寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

大学で勉強したこと

2019年05月31日 | 大学でのひとこま
この間、大阪の実家に帰って押入れの整理をしたら、大学時代のノートが出てきました。衝撃のノートでした、、、。ものすごく細かいことを丁寧に習っており、それをきれいに整理して書いてあるので、今見ても全く遜色なく使えるような内容でした。その前に実家に帰ったときに発見した組織学実習のスケッチも、びっくりするような丁寧さでした。私が特別なのではなくて、あのころ私たちはそれほど丁寧な教育を受けていたのだと思います。私たちは国家試験がありましたから、大変な量の勉強をしなければなりませんでした。効率的にやっていかないと終わらないということもあり、学生で手分けして自分の専門分野をまとめ、勉強会を毎日やって試験に備えました。その、学生が作ったまとめ資料も出てきたのですが、それも非常に丁寧に作られていました。

そして現在。わたしも、学生にもっと深く学んでほしいと思っているのですが、あまりに厳しく指導すると教員としても学生としてもつらい。また、難しいことも何とか勉強していこうという意欲があるならまだしも、本人が望んでないのにあまりにも専門的なことを教えてもやはりお互いつらい、というのが現実です。最終的に劇的に成長する姿を見られることが多いので、耐えに耐えて私もがんばってますが、わからなさすぎはやっぱりいけないと思うんですねー。

今年も3年生の研究室配属の相談に乗る日々ですが、いかに楽しくしかし深く自主的に学ぶ姿勢を身に着けて、新しい世界を見ることができるかどうか、わたしも精進の日々です。学生の頃、私はすごく勉強しましたが、楽しいことがいっぱいあって、大学時代はとても充実していました。今から考えたら未熟でしたが、研究も楽しく、新しいことを知る日々は本当に刺激的でした。その後アメリカで過ごしたときも、しんどいことが山のようにあったけれども、その分達成感は極まってました。ただ、自分の経験を今の学生に当てはめてはいけないと思ってます。どうしたら最善を尽くせるか、考えていかないといけないと思っています。
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実学教育プログラムスタート

2019年05月30日 | 大学でのひとこま
宮城大学食産業学群では、今年から「実学教育プログラム」を始めました。企業や自治体、NPO、国際機関などで活躍されている方を講師としてお呼びし、実践的な学びの場とします。学生には、日々取り組んでいる大学での学びを社会にどう生かせるか、逆に、社会の課題を知って今何を学ぶべきか考えてほしいと思っています。私が担当しているのは「君の未来創造論」。第一回目はUSEN様にご協力いただき、新しい事業であるReachStockのお話を伺いました。わたしも聞いていてワクワクしましたが、学生にも刺激になったと思います!新しいことを考えるのって楽しいですよね♬ 実は私も講義後の講師の先生との懇談で新しいプロジェクトを思い立ち、今日はその課題についていろいろ調べ始めました。実現できるかどうかはまだまったくわかりませんが、昨日参加したチームは早くもいろいろ動き出しています!



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久しぶりにネコの話

2019年05月16日 | ネコの話
いいなぁ。リラックス。
ふりかえるとこういうのがいて、脱力、、、。
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生命科学のリテラシー

2019年05月14日 | 日々の暮らしを楽しく
私は小さい時からいろんな病気をしてきて、薬もいろいろ使っていますし、今も持病があってそのコントロールにはいつも気を付けています。でも病気が悪だと思ったことはあまりなくて、無病息災が最大の幸せという価値観も持っていません。だからドラマで「体だけはとにかく元気な子どもをうんでくれ」みたいなセリフがあると、ついひっかかります。確かに子どもが病気なのは、親としてはとてもつらいので、喜んで病気を引き受けるってことでもありませんが、病気があったら「かわいそう」ってわけでもありません。私は、子どもの時に病弱で小学校の低学年まで学校も休んでばっかでしたが、そのおかげで得たものも多いのです。病気だからできなかったことはマイナスかもしれないし、それは埋め合わせできないけど、別のところでプラスがいっぱいありました。人生いろいろ。そう思います。

大きくなってから、病気の勉強をたくさんしました。なぜ病気になるのか。そもそも私たちの体はどういうしくみで動いているのか。まだまだわからないことは多いけど、体のしくみを知ることは、「病気はこわい」と過剰に怖がらないで済む力になり、たとえ病気になったとしてもどうつきあっていけばいいのかということを理解する助けになると思います。わたしは普段学生たちに体のしくみを教えながら、たとえ仕事でこの知識を使わなくても、きっと日常生活の中で役に立つときがくる、と思って教えています。こういうの、リテラシーっていうらしいですが、生命科学のリテラシーというのが浸透するといいなと思います。正しく理解していれば、日常生活の中でさまざまな選択をするときにきっと役に立つと思いますし、安心してHappyに暮らせると思うんですね。
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相変わらずちょっと寒い

2019年05月13日 | その他もろもろ
GWが寒く始まり、途中で「こんなに急に暑くなったらいやだな」と思うくらい気温が上がったのですが、案外また落ち着いてきて、「やや寒い」日々です。仙台はこのくらいでなきゃ仙台とは言えない(笑)。いつまでも、長袖。いつまでも、ちょっと暖房がほしいような気温。日差しがあると外の方があったかいかもしれないけど、建物の中は冷たーい感じ。そして夜になるとまじめに寒い。

