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ドラッカーを読んでみる

2010年05月29日 | レビュー
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
P・F. ドラッカー,Peter F. Drucker,上田 惇生
ダイヤモンド社

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今、またすごいドラッカーブームだそうですね。
私も図書館で借りてみました。
まだ全部読んでないですし、気になる項目を先に拾って読んでるので、レビューするには早いんですが、昨日読んだ箇所が非常にふに落ちたので、先にメモのつもりで書いておきます。

「リーダーシップは資質ではなく、仕事であり、責任である。」

持って生まれた資質でリーダーになるんじゃなくて、リーダーという仕事をする、ってことですね。リーダーとは、目標を定め、優先順位を決め、基準を定め、それを維持する者である。って書いてあるんですが、最後の「維持する」ってことがとても重要だなと思います。つまり、ぶれないということですね。妥協が必要になる場合もある、しかしその場合でも自分の目標、理想から離れないで、それに沿った妥協に落とせるかどうか、というところが大事だと。就職活動中の学生さんにも読んでもらいたいと思いましたが、、、難しいかなあ?

さらに読み進めます。

コメント (4)
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今年のいちご

2010年05月26日 | 日々の暮らしを楽しく
天候不順な毎日ですが、今年もピンクのいちごが咲きました。
仙台に来て最初の春に農家廻りをしていたとき、ピンクの花がめずらしくてしげしげ見ていたら、さっそく掘って一株下さったものです。イチゴの実というより、花を楽しんでいます。

不調のレッツノート、バックアップを取ってから修理に出したいけれど、画面が見えないんじゃ困ったなあ、と思っていたら、息子の友人が同じような故障で、外付けモニタに出して、という話をしていた、と息子が教えてくれたので、今日はゼミの前にスクリーンに投影してバックアップ作業をしました。よかった、よかった。でもその作業をしている間にPCの画面も復帰。これはライト自体は大丈夫のようですね。たぶんケーブルか接触でしょう。

さて今日はこれから会議のため本学へ出かけます。
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レッツノートが不調に

2010年05月25日 | 仕事・研究
週末、自宅で授業準備をしようと思ったら、愛用のレッツノートが立ち上がらない。立ち上がらないと思ったのは錯覚で、立ち上がって入るんですが、画面が真っ暗に近い状態。かろうじてアイコンとかがみえるかな~みたいな感じ。

あれれ、と思って再起動。
そしたらちゃんとうつりました。
そのまま忘れていたんですが、今日、分子生物学の授業をさあ始めます、と思ったらまた画面が真っ暗。あわてて研究室に別のPCをとりに戻りました。たぶんバックライトですよね。でも立ち上がる途中でいったん明るくなってましたから、ライトがいかれたというより、ケーブル系かもしれません。あるいは接触か。いずれにしても修理が必要なようです。

昨年も一度修理に出したレッツノート。
1カ月程度預けなければならないんですが、その間が困るんですよねえ。
実験室で学生に使わせているビスタで代用、あるいは自宅のダイナブック(こっちはセブン)、それとも新しいレッツノートを買うか?セブンのレッツノート、ほしいんですよねえ。

でもまだ3年しか使ってないぞ。
おしゃかにするには早すぎる。
いえ、パソコンは新しいものがいいに決まってますけど、この間現役引退させたDELLなんかは海を越えてやってきて、8年以上は使ったんですから。レッツノートは丈夫が売りなんだし、もすこし頑張ってほしい気も。

それにしても「さあはじめます」って時にパソコンが動かないってホント困りますね。今日は特にややこしい話をたくさんする予定だったので、時間が足りなくなって大変でした。
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仙台は豪雨で

2010年05月24日 | その他もろもろ
今日はものすごく強い雨が降っています。
先週末、いよいよ冬ものの残りを全部クリーニングへ、と思って袋につめていたのに、そこからまたカーディガンを出してきました。いったいいつになったら暖かくなるのでしょう。

この間の金曜日はさすがにもう冬は終わったね♪、という気温だったのですが、今日はまたえらく寒いです。明日も雨の予報。

わたしは、夏服が、着たい。
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野球と沖縄物産展と分子生物学

2010年05月23日 | その他もろもろ
やっと今日のタスクが片付いたのでほっとしています。
今週末も盛りだくさんでした。

金曜日、巨人×楽天の試合に、長男と出かけました。鉄平のヒットでサヨナラ。大盛り上がりで帰宅しました。

土曜日は朝からジムへ。
ここのところ土曜日に用事が立て続けに入ってたので3週ぶり。信じられないくらいへとへとになってしまいました。運動不足すぎましたね。藤崎で沖縄物産展をやっていたので、サンピン茶とマンゴージュースとさーたーあんだぎーなどを大急ぎで買って、午後は大学で分子生物学の準備。夜は長男の誕生日祝いで外食。でも本人の希望で大阪王将、、、。

