寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

やっと家を顧みる

2010年01月30日 | 日々の暮らしを楽しく
しばらくずっと仕事にかまけてきましたが、いよいよ卒論も終わりましたし、今日は家で片付けをしました。夕方から友人が「多数」来てちょっと遅い新年会の予定もあったので、けっこうまじめに掃除しました。たまにうちに人を呼ぶというのはとてもよいことです。家を気持ちよく整えておくために、定期的に来客があったらいいなと思います。

さて今日は最後は大人9人に子ども9人というすごい状態だったのですが、ワインが5,6本あきました。ビールも数本、、、3人は運転する人たちで全くのまずでしたから、残りの6人は相当飲んだ感じです。私の友人は私と同じくらい飲む人たちなのです。

でもおかげでいろんなワインをちょっとずつ飲めて、とても楽しめました。仙台の人にしかわからなくてすいませんが、藤崎の別館?にエノテカっていうワインショップができたんです。そこで8本1万円、みたいな福袋的セットを買ってきたんですが、はずれなしでした。おいしかったです。
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今年の差し入れはカレーライス

2010年01月29日 | 大学でのひとこま
今日が卒論の締め切りです。
昨日は、がんばっている4年生にカレーライスの差し入れをしました。昨年はお好み焼きを作ってやったんですが、けっこう時間がかかって大変だったので(作っている間は卒論の添削できませんし)、今年はカレーにしました。

ふとどきものが「カレーは簡単にできるからいいですね♪」とか言ってましたが、わたしはこのために朝5時から玉ねぎを大量にきざんで茶色になるまで根気よく炒め、ニンジンを加えて煮込んだのち、鍋をもって出勤してきて、夕方以降にその続きを給湯室でちんまりとやっていたわけです。

ええ。カレーと言えどもけして「簡単」じゃありません!

さて、わたしもご相伴にあずかりましたが、自分で作っておいてなんですが、とってもおいしくできました。マイルドで奥の深い辛さでね。

私は大学4年の時は「修士2年積み上げの6年制」という時代であったため、いったん卒業して院に入るものの、卒論は書かないカリキュラムでした。ですから、修論しかおぼえがありません。ですが、修論の時は終わった後、やっぱりものすごく達成感がありましたねえ。今年の4年生はどうでしょうか。お好み焼きにしても、カレーにしても、彼らの思い出の一コマになれば、と思います。そしてそのうち年をとったら、自分でもそういう心遣いのできる大人になってもらいたいですね。温かい気持ちを覚えておいてもらいたいなと思います。
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今年も誕生日

2010年01月27日 | 日々の暮らしを楽しく
今日は誕生日でした。
同じ学科のK先生がやはり今日で、毎年プレゼント交換しますが、今年はチョコレートをいただきました。私からはやっぱりお菓子と、コーヒーを。

さて、研究室では、学生さんがケーキを買ってきてくれて、ちょうどいただきもののマカロンもあって、なごやかにお茶しました。毎年卒論の時期なので、みな疲労困憊の中なのですが、忘れずにいてくれてありがたいことです。今日は講義もありましたが、講義の感想にも「お誕生日おめでとうございます~」と書いてくれた人があって、「わたし、講義の中で無意識に宣伝したのかしら」と思ってびっくりしましたが、どこからか聞いていたようです。さらに、隣の研究室の学生さんがお祝いと言ってお団子まで持ってきてくれました。今日は本当に甘いものずくしです。

どうもありがとうございます。

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卒論がやっと佳境?

2010年01月26日 | 仕事・研究
卒論の締め切りが今週金曜日です。
で、今日は火曜日、あと4日です。
ここにきて、ようやく添削に入りました。
これまではその状態まで行ってなかったんです。

今日はうんざりするくらい直しましたが、まだまだ続きます。

国際学会の抄録も書こうと思って広げてましたが、全然その時間はなし。でもまあ、卒論は金曜日締め切りで、抄録はそのあとまだ5日ありますから、問題ないでしょう。しかし国際学会の参加費をどこから捻出するかなあ。4万円です。

