冷戦が終わってソ連が崩壊し、世界が安定の方向に向かうと思いきや、今度は、中国が台頭して、政治的、経済的、軍事的にのさばり、横暴な振る舞いをはじめて世界的な安定を乱そうとしている。
この度、NATOが会合を開いて行動指針を採択し、ロシアを敵国と認定、くわえて中国を脅威となる覇権的な国として名指しした。
中国の軍事的脅威がただならぬ気配となってきたためだ。
ロシア、中国が、対外的に明らかな粗暴をはたらくことに共通している背景は、バラバラになりがちな国民をまとめるために何らかの動力が必要だということだろう。
いずれの国も広大な国土の上に、様々の民族、文化、言語、歴史をもつ人々が混在している。
これをまとめるための知恵が必要となる。
そこで「ロシア大帝国の再興」あるいは「偉大なる中華民族の復興」などという、国威発揚する目標が生まれる。
近隣に御し易いと見込める地域があれば、絶好のターゲットとなり、「自国民の保護」などとの名目で白昼堂々と武力侵攻することになる。
世界中の非難もなんのその、これで国民はまとまる。
プーチンの支持率8割というのは水増しと思うが、それなりに支持されているのは間違いないだろう。
この度、NATOが会合を開いて行動指針を採択し、ロシアを敵国と認定、くわえて中国を脅威となる覇権的な国として名指しした。
中国の軍事的脅威がただならぬ気配となってきたためだ。
ロシア、中国が、対外的に明らかな粗暴をはたらくことに共通している背景は、バラバラになりがちな国民をまとめるために何らかの動力が必要だということだろう。
いずれの国も広大な国土の上に、様々の民族、文化、言語、歴史をもつ人々が混在している。
これをまとめるための知恵が必要となる。
そこで「ロシア大帝国の再興」あるいは「偉大なる中華民族の復興」などという、国威発揚する目標が生まれる。
近隣に御し易いと見込める地域があれば、絶好のターゲットとなり、「自国民の保護」などとの名目で白昼堂々と武力侵攻することになる。
世界中の非難もなんのその、これで国民はまとまる。
プーチンの支持率8割というのは水増しと思うが、それなりに支持されているのは間違いないだろう。