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2017(平成29)年7月4日、梅雨前線が台風3号に刺激されて犀川で久しぶりに大きな出水があった。
辰巳ダムでは、平成24年6月に供用開始して以来、4回目の洪水(辰巳ダム地点で80m3/秒以上)となり、平成25年7月29日の最大流量(17:59,Qpeak=190.19m3/秒)に次ぐ、2番目の大きさの出水(6:10,Qpeak=149.58m3/秒)となった。
辰巳ダム地点の降水量は、時間最大雨量(正時)23mm、総降雨量87mm、
犀川ダム地点の降水量は、時間最大雨量(正時)23mm、総降雨量122mmである。
13日の昼に辰巳ダム現場を見てきた。(写真1-全景)
平成26、27年にそれぞれ、93、88m3/秒の洪水が発生したが、流木の発生は少なかった。今回、発生した流木はかなり多い。(写真2-最上流の流木留めの閉塞状況、写真3-瀬領と鴛原の連絡通路地点の閉塞状況、写真4―堤体の穴の閉塞状況を上流から見る、写真5―低水放流設備の穴の入り口の閉塞状況)
強い降雨や降雪の度に、峡谷の斜面の一部で崩壊があるが、今回も瀬領集落の少し上流の右岸で発生していた。(写真6-崩壊の様子)
瀬領集落の背面の山を地すべり土塊と指摘する識者もいるが、山を切り開いて林道が造られつつあるようだ。(写真7-瀬領集落の背面の山の様子)
湛水位は、8:50に、標高112.54m(水深15.54m)まで上昇した。上段の穴の底の高さが標高120mで、下段の鋼製のスクリーンの上端が標高110m付近である。右側の壁面に流木等が堆積しているのが見える。河道整正工の上端の高さは、標高110mであるので、2.5mほど水没した。
(写真8-ダム堤体を上流から望む)
(写真9-河道整正工右岸の流木等の堆積状況のその1)
(写真10-河道整正工右岸の流木等の堆積状況のその2)
(写真11-河道整正工左岸のヘドロ堆積)
写真の中央に取入口のスクリーンが見える。(写真12-辰巳用水東岩取入口の様子)
写真4―堤体の穴の閉塞状況を上流から見る
(写真10-河道整正工右岸の流木等の堆積状況のその2)
2017(平成29)年7月4日、梅雨前線が台風3号に刺激されて犀川で久しぶりに大きな出水があった。
辰巳ダムでは、平成24年6月に供用開始して以来、4回目の洪水(辰巳ダム地点で80m3/秒以上)となり、平成25年7月29日の最大流量(17:59,Qpeak=190.19m3/秒)に次ぐ、2番目の大きさの出水(6:10,Qpeak=149.58m3/秒)となった。
辰巳ダム地点の降水量は、時間最大雨量(正時)23mm、総降雨量87mm、
犀川ダム地点の降水量は、時間最大雨量(正時)23mm、総降雨量122mmである。
13日の昼に辰巳ダム現場を見てきた。(写真1-全景)
平成26、27年にそれぞれ、93、88m3/秒の洪水が発生したが、流木の発生は少なかった。今回、発生した流木はかなり多い。(写真2-最上流の流木留めの閉塞状況、写真3-瀬領と鴛原の連絡通路地点の閉塞状況、写真4―堤体の穴の閉塞状況を上流から見る、写真5―低水放流設備の穴の入り口の閉塞状況)
強い降雨や降雪の度に、峡谷の斜面の一部で崩壊があるが、今回も瀬領集落の少し上流の右岸で発生していた。(写真6-崩壊の様子)
瀬領集落の背面の山を地すべり土塊と指摘する識者もいるが、山を切り開いて林道が造られつつあるようだ。(写真7-瀬領集落の背面の山の様子)
湛水位は、8:50に、標高112.54m(水深15.54m)まで上昇した。上段の穴の底の高さが標高120mで、下段の鋼製のスクリーンの上端が標高110m付近である。右側の壁面に流木等が堆積しているのが見える。河道整正工の上端の高さは、標高110mであるので、2.5mほど水没した。
(写真8-ダム堤体を上流から望む)
(写真9-河道整正工右岸の流木等の堆積状況のその1)
(写真10-河道整正工右岸の流木等の堆積状況のその2)
(写真11-河道整正工左岸のヘドロ堆積)
写真の中央に取入口のスクリーンが見える。(写真12-辰巳用水東岩取入口の様子)
写真4―堤体の穴の閉塞状況を上流から見る
(写真10-河道整正工右岸の流木等の堆積状況のその2)