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パソコン仕事でぐったり

2010年01月25日 | その他もろもろ
今日はずうっとパソコン仕事なんです。肩が凝って肩が凝って。
根を詰めちゃいけないんですが、だんだんぼおっとしてきました。
でも終わらせてしまいたいんですよねー。

1、生理学の学生の質問にメールで返事。
これがもう山のようにあって。ここのところ忙しくてそれどころじゃなかったもんですから、4回分くらいためてて(涙)。今ようやく最後の一回分になってるんですが、まだ終わりません。日常生活に密着したテーマなので、健康相談みたいな質問も多いです。寝すぎで悩んでいる学生が多いのにはびっくり(脳の話で睡眠について教えたものですから)。毎日10時間寝てるとか言うんですが。わたしの二日分です。

2、卒論の添削
まだこっちは序の口。
添削できるレベルに入ってない人のはコメントのみなので。
でも読んでいるとめまいがしてきます。締め切りは29日金曜日です。間に合うんかいな。

3、某先生の国際学会抄録なおし
英語のチェックを頼まれ、昨夜からちょこちょこと。
今日はもう完成しました。やれやれ。よかった。

あっそういえば、人の抄録直してる場合じゃないっ。2月3日締め切りの国際免疫学会抄録!!4年生のSさんが発表予定なので日本語でまず書いてねと言ってあるんですが、、、。すっかり忘れてました。3月の獣医学会の宿もおさえなければ、、、。今回は日獣ですね。初めて行きます。日獣は研究者仲間の中でも縁がなくて、知り合いゼロです。


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マウスに声かけ

2010年01月24日 | 仕事・研究
論文のリバイスの関係で、急遽やることにした実験、、、。
マウスにゾンデで経口投与、って作業があるんですが、この実験をやる予定にしていなかったので、すっかり世話を学生にまかせていました。金曜日に個室飼育装置にうつしてもらいましたが、このまま月曜日から投与に入ると、マウスがびっくりしてしまいます。それで、せめてもと思って声かけに行きました。

月曜日からちょっと薬飲んでもらうでー。
ちょっとがまんやでー。
急に知らん人がさわってごめんなー。
これから毎日、私があんたたちに投与するからな、よろしくなー。
とりあえず、体重だけ今ちょっとはからせてもらうわな。

みたいな。

いえ、まじめに。
だってねえ、ほんとに知らない人に急に触られたら、それだけでストレスかかっていろんなファクターが追加されてしまうから。免疫系なんか、ちょっとしたことでものすごく動きますからねえ。こんなことならもっと早く世話だけでもしておけばよかったんですが、、、。

動物と信頼関係を築くことが大事です。
ああそれにしても明日からどうなることやら。あっだけど、「心配だなあ」とちょっとでも考えたら動物に全部ばれますからね。ちょっとでも不安を持っていっちゃだめなんです。

「まかせとけよ、安心しとけ。」
これが、極意。

こうやって考えてみると、これまでは全部自分でやってきたんですね、動物の世話から実験から。でもだんだんそんな時間がなくなって、学生に任せるところが増えて。でもきっと全部自分でやっていたときよりずっといろんなことがわからなくなっているはずです。ちょっと残念ですねえ。

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大学が停電したおかげで

2010年01月23日 | その他もろもろ
今日は電機系の点検だとかで、大学が一日停電になりました。パソコンも使えませんし、サーバも昨日からダウン。卒論が一番大変な時に、まったく~という感じでしたが、文句言っても仕方ありません。

仕事出来ないなら、と私の一日はこんなでした。

朝 8時:停電前に冷凍庫などを発電機につないでもらう作業の立会い(のつもりで来たら, 隣の先生が来てくれたので、後はお任せして帰宅)。
  9時:医者に。大学の健康診断でひっかかって貧血。鉄剤をもらう。
  10時:ジムに。今日は10日ぶりくらいに運動しました。筋トレ&エアロ。
  12時:仙台の商店街でかも南蛮をいただく。
午後13時:エステ。あまりにも長いこと行かなかったので、スタッフに「病気でもされてましたか?」と心配される。あまりにも忙しいので、これを最後にしばらく行かないと宣言。
16時半:大学で停電後の復旧を確認。

