入りました。
最初のタスクは危険予知(KY)活動です。
どんな危険が予測されるか?そのためにどんなことに気を付けなければならないか?を書き出して確認します。



続いて自分たちの食事作り。
火をおこして飯盒炊飯。カレーと、さらにピザも!

 

ピザはここで焼きます。
市民ボランティアの皆さんの手作りの窯ですよ!



ご飯の後はまき割り、伐採した木の皮はぎ(虫がつかないようにするため)。

 

山の中での活動は本当に楽しく、生き返るような気持ちのよさでした。雨でしたが、雨のせいで余計に木々が呼吸しているような。
そして最後はこれまたボランティアの皆さん手作りのツリーハウス前で記念撮影。



いや~こんなに素晴らしい活動ができるなんて、さすが国営公園!
大学のキャンパスの間近にこんな素晴らしい場所があるなんて、感動ものです。
学生たちは、山や木の管理はもちろん、このフィールドを利用した心のケアや町おこし、ボランティア運営の仕方など、いろんなことを学べると思います。

ピザもカレーも、飯盒で炊いたご飯も最高においしかったなあ。
ボランティアさんは毎週土曜日に活動。また、月一回は子供たちの活動もあります。
楽しく山で遊びながら、山の草花や木々の管理、山に暮らす生き物についても学べる里山地区。ぜひ皆さんもお出かけください。

国営みちのく湖畔公園のサイトはこちら



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あすと長町仮設住宅支援活動:ハム・ベーコンづくり

2014年07月20日 | 仕事・研究
7月18日午後、被災者の皆さんとハム・ベーコンづくりの仕上げをしました(3週間前に仕込んだものです)。
写真は燻製にする前。





今日は待ち時間が長かったので、合間にそば・うどんとピザまで作りました♪





どれも大変おいしくいただきました。
そばはもうちょっと修業が必要ですね、、、。






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7月20日(日曜日)食産業学部オープンキャンパスです!

2014年07月17日 | 仕事・研究
7月20日日曜日、朝9時より宮城大学食産業学部オープンキャンパスです。
どうぞ皆様お越しください。

詳しくはこちら

【昨年の様子】




わたしは模擬講義・学生生活相談・ビブリオバトルなどをやっています~。
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サッカー三昧の日々が終わりました。

2014年07月15日 | 日々の暮らしを楽しく
ワールドカップが終わってしまいました。
毎朝サッカー三昧でとても楽しい日々だったのですが、どんなに楽しいことでも終わりは必ず来るもので。
今回はブラジルの崩壊が非常に印象的で、サッカーって本当に面白いなと思いました。
個人的にはオチョワとロドリゲスはもっと見たかった。

さてワールドカップの熱戦が繰り広げられている中、朝日新聞の書評にサッカー関連の本がいくつか紹介されました。
ちょっと興味を持ったので、以下の2冊を読んでみました。

やめないよ (新潮新書)
三浦知良
新潮社


わたしはドーハの悲劇、ジョホールバルの歓喜、Jリーグの始まりの熱狂やカズさんの赤いスーツでの登場(MVPの表彰式?)などもよく覚えているのですが、あんまりJリーグを見てこなかったんですよね。サッカー観戦は大好きですが、普段見てるのはヨーロッパサッカーで、しかもサッカー自体にたいして詳しいわけじゃなくて、単純に見て楽しい、ってだけ。そんな私でも、これだけ長い間現役を続けることの偉大さはわかります。カズさんは、自分というものを上でも下でもなく正しい位置で理解するということのできる人なのでしょう。普通は自分への評価は低すぎたり高すぎたりで、適正にはなかなかできないものですが、この人はものすごく客観的に自分を見ているのだろうと思います。そしていつも自分との勝負にだけこだわっていて、他人と比べたりということがない。サッカーができることにいつも感謝がある。それが長く続けてこられた理由かなと思いました。サッカーを知らない人にもきっと心に響くと思います、お勧めです。