日曜日も朝から忙しく。夕方帰宅して分子生物の仕上げ。
やっと今終わりました。質問票に書かれた学生の皆さんの質問を全部リストにするのに毎回けっこう時間がかかるんですよねえ。自分で調べたらわかるでしょっ、講義で話したじゃないの!というものもありますが、他の人がだした質問で自分が理解してなかったってことを理解するって場合も多々あるので、全部ひろいました。ああでも疲れました。肩がばりばりです。

でも、この間から、一つの仕事にかける時間を限定することを心がけているんです。時間をかければ確かに完成度は高くなると思うんですが、一定レベルは保ちつつそれ以上にしないという意識です。完成までの時間を先に決めて、その中で努力するというイメージ。当たり前なことではあるんですが、ついね。完成度をあげたくなってしまうでしょ。だけどもっとインプットのための勉強をしたいし、仕事以外にもやりたいことはいっぱいあるので、その時間を確保するためには、どうしたらいいかと考えると、やっぱり総量規制をするしかないんですよね。
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口蹄疫のワクチンについて

2010年05月22日 | 仕事・研究
先日の口蹄疫についての記事を読んでくださった方がたくさんいらっしゃったので、東大名誉教授の山内先生のこのページもぜひ読んでいただきたく、ご紹介しておきます。ちょっと字が多いし、専門用語も多いかもしれませんが、授業で学生にもいつも紹介するページです。特に今回、ワクチンについての記述を以下に引用させていただきます。

----ここから

しかし、現在のワクチンには次のようないくつかの問題があります。

(1)口蹄疫ウイルスには前に述べたように、7つの血清型があり、さら
に多くのサブタイプがあるため、ワクチンは流行株に適合しなければ
効果がありません。時折、これまでのワクチンが効果を示さない新しい
タイプのウイルスが出現することがあります。流行株に合致しないとワ
クチン効果が期待できない点はインフルエンザの場合と同様です。

(2)ワクチン接種した動物でも感染することがあります。その際には
症状はほとんど出ませんが、動物はキャリアーになってウイルスを放
出してほかの健康な動物に感染を広げることがあります。

(3)不活化が不十分でウイルスがワクチンの中に生き残ってしまうこ
とがあります。現実に1980年代にヨーロッパでこの事態が起きて、
それ以来、ヨーロッパでは口蹄疫ワクチンの使用は完全に中止されま
した。ただし、現在の品質管理システムでは、このような事態が起こる
ことはないと考えられます。

(4)もっとも重要な点は自然感染とワクチン接種の区別ができないこ
とです。そのため、本講座(96回)でご紹介したような血清調査による、
口蹄疫清浄国の判定ができなくなります。

----ここまで

こういった理由で、これまでワクチン接種の決断が遅れたということなのですが、一般の報道をみる限り、なかなかそこまできちんと説明がなされておらず、新聞の読者の感想などを読んでも、「説明が不十分で、わかりづらい」といった声が多いようです。

なお、山内先生の人獣共通感染症の講義録は、そのほかの「ヒトに影響のある動物の病気」についても大変詳しく、勉強になります。どのような場合でも、まず大切なのは正しい知識です。それなくして、正しい判断はできません。
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学生の就職活動の助けに

2010年05月20日 | その他もろもろ
実験をしたり論文を書いたり授業をしたりその準備をしたり、の合間をぬって学生の就職支援という仕事があります。エントリーシートを添削したり、面接の練習をしたり。学生の就職活動に役に立つかもと思う本もどんどん読んでます。先週からこれを読んでいました。

日本でいちばん大切にしたい会社
坂本 光司
あさ出版

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2巻目が最近出て、新聞の書評に取り上げられていたので、興味を持ちました。
一言で言うと、「小さくても志の高い会社」、が紹介されています。うちの学部の卒業生が就職した会社も載っていて、うれしくなりました。また、今年Aくんが内々定もらった会社も出ていました。私は知らない会社だったけど、そうかあ、こんな本に紹介されるようないい会社に入るならよかったなあと思いました。

人間にとって仕事というのはとても大切なものです。
収入を得る、というのはもちろんですが、仕事によって得られるのはそれだけではありません。この本にも書いてありますが、「自分が必要とされ」「人から感謝され」「自分の存在価値・成長を実感できる」、それが生きる喜び、生きる力、になるわけですね。だから、4年生には真摯にこの大変な就職戦線に立ち向かって、勝ち抜いてほしいです。単に内定をいただく、というのではなくて、自分の人生、自分はどう生きていきたいのか、を考える時なのです。

この本、簡単に読めますし、大学図書館にありました。ぜひ読んでみてください。

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口蹄疫の報道に涙

2010年05月19日 | 仕事・研究
口蹄疫は、家畜衛生学で毎年必ず教える項目でありながら、私自身は一度も体験したことのない疾患です。しかし、数日前から報道を見るのもつらくなってきて、今朝などはあるキャスターが「政府の後手後手が悪いんですよ、沖縄の基地問題と同じでね、、、」としたり顔で話すのに思わずTVのスイッチを切りました。

