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新しいことを見つけるって楽しい!

英語表現に迷ったらGoogleを使おう!

2007年01月31日 | 英語
英語で文章を書くとき、日本語から英語に直して考えると、つい日本語的表現になってしまい、「あれ?こんな風に言うかな?」と迷うことがありますね。そういうときは、ぜひGoogleの英語版を使ってみましょう。たとえば、

「~のために」「~のせいで」という表現で、due toというのがありますが、じゃあ、「お天気が悪くて飛行機が欠航になった」みたいなとき、due to inclement weatherって言っていいのかな?と疑問に思ったとします。そういう時、Googleに" due to inclement weather"といれてヒット数を調べてみるんです。そうすると、69万件以上ヒットしました。ではdue to bad weather ではどうでしょうか。こっちは52万件でした。これだけヒットするということは、ごく一般的に使われている表現だとわかります。

さて、もし自分が思いついた表現がヒットゼロだったら、、、、。これはもうあきらめましょう。日本語から思いついただけで、英語ではそうは言わないということです。また、二つの表現で悩んだときも、ヒット数が多い方を選んでおけば、だいたい間違いないと思います。より一般的な表現と考えられるからです。

また、ヒットした用例をきちんと読めば、その表現を使うにふさわしい状況なども推察され、とても便利です。私はほぼ毎日Googleに助けてもらっています。

英語の宿題、次回はぜひGoogleを使って洗練された文章にしてみましょう。

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野菜をたくさん食べる<ミネストローネ>

2007年01月30日 | 食の話題
きのう、お料理の記事を書いたらいつもよりずっとアクセスが多かったので、気をよくしてもう一つ。

昨日の晩は冷蔵庫の野菜室に野菜があふれていたので、これを一気に使おうと思い立ち、ミネストローネを作りました。これも夕食のあとの片手間作業です。

ベーコン、インゲン、タマネギ、にんじん、セロリ、ジャガイモ、キャベツなどを細かく刻みます(5ミリくらい?)。最初にタマネギとベーコンを炒め、そのあとは次々と野菜を放り込んでざっといためます。となりのコンロで小鍋にお湯を沸かし、トマトをひとつ湯むきしてざくざくっときざんで加えます。生協なんかで売っている豆の缶詰を開けて加え、水をいれて煮ます。このとき、手羽先を一つ二ついれておきます。あとはコンロにおまかせ。ほったらかし。

私の大好きな鍋、ル・クルーゼで1時間半くらい煮て、あとはそのまま置いておくと、しぜ~んにやわらかくなっています。手羽先は煮込むと肉がはずれるので、骨をあとで除きます。

味加減は塩こしょうでおこのみで。

手羽先はだしが出るし、安いし、一本二本と簡単に使えるので超便利。冷凍庫にいれておくと好きなときに使えます。ル・クルーゼの鍋は煮込み料理に最適。しかもおしゃれ。私は楕円の赤と丸の黄色をもってます。
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油淋鶏(揚げ鶏のネギソース)

2007年01月29日 | 日々の暮らしを楽しく
私はおいしいものを食べるのが好きなので、料理も好きです。(そういうわけで、大学では料理研究会の顧問をしています。名ばかりであまり働いてはいませんが。)普段は帰宅が遅いので、すぐ作れるものばかりですが、週末は少し頑張っていろいろ作るようにしています。

昨日の夕食には油淋鶏(ユーリンチイ)を作りました。ボリュームもあっておいしいのですが、とても簡単です。ちなみに昨日のレシピは、以下の通り。

鶏もも肉2枚を醤油大さじ1,酒大さじ1につけて冷蔵庫で1時間半おいたあと、片栗粉をはたいてそのまま油で揚げます。その間に白ネギのみじん切り山ほどと、ショウガのみじん切り大さじ1くらい、ニンニクのみじん切り大さじ1くらいをあわせ、砂糖大さじ1,醤油大さじ3,酢大さじ1とごま油小さじ1とともに鍋に入れて一煮立ちさせます。レタスをヤマほどお皿にしいて、揚がった鶏をおき、その上にネギソースをかけておしまい。

昨日の献立はユーリンチイにプラスして、きんぴらゴボウとポテトサラダとみそ汁でしたが、そのついでにちらし寿司の具も同時並行で作っちゃいました。にんじん、ゴボウ、干し椎茸を細かく切って、醤油大さじ2,みりん大さじ2で煮るだけ。そのまま冷凍しておくと、いつでもちらし寿司をたべられます。あとはすし飯つくって、錦糸卵を焼いて、ウナギの刻んだのでも混ぜればおっけー。

さらに、昨日は同時並行で、豚バラ肉のかたまりをネギの青いところとショウガのスライスとともにゆで、その煮汁で大根を煮て、「豚バラ大根」も作りました。これはたぶん今日の晩ご飯になります。

ごぼう、しょうが、青ネギなどが共通項。
いっぺんに作ると時間の前倒しになって、あとで楽です。
料理はある意味実験と一緒。サイエンスの実学ですから、工夫のしようがいろいろありますね。
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大学院に進むかどうかということ