次は今まだ読み中なんですが、今回のワールドカップの日本代表に対するマスコミや国民の無邪気な(たぶんサッカー文化度の低い)対応が予言されてるのか?と感じる冒頭から始まり、大変興味深い本です。マイアミの奇跡(日本がブラジルに勝利した一戦)から話が始まります。とにかくおもしろい。日本代表のサッカーを見るすべての人におすすめ。

28年目のハーフタイム (文春文庫)
金子達仁
文藝春秋


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大学のウェブサイトに教員紹介のページができました。

2014年07月12日 | 大学でのひとこま
大学のウェブサイトに教員紹介のページができたのですが、、、私のページももちろんありまして、これです。うーむ。研究について書くところがほとんどなくて、画像の説明をうまくはりこめるシステムになってなくて、本当に残念なんですが、これが精一杯らしいです。。。

researchmapもあるし、ResearchGateもあるから、まあいーんですけれども、大学のページももうちょっと何とかなってほしいなあ。せめて画像を自由に貼り込めると、いろいろ写真をつけたりなどもできるんですけどね。



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一地方大学のありかた

2014年07月09日 | 仕事・研究
無名大学を優良大学にする力―ある大学の変革物語―
ジョン・ケラー
学文社


私が所属する大学は地方にある小さな大学で、特色のある3つの学部から成っています。近くにある東北大学は全国区の総合大学で、旧帝大の難関校。まったく違う層の高校生が受験する大学と言えましょう。しかし前にも書きましたが、日本にある700強の大学が、すべて同じ路線である必要はありません。世の中は多種多様な人々で形成されており、一般市民の文化度や教養を高める、あるいは科学リテラシーを身につけた賢い消費者を生み出す、さらに地方の活性化に尽くす人材を輩出するとなれば、一地方大学に大いに存在価値があります。幸せというのは人それぞれ。生まれてきた使命も人それぞれ。エリートとして国をひっぱる人材も必要ですが、それを支える国民の民度の高さもまた国の豊かさと言えます。ですから、地方の小さい大学がそれぞれ個性的な魅力にあふれ、進学してくる学生に大きな満足を与えられれば、都会の超難関校にはない存在意義があると思います。そうはいっても、国の予算は大きな大学に集中し、地方の小さな大学が特色を打ち出そうとしてもなかなか難しいということがあります。私はこの本を読んで、アメリカにも同じような状況があるんだということを知りました。そして一地方大学が小さいけれども魅力にあふれ、学生の満足度の高い優良な大学に変わるためにはどのように取り組んでいけばよいか、という考え方を学びました。大変参考になりました。わたしもうちの大学でできることをどんどん始めていきたいと思います。大学には若い人が集まります。地方の活性化に大学の果たす役割は極めて大きいのです。この本を読んで、大学をよりよく変革していくためには、地元自治体、企業、卒業生、保護者など多くの人を巻き込むことが大事だなと思いました。



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定期健診でぐったり

2014年07月08日 | その他もろもろ
今日は定期健診で、昨日から食べてない飲んでない上にバリウムで、本当にぐったりしました。一食でも食べないとまったく元気が出ないし、そのあとはバリウムのせいで脇腹が痛くて(これは毎年)今日一日をなんとか過ごしたという感じ。火曜日午後は講義がないので論文を書く時間にあてようと思っていたのに、半病人のような状態でちょっと書いては休み。また書いては休み。というわけであんまり進みませんでした。

私は検診でなにかひっかかるとすれば貧血くらい。
寝不足で超多忙で体ぼろぼろじゃないかと思うのに、まったく健康。その上、風邪のようなものも前はいったいいつ引いたかまったく思い出せないくらいなんです。おかしーよなあ、と思うけど、何が奏功してるんだかとにかく数値は非常に優秀ですね、いつも。まあ食べることを大事にしているのと、規則正しく同じ時間に起きてるというのがいいんでしょうねえ。そういえば、ひっきりなしに体調をくずしていた次男、今年は毎日朝食をきちんととり、とくに毎日欠かさずヨーグルトを食べるようにしてから風邪ひいてないんじゃないかなあ、と思います。食事から摂取するものからしか、体を作ることはできませんからね。大事ですね。





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