けっこう有意義な一日でした。
「仕事しすぎでは?」「ほかに楽しみがないの?」と自問自答してみたのですが、いや、楽しみはあれこれありますよ。あとちょっと時間があったらいいなと思うのは映画を見に行きたい、、、くらいのことで。

途中、アエルの丸善によって、ラジオ英会話のテキストを買い、「英語の勉強もあんまりやってないなあ。勉強法の本でも見ていこう。」と思ってそういうコーナーに行ったんですが、あれこれ拾い読みして、私はわかりました。私には勉強法より時間捻出が必要なのだということに。で、次はビジネス書のコーナーに行ったんですが、そこでも「これ読んでも、あんまり役に立たないな。第一、これ以上睡眠時間も削れないし、なにかブレイクスルーもでなけりゃ、人の方法をいくら見ても役に立たない。」という考えにいたり、結局買わずに終わりました。

思い出してみると、ここんとこうまくいった英語の勉強法は「ラジオ英会話」だけです。でもこれは、ホントにうまくいって、前にも書きましたけど、毎日勝手に録音されるのを車で聞く、ってだけ。あのくらいのレベルだとテキスト見なくてもリピートできるし、分からなければ車を降りてからテキストを開くだけ(テキストは軽いので、毎日持ち歩いています。)。

そういう、自分の毎日に合ったやり方でないとうまくいかないんですよねー。
そうやって考えてみると、朝起きて30分でも英語の勉強を、、、とかは絶対続かないと自信があります。

さてこれから卒論をみるかなー。



 
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あきらめずに道を探す

2010年01月22日 | 仕事・研究
数日前に書いた内容の続きです。

「あきらめずに道を探す」

やりたいこととか夢が見つからない、、、というような話はまた別の機会に書くとして、まずは、目標があるのにそこに至る道が開けない、、、という話を書きます。

自分の思っていたのと違う道に行くことになってしまった、という体験は、最初はやっぱり受験かなと思います。この場合、学力が足らなかったという以外に、家庭の経済状況などもあるでしょう。また、それが運よくクリアできたとしても、研究室配属で思ったのと違う研究室に行かざるを得ないという場合もあるでしょうし、就職のときに志望と違ったということもあります。さらには、希望と違う部署への配属、もありますね。体調を崩して勉学や仕事を続けられない、とか、女性であれば出産、配偶者の転勤、みたいなことも当然あります。ですから、どんなに順風満帆なように見える人でも、なにかしらぶち当たる壁と言うのはあるものなんですね。で、そういうときにそれを生かせる人とそうでない人があるように思います。

まず、どうしても達成したい夢ならば、回り道してもゴールに到達するすべを模索するということは大事です。いったん道からそれたように見えても、いつかは合流する道があるかもしれません。その道を探すために、あらゆる可能性を考えてみます。考えるだけでなく、挑戦してみます。周囲の人にも協力を呼びかけます。まあでも、それでもだめな場合も残念ながらやっぱりあります。

その時には、与えられた自分の環境でまったく違う道を進む覚悟をする、というのも大事です。それこそ、思いもしなかった自分の隠れたる能力の発現に至る道かもしれないからです。好きなこととかやりたいことというのは、自分の過去の経験に基づいたものです。やってみたことないことは、好きになりようがありません。ということは、新しい体験は全部、益になります。自分の経験値が上がります。

いずれにしても、とことん納得いくまでやる以外に、道が開けるということはありません。そこまでやれない夢ならば、やらなくてよかろう、と思います。ほかにもっと適任な人がいるという天の声であるかもしれません。

私は小学生のころから獣医師を目指していました。高校生のころは、朝2時半に起きて勉強していました。現役で合格して、国家試験も通って、獣医師の免許を得たのだから、そういう意味では夢がかなったということでしょう。でも、卒業してウイルスの検査なんかすることになるとは、思ったこともありませんでした。感染症に、まったく興味を持っていませんでした。免疫の研究室もあったのに、そこを選ぶという選択肢は全然ありませんでした。今だったら、免疫学もいいけど、薬理学もよかったなと思います。でもあの時の私の少ない経験値では、牛などの大動物へのあこがれだけで繁殖の研究室を選ぶということに全く迷いはなかったんです。

