2014.1.17の北陸中日新聞(朝刊)が、金沢市の一般家庭から排出される家庭ごみは、10万1千6百トン(2012年度)であると報じている。

一人当たり年間220kg、一日当たりにすると600gとなる。金沢市のような都市部ではそっくりそのまま不要物であるが、農山村部ではそのうちの生ごみは簡単に有機資源に変えることができるので不要物ではなく、有用物である。生ごみは、家庭ごみのうちの1/3程度といわれているので、一人一日あたりの200gほどになる。一合のご飯(220gほど)とほぼ同じくらいである。一日に一人一食分ほど廃棄していることになる。
生ごみは、厨芥類ともいい、食べ残しだから、ヒトにとって不要であっても、微生物にとっては食べ物であり、栄養物である。一部は、微生物の食料となり、残りは微生物の活動によって分解されて、栄養塩となり、植物に吸収されて再びヒトの食べ物に変わる。生ごみを有機資源として土に還元すれば、「ゴミ」ではなく有用物となり、「ゴミ」は減って資源が生まれので、一石二鳥である。
現在ほど簡単に食料が手に入らなかった時代には、家庭から発生した厨芥類は家庭菜園で有機資源として活用されていた。土壌の中には、微生物、カビ、細菌、虫、ミミズ、小動物などが無数に活動しているのだから、これを活用しない手はない。ただ、量が多くなると臭気が出てくる、虫やハエが発生する、動物や鳥があさるなどのトラブルが起きるので、工夫が必要かもしれない。このトラブルもコンポスト容器などの簡易な技術があるので注意を払って手間を惜しまなければ解決できる。
家庭でコンポスト容器が普及しているところもあるようだが、少し規模を大きくして社会全体として効果を上げたいところである。例えば、町内会の1班(10家庭)程度の規模で、一区画の30坪程度の空き地があれば、共同で土作りと野菜作りをすることができる。紙ごみについては班ごとに共同集荷が行われている。
当方は、田舎暮らしで植物残滓をすべて有機資源として還元している。ただ、分別をきちっとしてもらわないと困ることになる。当方の相方はかなりおおらかで(-_-;)、有機資源の中に、紙のシール、ビニールくずなどが混じっていることがあり、時には、さじやフォークなどもある。
仲間が増えれば増えるほど、大らか過ぎる人もでてくるから、気心が知れた、身近な方々の範囲ということになると町内会の班程度ということになるのではないか。
楽しみながら作業して、菜園で収穫した、自前の有機野菜をみんなで分け合うということにしてはどうか。言ううだけ番長です (^_^)

一人当たり年間220kg、一日当たりにすると600gとなる。金沢市のような都市部ではそっくりそのまま不要物であるが、農山村部ではそのうちの生ごみは簡単に有機資源に変えることができるので不要物ではなく、有用物である。生ごみは、家庭ごみのうちの1/3程度といわれているので、一人一日あたりの200gほどになる。一合のご飯(220gほど)とほぼ同じくらいである。一日に一人一食分ほど廃棄していることになる。
生ごみは、厨芥類ともいい、食べ残しだから、ヒトにとって不要であっても、微生物にとっては食べ物であり、栄養物である。一部は、微生物の食料となり、残りは微生物の活動によって分解されて、栄養塩となり、植物に吸収されて再びヒトの食べ物に変わる。生ごみを有機資源として土に還元すれば、「ゴミ」ではなく有用物となり、「ゴミ」は減って資源が生まれので、一石二鳥である。
現在ほど簡単に食料が手に入らなかった時代には、家庭から発生した厨芥類は家庭菜園で有機資源として活用されていた。土壌の中には、微生物、カビ、細菌、虫、ミミズ、小動物などが無数に活動しているのだから、これを活用しない手はない。ただ、量が多くなると臭気が出てくる、虫やハエが発生する、動物や鳥があさるなどのトラブルが起きるので、工夫が必要かもしれない。このトラブルもコンポスト容器などの簡易な技術があるので注意を払って手間を惜しまなければ解決できる。
家庭でコンポスト容器が普及しているところもあるようだが、少し規模を大きくして社会全体として効果を上げたいところである。例えば、町内会の1班(10家庭)程度の規模で、一区画の30坪程度の空き地があれば、共同で土作りと野菜作りをすることができる。紙ごみについては班ごとに共同集荷が行われている。
当方は、田舎暮らしで植物残滓をすべて有機資源として還元している。ただ、分別をきちっとしてもらわないと困ることになる。当方の相方はかなりおおらかで(-_-;)、有機資源の中に、紙のシール、ビニールくずなどが混じっていることがあり、時には、さじやフォークなどもある。
仲間が増えれば増えるほど、大らか過ぎる人もでてくるから、気心が知れた、身近な方々の範囲ということになると町内会の班程度ということになるのではないか。
楽しみながら作業して、菜園で収穫した、自前の有機野菜をみんなで分け合うということにしてはどうか。言ううだけ番長です (^_^)