2007年01月28日 | 大学でのひとこま
私が大学生のときは、獣医師の国家試験を受けるためには大学4年に修士2年の積み上げが必要だったので、クラス全員が大学院の博士前期課程(修士)に進みました。4年の夏に大学院の入試があり、専門と英語の試験を受けました。となりの農芸化学も、大学院に進む人が半分以上いたような気がします。いやもっと多かったかな。が、博士後期過程まで進んだ人はクラスに一人とか二人。別の大学の博士課程に進んだ人もいたかもしれませんが、とにかくほとんどのクラスメイトがそのまま就職しました。研究職に進んだ人の多くは、就職してから博士の学位をとりました。わたしもその一人ですが、とにかく、修士が終わった段階では、それ以上大学に残るなんてことは考えませんでした。私の友人の一人は、製薬会社の研究職に就職しましたが、面接で「博士の学位をとらされるというようなことはないでしょうか、私はその意思はありません。」と言ったと言ってましたし、わたしも「博士をとるような人は本当に能力のある人だ」と思っていて、自分がそれにあてはまるなどということはまったく考えませんでした。

が、修士はどうでしょうね。
少しでも専門を生かした仕事をしようと思ったら、修士は持っていてもいいかもしれません。就職するか、進学するか。悩むところですが、10年先、20年先の自分はどうありたいか、を考えてみると答えが出るかもしれません。また、アメリカでは、いったん仕事についた人が大学院に帰ってくることは当たり前です。一度社会に出てからでも、もし必要だと思ったら、大学院に進むことを考えてみてください。
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暖かな一日

2007年01月27日 | その他もろもろ
今年は暖冬です。
雪がなくてスキー場も大変らしい。
今日もすばらしい快晴で、とても気持ちのいい一日でした。
じつは今日は私の誕生日です。
さっきケーキをマッフェンで買いました。
ろうそくは5本でいいですかと聞かれて困りました(笑)。
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世界の動物園

2007年01月26日 | 日々の暮らしを楽しく
私は大学生の時、大阪天王寺動物園でボランティアをしていました。飼育などを手伝うのではなくて、動物園の教育に関わる分野のボランティアです。夏になると小学生のサマースクールを企画したり、日曜日にいろいろな動物の前でガイドをしたりしていました。

私は動物を見るのが好きなので、どこに出かけても動物園をのぞきます。日本では九州から北海道まで、いろいろな動物園に出かけました。小さな動物園にも見るところはいろいろあり、楽しいです。アメリカではサンディエゴZooやブロンクスZoo、もちろんDCのナショナルZooも素晴らしいです。

動物園で働きたいという人が私の周りにはたくさんいて、大学の先輩や後輩があちこちの動物園や水族館にいます。高校の進路相談に行くと、「動物園で働きたいのですが」と相談されることもしばしば。そこで私はよく質問するのですが、「どこの動物園が好きですか?」「今までどんな動物園を訪ねてみましたか?」ところが、漠然と「動物園で働けたらいいなあ」と思ってるくらいの人は、だいたい「子どもの頃には近所の動物園によく行きました。」という答えです。まずはやっぱり動物園に行かなくちゃ。動物を見なくちゃね。

ところで、私がボランティアをしていた頃から、だんだん子ども達が動物園を厭うようになって来ていると感じていました。動物園では動物の臭いがします。それをいやがる子どもが増えています。昔は人間ももっと臭いがしていたはずですが、世の中がどんどん清潔になり、子ども達はくさいものや汚いものをさわることをいやがるようになってきています。私はそのことにとても危機感を抱いています。

動物園。動物はかわいいだけではありません。人間以外の動物の生きる姿を知ることは、子ども達にはとても大事なことです。もちろん大人にとっても。世界の動物園にどうぞ出かけてみて下さい。
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日常の計算問題

2007年01月25日 | 日々の暮らしを楽しく
むか~し、Y大学で教えていたとき、大学1年生に問題を出したことがあります。
「これからあなたは友達と二人で手巻き寿司を作って食べることになりました。すし酢を買ってもいいけど、今回は以下のレシピを使って、すし飯を自分で作ってみましょう。」

米 五合
酢 二分の一カップ
砂糖 大さじ4
塩 小さじ3.5

これを大人二人分に換算しなさい。

よく食べる人なら二人で米3合かな?2合でもいいです。
この問題を前に、皆目を白黒させてました。
まあたいした問題じゃありません。すぐできますよね。

実験室ではいろいろな試薬を作りますが、その配合は英語でやっぱりレシピと言います。1M(モル)の溶液Aを最終濃度150mMで100ml作りましょう。などという計算がしょっちゅうありますが、普段の生活でもぱぱっと計算できるといいですよ。先のすし酢の計算もそうですが、たとえば、ハンバーグを作るとき、塩の量は0.5%にすると失敗しません。500gのミンチを買ったら、塩は2.5グラム(小さじ半分弱)。そういうくせがついてると、30人前でも100人前でも簡単に作れちゃいます。(ちなみに、塩の量は1%までは増やしてもいいでしょう。私は薄味が好きな関西人なので、1%にすると辛すぎますが。)

割合の計算。
ラボでも家庭でも役に立ちます。

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アイデア・ハック

2007年01月24日 | レビュー

IDEA HACKS!

