寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

秋の獣医学会

2007年06月29日 | 仕事・研究
獣医学会というのは、毎年春と秋の2回開催されますが、春はいつも東京で、秋が地方です。獣医系の大学はそうたくさんないので、開催場所はだいたい決まってくるんですが、今年の秋は酪農学園大学。というわけで演題を出す前から「行くぞ~」っと決めておりました。学会というのは中身もさることながら、その開催場所を訪ねる楽しみが大きいんですよね。私は大学院の1年生の時に浦幌の共済で研修をさせて頂いた関係で、十勝にはお世話になった方が多いので、今回はぜひそちらにも足を伸ばしたいと思っています。

また、獣医学会は先輩や友達に再会する機会でもあります。
帰国してすぐの獣医学会で同級生に声をかけられたときは本当にうれしかったです。今年は誰に会えるかな。一緒においしいものを食べに行こう。そんなことを考えてわくわくしています。
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凍結切片を切る。

2007年06月28日 | 仕事・研究
今日はマウスの腸管のサンプルの凍結切片を切っていました。
組織切片をつくるのにはパラフィンを使う方法と、凍らせて切る方法があります。パラフィンを使えば長く保存できるし、染色したときの形態観察も大変きれいに見えるのでよいのですが、免疫染色やLCMに使うときには凍結切片を使います。

LCMというのは、組織切片から目的の細胞だけを採取する方法です。上皮だけ、とか筋層だけ、とかいう採り方ができ、免疫染色を組み合わせれば特定の細胞だけをとることも可能です。採取した細胞からRNAやタンパクを抽出して、解析を行います。

で、今日はそのLCMのための凍結切片を切っていたのですが、はっきりいってLCMは凍結切片をいかにきれいに切るか、にすべてがかかっていると言ってもいいのです。しかし凍結切片はとにかく繊細で、手荒に扱えばぼろぼろになってしまいます。ひたすらていねいに。細心の注意を払って。それが極意です。

私は凍結切片を切るのが大好きです。
これは趣味と言ってもいいくらいです。
ですからこの仕事はほんとに楽しくて、我ながらあきれますけど、夢中になって切っています。没頭です。
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スーツケースを買おう。

2007年06月27日 | アメリカ生活
夏にアメリカに行きます。今回は1ヶ月とちょっと長い。
今、スーツケースを買おうと思って物色中です。

旅行の多い人間は、いいスーツケース持っていた方がいい。そう言われて、サムソナイトのスーツケースを使っていました。でもこれ、アメリカのコスコで買ったから、特価の100ドルという安物です。それでも確かに頑丈で、重いのが難点でしたが、愛用していました。が、あまりにも酷使したので、昨年とうとう車輪のゴムが割れました。こういうときこそサムソナイト。修理してもらおうと電話しました。アメリカで買ったものでも、日本で直せることがわかりましたが、仙台で修理できないようで、宅配で送って下さいと言われました。家まで取りに来てくれるとのことだったので、面倒はないのですが、さらに車輪の修理は最低1万円弱かかると言われて、「うーーーーん」いったん電話を切りました。

もともと1万円くらいのスーツケースです。
これがもっと高いものなら迷わず修理、でしたが、とにかく重くて参っていたので、この際軽量タイプに買い換えようと、あれこれ調べてみました。

結局気に入ったのはRIMOWAのスーツケースでしたが、これが高い!即決できない値段(カメラ買ったばっかだし)。

どうでしょうか、これ
軽いしデザインもとっても気に入ったんだけど。

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さくらんぼの季節です!