口蹄疫。

一般の人がどれだけこの疾患について知っていたでしょうか。
牛肉の輸出入にもっとも影響を与えてきた疾患。
しかしヒトにうつらないということで普通の人はその存在さえほとんど知らない疾患。
今回最初に報道されたとき、たった数行の新聞記事に、わたしは愕然としました。その後もずっと扱いは小さく、しかも報道は毎日されていたわけでもありません。ようやく一面トップになったのが、おとついくらいじゃないでしょうか。

家畜の病気には感染力が強くて、大量に殺処分をしなければならなくなる悪性の感染症がいくつもありますが、ワクチンがあってもあえて使わない疾患もいくつもあります。口蹄疫もそのひとつ。「ワクチンがあるのにあえて使わない」という理由も、普通の人にはなかなか理解されないと思います。ヒトの場合、ワクチンがあっても使わないとしたら「副反応が心配」とか「効果がいまひとつ」とかそういう理由であると思います。でも、家畜では、ワクチンによる抗体を持っていること自体が問題になる場合があるのです。

日本は口蹄疫については「散発的に発生するが、基本的に清浄国」という位置づけでこれまできました。清浄国か汚染国かという認定が輸出入に大きく影響します。ワクチンを打てば、もう清浄国とはみなされません。今回のこれほどの大流行は、明治までさかのぼっても見たことのない流行です。おそらくワクチンを使わざるを得ないだろう、と授業でも話していましたが、いよいよその決定が下されました。ニュース報道で言われるように、たしかに遅すぎる判断でしょうが、これまで一度も使ったことのないワクチンを使う、今後しばらく清浄国にはもどれない、という決断をするのは、誰にとってもむずかしかったでしょう。

3月に家畜保健所が立ち入り検査をしていたのに、診断できずに見逃した、という批判的な報道もありますが、とにかく口蹄疫を診たことのある獣医師というのは、10年前に経験したほんとにわずかな人だけなんです。日本中の獣医師のほとんどが、診たことのない疾患なのです。今、政府の対策が後手だの、最初に見逃したのが悪いだのというようなことを言うのは簡単ですが、現場のことを想像してもらいたいのです。

家畜の生産は、物をつくるのとは違います。
どれだけ苦労して育ててきたか、それを全部殺処分なのですから、どれほどの痛手か、想像しなければ。そして、今、現地の家畜保健所、獣医師がどんな状態にあるのか少しでも想像できたら、第三者的批評などしているときではないとわかると思うのですが。

私たちは日々畜産物を食べていますが、でも食肉生産・流通の現状を知らなすぎます。九州は日本の畜産を支えている土地です。今、それが壊滅状態にあります。「遠い土地のこと」「自分に関係ないこと」「政府がやるべきこと」という視点ですませないで、今回の惨事を深く深く考えたいと思います。これから10年は大変な年月になるはずです。

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ネットの地図と写真の進歩

2010年05月18日 | その他もろもろ
明日、出張で名取方面に行くので、ネットで地図を調べていました。最近は地図と一緒に写真も見れますし、周囲の建物とか駐車場どっちから入るのかとかチェックできるのでずいぶん便利になったものだなあと思います。私がアメリカから仙台に来る前、今から5年以上前の話ですが、仙台各地の写真を集めたサイトなどをずいぶん調べたものです。これから住むところはどんなところなんだろうと思って見ていました。Google Earthもあったと思いますが、日本の、仙台の、このあたりはまだ全然写真がありませんでしたねえ。対してアメリカでは、住んでいたアパートの外観、建物前に停めた自分の車までGoogleで見えるといった詳細さでした。

ところで、私の車にはナビはついていません。ちょっと苦手なんです。
いつも地図を数分にらんで、えいやっと覚えて出かけます。それでたいてい迷わずに行き着いています。でも、明日いく地域は最近ものすごく開発が進んで、地図と実際が全然ちがいます。どれだけ新しい家がたったかな。無事道を見つけられるかな。とちょっと心配しています。
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時間の確保

2010年05月17日 | 仕事・研究
今日は目が回るほど忙しくて、ばたばたの一日でした。
普段も忙しいので、予定をきちんとたてることや、家事の前倒しは意識的にやっていますが、それでもフォローしきれないくらいの仕事が今目の前に積みあがっています。

さてどうするか。

以前時間管理の達人・川本裕子さんの講演で「時間を総量規制せよ」ということを聞いたんですが、なかなかそー簡単には。アウトソーシングせよってなことも言われますが、それもそー簡単には。いかないんですよねえ。

誰か他の人ができる仕事なら任せよう、ということももちろんわかりますが、実際は自分でやらなきゃならないことがたくさんあって。私が一番確保したい時間は自分のインプットに使う時間。そして次のアウトプットプランを練るための時間。それがないと停滞してしまいますからねえ。でも一番とんでしまう時間でもあります。

今私は毎日心して「読む」時間をとってますが、もっとさらに時間がほしいですね。
それから、予定外に飛び込んでくる仕事をこなすためのちょっとした余裕がほしいです。そのためには常時ぎりぎりってのはやっぱりよくありません。

もう少し、どんな工夫ができるのか考えてみます。

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