犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】「震度」と「マグニチュード」

2024年06月14日 | 日々是好日なり
 本震が起きて余震が続くたびに、
地震被害見舞いの詞に、
「再び〇月〇日に新たに震度〇以上の地震が起き、度重なる被災に改めてお見舞い申し上げます」とあり、
「震度〇以上」が枕詞である。
被災した者の立場からみると、
「震度」よりもエネルギー規模を表す「マグニチュード(巨大さ)」が問題。
「震度」が大きくても「マグニチュード」が小さいと、ほとんど被害がない。
 震度は震源に近ければ大きくなるが、マグニチュードが小さいと影響範囲が狭く、揺れの時間も短い。
 したがって、被害も小さくなる。

 先日の6月3日の地震でも最大の震度は5強であったが、
「マグニチュード」が本震(M7.6)と比べてM6.0とかなり小さかったので被害はほとんどなかった。
当地(柳田村)では、揺れたが数秒程度、本震の際は揺れが長く、1分程度は揺れたと思う。
被害の大きさは、揺れの大きさ(震度)と揺れの継続時間(マグニチュードの大きさに対応)の積だろう。

エネルギー規模の比較をしてみれば、
M7.6➡本震1と設定
M6.0➡本震1の251分の1
M5.0➡    7900分の1
M4.0➡    25万分の1
M3.0➡    790万分の1

いまだにM3やM4の地震が2,3日に1回は発生しているが、ほとんど無視できる水準。

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