2007年06月26日 | 食の話題
今年もさくらんぼの季節がやってきました。
スーパーには山形のサクランボが宝石のように並んでいます。
アメリカンチェリーも肉厚でジューシーでおいしいけれど、やっぱり佐藤錦は最高。

いつもは生協で地方発送を頼むのですが、今年は「味の農園」で頼んでみました。さてお味はどうでしょう。って私の口には入らないので、私から送られた人はぜひ感想を教えて下さい。
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外付けハードディスクドライブ

2007年06月23日 | 仕事・研究
前からずうっと「買わなきゃ」と思っていた外付けハードディスクドライブをとうとう買いました。最近、周囲の先生方が皆さんパソコンの調子がよくないと言っていて、私のも万一クラッシュしたら、、、とようやく買い物に出かけました。

私は今までハードのクラッシュは体験したことないのですが、それはラッキーと言うものでしょう。今日買ったのは、ロジテックの250Gで13000円弱でした。さっそくバックアップをとろうと思います。

今の学生さんからは信じられないでしょうが、私の学生時代は、学科に一台パソコンがあっただけ。それで一学年40人が修士論文を書いていたので、夜中、朝駆け、とほんとに大変な思いでパソコンを使ったものなんです。今は本当の意味でのパソコンですから、恵まれてますよねー。私が最初に買ったマックなど、ハードが80メガでした。それに比べたら外付けハードが250ギガなんて、卒倒しそうな大きさですよね。

でも、最初のころのマックIIとか、ほんとに愛着ありましたねー。
今のレッツノートも最高に気に入ってますが、初めてマックのフォントを見たときの感動はちょっと忘れられないでしょう。

ところで昨日勝間さんの本を紹介したらものすごくアクセスがありましたが、勝間さんもレッツノートを強く勧めてましたね、勉強本で。今は選ぶとしたらこの軽さ、やっぱり捨てがたいんですよねー。

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会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール

2007年06月22日 | レビュー
会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール

勝間和代さんの新しい本です。福沢恵子氏との共著。

ベティ・ハラガンの「ビジネス・ゲームーあなただけに必勝法教えます」という今は絶版になっている本をもとに、今の時代、日本の現状をふまえて書かれた本で、女性が仕事をしていく上で気をつけていくべき事がわかりやすく述べられています。

就職して3年目くらいまでの方にお薦めの本ですが、ただ、新卒の就職活動前にもしさっとでも一度読むことができれば、もっといいでしょう。というのは、勝間さんも書いているとおり、女性が働き続けられるかどうかは、本人のがんばりよりも職場の環境に大きく左右されるというのが事実だからです。

たとえば、私は最初の就職の時、公務員を選びました。その理由は、企業からの求人がほとんど男子だったというのがもちろんありましたが、やはり、家庭を持っても子供ができても、公務員であれば働き続けることができるのではないかということが最大のポイントでした。私が就職してすぐ育児休業法が施行されましたし、時短制度があって、子どもが小さい間は1時間早く帰るということも可能でした。

今は、男女雇用機会均等法が改正され(99年)、女性も就職しやすくなりましたが、それでも、企業風土にはずいぶん差があります。女子学生が就職するときには、女性が働き続けられる職場なのか、キャリアアップできる企業なのか、ということをよく調べてアプライしていくべきだと思います。この本は、学生が読めばまだ実感のわかない世界であるかもしれませんが、こういったことを知らなければ、卒業後「考えていたのと全然ちがった!」ということにならないとも限りません。

もうひとつ、私自身もいつも肝に銘じていて、この本にも書かれていたことですが、「一生懸命やっている。がんばっている。」ということ「自体」に満足してはいけないということ、強調しておきたいと思います。以前も書いたかもしれませんが、女性はまじめにこつこつがんばったり、周囲のことに気配りできたりする人が多くて、社会の中で潤滑油のような役割を期待される場面がよくあります。それはとても大事なことですが、つい大局を見ずに目の前の問題を解決して周りの人を満足させて自分も満足してしまう、ということになりがちです。このブログのタイトルにもあるように、これから就職していく学生の皆さんにはものごとを大きく見据えて「遠くへ行く道」を見つけてほしいと思っています。
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ちよこれーと、パイナップル、グリコのおまけ付き!