タイム・ハックという言葉がよく聞かれる昨今ですが、「ちょっとしたことでやるべき事がさくさく片づくよ」という「こつ」や「工夫」を紹介している本です。

こういう本は書店にヤマほどあって、たいして役にも立たないのですが、仕事の達人と尊敬しているM氏お勧めだったために、つい買ってしまいました。結論を言うと、私にはやっぱりたいして役に立たなかった。だいたい、私の周りは達人が多いんで、普段からたくさん刺激を受けてますから、ちょっとやそっとじゃ「こりゃすごい」ということにはならないんですよね。でも、この本に書いてあることの一部は、「全くその通り!」と共感できましたので、私の研究室に立ち寄った人にはいつでも貸して差し上げます。

私が「全くその通り」と思ったことの一つは、15分以上かかる作業はTo Do Listには書かないで、スケジュールに組み込んでしまう、ということでした。私もよくやってしまいますが、「○○研究費の申請書を書く。」などとリストに書いても、ずうっと消せなくて、〆切間際まで「気にはなってるんだけど、今手はつけられないんだよね」とずっと思ってなきゃなりません。こういう大きな作業は、手帳のたとえば明日の9時から11時までを線で囲んで、「申請書を書く」としてしまわないとダメなんです。(←これは自戒を込めて)

ところで、時間を節約したり仕事を効率的に進めて、そこでできた時間にさらに仕事をしようなどと思ってはいけません。何事もバランスとめりはりが大事です。この本にも、向こう3ヶ月のスケジュールをとらえ直すことがスローライフの出発点だと書いてありました。自分と自分の大事な人のために使う時間を大切にしましょう。

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コーヒーは毒水じゃ

2007年01月23日 | 大学でのひとこま
私は博士(医学)をもっています。
数年前から医学博士とは言わなくて、博士(医学)とか博士(農学)とかいうようになってるんですが、私はもともと農学部獣医学科出身ですから、農学部でそのまま学位を取れば、博士(農学)になっていたと思います。でも、修士を終わった段階で、就職したかったので、博士課程に進みませんでした。仕事を始めてしばらくたってから、阪大の微生物病研究所の研究生になり、そこで博士の学位を取りました。

私がお世話になった教室の教授は中田篤男先生でした。中田先生は「頑固」で通っている厳しい先生でしたが、私は先生のバックグラウンドにはなかった種類の人間だったようで、いつも意表をついた言動をしてしまうためにあっけにとられているうちにしかるのを忘れる、と言った感じで、けっこうかわいがって頂いたつもりでいます。この中田先生の研究室では、いつもお弁当組は一緒に食事を取りました。それがいつも午後2時前くらい。私は最初おなかがすいて死にそうになりましたが、食事のあとにいつもそろって紅茶を飲むのが習慣で、それも牛乳をたっぷりいれたミルクティだったのを覚えています。

中田先生はコーヒーのことを「毒水」と呼んでいて、「体に悪い」とばっさり切って捨ててました。そういうわけで、あの頃研究室の誰もコーヒーを飲みませんでした。ある時私がお弁当に「大根の煮物」を食べていると、「そんなものよく食えるな。わしはもうそういうものは死ぬまでくわんぞ。戦時中に一生分食った。」などと言われたり、卒業生の女性が「最近あみものをしています」などとはがきに書いてきたら、「編み物するヒマがあったら実験しろ」などというのも中田先生でした。

私はそれまでゆるゆるの研究生活を送っていましたが、中田先生の研究室で、はじめて仕事の進め方を教えて頂きました。今でもコーヒーを飲むと「毒水」という言葉が頭をよぎります。私がその後研究テーマを大きく変えたり、研究の場をあちこち移動したりしてもやってこれたのは、あのとき覚えた「仕事のやり方」があったからです。今朝もコーヒーを飲みながら、そんなことを思いました。
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おいしいもの

2007年01月22日 | 日々の暮らしを楽しく
仙台に住んで、なにがよかったかというと、食べ物がおいしいのです。
素材がいいのは当然です。宮城は食材王国なのです。が、外食産業もがんばっています。私は大阪に住んでいたので、食べ物にはうるさいです。大阪では、普通の店は生き残っていけません。おいしい店しかないのです。しかし仙台はいいです。大阪とはちょっと違う感じですが、おいしい店が多いのです。最近私はおいしいパンやさんを二軒みつけました。パンは毎朝食べるので、おいしいものが手に入ると一日幸せです。ですから最近の私は毎日幸せです。
コメント (4)
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