まあちょっと安心しました。あまり急に半袖の気候になると「季節、待って!」という気分になるから。ゆっくり楽しみたいんですよ、この時期は。やっと来た春なんだから。

ところで、先週は「仕事を効率的に!早く帰るぞ!」という気合の元に仕事をしていて、朝早く来る分、本当に早めに帰宅できていたのですが、後半そのリズムが崩れまして、金曜日はかなり疲れて帰りました。単に帰りが遅くなったので疲れたと思っていたのですが、土曜の朝起きてみたら明らかに「何かに感染した!」という状態になっており。しかし幸いなことに熱も出ず、鼻も出ず、体のあちこちが痛くてだるい、のどが痛くて声が出ない、という程度で済んだのでまあよかったんです。今朝は8割がた回復してました。しかし今日は目標としていた時間には帰宅できず。なぜかというと、夕方になってから論文書きのペースが上がって調子よくなってきたのに、つまんない書類作成がぽーんと横やりで入ってきて、気分が悪ーくなり、切りのいいところまで書けなかったからです。夕方ペースが上がったおかげで論文をざくざく読めたのはよかったのですが、読んだ分、書き落としておきたかったんですよね。せっかく頭に入ってきたものをそのままにしておいたら全部忘れちゃうし。書いておかないと。そんなわけで、英語の正確さには目をつぶってざざっと書きたいことだけ書いて、今日は区切りとしました。明日の朝また続きをやります。そのためにも早く帰って早く寝ないと。

わたしの元気のベースはとにかく生活リズム。朝早くは「黄金の時間」だから、そこを仕事のために確保するためには、遅くまで仕事してちゃだめなんだ、ってことを、最近改めて実感しています。さあ、帰ろう!
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完了しないやり取り(メール)

2019年05月10日 | 仕事・研究
いろいろ用事があって、メールしたり電話したり直接話したりしますが、メールというのは返事が来なければ、後が全部滞るんですよね、、、。わかってはいるけど、どうしてもメールでないと難しい要件もあり、返事を待ちつつ別の用事を片付けつつ、、の金曜日でしたが、積み残しが4,5件あるまま、どうも今週は終了しないといけないようです。片付かないとスッキリしないんですが、相手のあることだからしょうがない。

今日はジムに行きたいから、さあ帰ろう、と思ったところで「待っていた海外からのメール返信」が来ました。これ、このまま放置すると来週また待たされると思ったんで、すぐさま返信。だけどややこしい話を英語でやり取りするからすぐさまと言ったってうまく説明するために書いたり消したり。

うーん、思ったより時間がかかってしまった。普通ありえないことがあって、それを書いたから向こうもびっくりして困っているだろう。だから週明けはまた「それはありえない!!」って返事来そうでげんなりですが、しょうがない。

でも!今日は卒業生が来てくれて、立派になってる姿を見てとてもうれしかったし、そのあととある取材があって、普段からアピールしたいと思っている感染症対策や健康生活への足掛かりを話したいだけ話したりして、有意義な午後だったんです!気持ちを切り替えてさあ次に行こう!

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連休中に読んだ本

2019年05月07日 | レビュー
瀬尾まいこさんの本は、見つけた順番に読んでいます。この本は今までの本とかなり違いました。簡単に言うと虐待の話です。お母さんが再婚した相手、僕はその人が大好きなんだけど、切れると暴力をふるう人。でも「どうやったら切れずに、暴力を振るわないようにできるんだろう」というのを二人で一生懸命考え、実践していくんですが、最後にお母さんにばれて、お母さんは再婚相手を責め、そして追い出そうとする(当たり前です、そんなの)。だけど僕はそれまで「簡単に関係を断つ」のではなくてなんとか乗り越えられないか、と試行錯誤してきた。ちょっと簡単には感想を述べられない本だな、と思っています。ただ、こんなとらえ方、考え方があるのだということは、私には衝撃でした。アマゾンの書評もかなり揺れています。


 
もう一つは、話題の「わた定」。今、ドラマやっていますが、本も非常におもしろく、かつ参考になりました。わたしも、終わりの時間を決めずに仕事をしてはいけないと思っていて、どんな工程でも目標時間を定めて仕事を進めているのですが、この本を読んで、自分にはもっと生産性を上げられる余裕があるなと感じました。わたしは2冊のメモ帳を持っていて、一つには発生するたびにタスクをどんどん書いていきます。もう1冊は、その中で「今日つぶすタスク」を書いていき、どんどん消していって、それが終わったらその日は終わり。終わらなければ翌日の欄に加えますが、そもそも作業時間を考えて作ってますから、普段はそれほど翌日に持ち越しません。あと、工程はできるだけ細分化して、取り掛かりやすく、つぶしやすくするのも大事なポイント。とはいえ、途中でちょっとのちもりで始めたメールの返信などに、けっこう時間が割かれて、終了時間が予定胃よりずれこむこともしばしばでした。だいたい、メールの返信などはタスクリストにこまごま挙げていないので、それも「だらだら仕事」の原因になっていたと思います。今後は、メール返信も時間を決めて処理するようにしたいと思いました。また、考え方や生活スタイルが相当違う仲間で構成されているチームで仕事を進める上で考えるべきことについてもけっこう参考になりました。組織で働いていれば当たり前のことではあるんですが、私はそういう鍛錬が足りないんで、ためになりました。

連休中、音楽を聴いたり美術を鑑賞したりする時間も取れたし、何よりよく寝たのですごく元気になりました。また、ここには挙げませんでしたが専門関係で読んだ本などから新しいアイデアも得たので、やはり仕事と自分の時間のめりはりは大事だと再認識した次第です。仕事のことばかり書きましたが、それ抜きでもとてもおもしろい本でした。ドラマも楽しみです。

 
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