2007年06月20日 | 日々の暮らしを楽しく
今朝、常盤貴子のCMでじゃんけんして勝った方がチョキなら「ち、よ、こ、れ、え、と」と6歩進む、という遊びをやっていました。

「うわー、これなつかしーなー。今の子供もやるの?」とうちの小学5年生に聞いたら「やるよ」と言うので、「ちよこれえと、ばいなつぷる、グリコのおまけ付き、だよね!」というと「なにそれ?ぐーはぐりこ、でしょっ。おまけつきってなんだよー」と言うのでびっくりしました。

ぐーはグリコなのですか?
わたしが子供の頃はぐーはグリコのおまけ付き、なので、9歩も進めたんですよ。ローカルルールだったのでしょーか、、、。
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ハリーポッター炎のゴブレット

2007年06月19日 | 英語
ずっと前から読んでいる「ハリーポッター炎のゴブレット」。
おもしろくなくておもしろくなくて、全然進まないのに、いったん読み始めたものをすっぱり捨てられない私、しかもこの厚さを読んだら達成感あるかも、などとも思ってあきらめられない。

後200ページを切ってから、やっとおもしろくなってきました。本来、本を読むのはおもしろくてやめられない、というのでなくちゃならんと思うのですが、この本に関しては毎日ページ数を数え数え読むという感じ。2ページずつ位しかすすまなかったので、とうの昔にやめればよかったのですよね。

しかし、これが本当におもしろくて一気読みしちゃった、と言う人も全世界に山ほどいるわけで、わたしと相性悪かっただけなんだろうなあと思います。日本語で読んだらまだましだったかなあ。でも、賢者の石は日本語で読んでもやっぱりつかえつかえだったし、ハリーポッター自体がだめなのかも、わたし。

で、結論。
英語の勉強なら、やっぱりもうちょっと面白いと感じられる本でなきゃだめです。こんなにちょっとずつしか進まないと、一日に目にする単語数も少なすぎて、全然役に立たない。反省します。以後、面白くない本には手を出しません!
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ラボで使うあれこれを探すとき

2007年06月18日 | 仕事・研究
私は仙台に来てからも、アメリカにいたときとほぼ同様の実験をしているので、必要となる試薬や器具は同じです。が、スライドガラスひとつとっても、まったく同じものを購入するのが難しい場合があり、毎回何かをオーダーするときには一苦労します。今回はカミソリなのですが、こんなどうでもいいようなものを探すのにいったいどれだけ時間を使っているでしょうか。これ、というのが外国のメーカーにはありますが、そのへんのカタログには載っていません。アメリカでは全然苦労せずに見つけられたのに、、、。いつだったか、それでもこれがほしいんです、とある試薬を業者さんに無理に注文したら、輸入手続きがやっかいで、結局断念したこともありました。確かに、ないんだったら手に入るものに変更すべきなんでしょうが、確立している系を変更するってけっこう勇気がいります。すべからく実験というのは、「うまくいってるときはさわるな」というのが鉄則ですから。

私が今ほしいけど、見つけられないものの一つに、スライドガラスの染色びんがあります。ガラス製で、ふたがスクリューになっていてきちんと閉まるもの。ふたは樹脂でいいんですが、有機溶媒に強い材料でなければ使えません。でも、見つからないんです。カミソリは、片刃のがほしいんです。両刃もあるし、片刃でもやわいのはあるけれど、けっこう強度がほしいんです。

人からは私はこだわりすぎだと言われますが、これ、というのが決め手の場合もあるし、効率がよいこともあって、モノには妥協しません。しかも、日本ではネットで注文、カード決済ってあまり研究費には使えない手ですから、代理店が扱ってなければなかなか手に入れることができません。ほんと、この点だけは何とかいい方法が見つからないかなあと日々思っています。


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レポートを書くときの注意

2007年06月17日 | 実習と講義
さっきから実習のレポートをみてますが、「ウィキペディア」を引用している人、多いですねえ。たしかに何でも載ってますから、便利な百科事典ですが、ウィキペディアはユーザーが勝手に書き加えたり修正できたりするものですから、その性格をきちんとわかって使わないといけません。少なくとも、実習のレポートなどに引用してはいけません。一応各レポートには赤字でそう書いておきましたが、他の学生にも言っておきたいと思いました。気をつけてください。
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