本当に不思議だなあと思います。
その後もアメリカで仕事したりして、なんだかとても恵まれた研究人生のようですが、いつもがけっぷちで、あるときは解雇されてそのまま帰国かという危機もありました。あのときTerezという私の最後のボスが、NIHのグラントを当てたばかりでポスドクを探していなかったら?私は今ここにいなかったでしょう。

本当に不思議です。
あきらめずに道を探す。その繰り返しで、道が開けてきたのだなあと思います。一足飛びに遠くへは行けないし、自分の希望通りの道でないときもありますが、それこそが自分を伸ばす道に違いないと、今は思います。

そして、たぶん私は、違う道に進んでも、きっとハッピーにやっていたと思います。だけど、今の私のこの位置は、きっと本当に必然で、私に与えられた使命だと思います。使命を果たせばまた次の課題が現れるでしょう。そうやって誰しも進んでいけるはずです。

進路に悩む学生の皆さんと日々話していると、そんなことを伝えてやりたいなと思いました。挫折した時にそれを受け入れて次に進める人と、そうでない人では、最終的に到達するところはかなり違うと思います。せっかく生きていくのですから、嘆いたり愚痴を言ったり人のせいにしたりすることに時間を使わないで、自分の歩んでいくべき道を広い視野で粘り強く探しましょう。



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今年度の担当の実習は全部終了

2010年01月21日 | 仕事・研究
今日は補講で変則的に実習がありました。さっきまでやっていて、もう本当に疲れ切りました。またぼろ雑巾状態です。これで今年度の私の担当の実習は全部終わり。明日は講義の方の補講があります。でも今日はもう時間切れ&体力切れで、資料の印刷は明日に持ち越し。

明日の生理学はあともう一回補講がありますが、それで講義の方も全部おしまい。あとは定期試験を残すのみです。

今日は腕もがくがくなので、これで終わり。
また明日ちゃんと書きます。

そういえば、昨日このブログに来てくれた人がなぜかいつもよりすごく多くて、しかもなぜかTwitterから来た人が数人いたみたいなんですが、なにがあったのでしょう。気になります。知らない間にうわさされたみたいなもんでしょうか?
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リバイスに悩み中

2010年01月20日 | 仕事・研究
論文のリバイスに取り掛かりました。

二人のレビューワーのうち、一人は本当にマイナーチェンジで、校正レベルの直しだけでした。J. Immunol.って書いてあるのをJournal of Immunologyってフルで書いてください、みたいな。もう一人のも、そんなにとんでもないことは書いてないので説明で終われるかな、と思ってたんですが、、、。

やはり追加実験をしたいという気がしてきました。
レビューワーの指摘した点は、すでにそれを裏付ける報告が出ているので、それを引用して説明、でいけると思うんですが、自分のデータがあるならその方が絶対論文としての意義は上がると思います。その実験はわたしの専門外もいいところの実験ですが、覚えておいて損はないかも。今後も使えるだろうし。で、本当に幸いなことに、この学部はその方面の専門家が山ほどいるところですので。

でも、今その実験をやるとすると、採材からやりなおさないといけないんです。ということは、そんなにすぐ結果は出ません。だいたい、うまくいくという保証もないですからね。

まあでもとにかくやる方向で検討しようと思います。これは自分の領域を広げるチャンスかもしれないですから。本音としてはさっさと終わりたかったですけどねえ。もうすでに自分では過去の実験になってました。でも論文出すときってだいたいリバイス来るときには次の仕事に移ってますから、気持ちとしてはもう終わってるんですよね。でも査読のおかげで充実した論文になるので、ここは謙虚に取り組むべきです。

レビューワーって全くのボランティアで、それなのにものすごく建設的に意見言ってくれて、見ず知らずの私の論文をよくしようとしてくれるんですから、ホントすごいシステムだなと思います。いつも思いますが、論文を投稿してレビューワーの意見を見る時が一番勉強になります。ありがたいですね。
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