犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】縄文語の「アマ」

2024年06月04日 | 日々是好日なり
一万年以上も続いた縄文社会、その社会の言語は?
有象無象の情報を集めて推理した。

①「縄文語」では
 「私」➡「アー」、「あなた」➡「ナー」、
 家族がくらす「家」➡「イエ」、家が集まる「村」➡「ムラ」、村の外の空間の「原」➡「ハラ」、ずーっとと外の異空間の「空」➡「ソラ」、「海」➡「ワタ」、、、。

②大陸から、天(テン)という概念が入ってきた
 天は、「アマ」=「ア」+「マ」、
 「ア」は、私、「マ」はある距離の間があること、つまり、私から上下に遠い距離の間があるものを表す。
 同様に、
 海は、「アマ」=「ア」+「マ」、
 私から水平に遠い距離の間があるものを表す。

③同時に神(シン)という概念も入ってきた
 「神」は、自然界の不思議な力を持つ物や心を表す文字。
 日本列島では、身の回りの自然界のあらゆるものに「神」を感じていた。
 本居によれば、
 私の身近にある、目に見えないものは、迦微(かみ)であり、「神」をあてた。※

④天空で時々発生するとどろき
 これも神様の仕業で、カミナリ。なって天に昇って神となった。
 謡曲「加茂」では、カミナリさまが後場の主役、別け雷(わけいかづち)の神。

※「迦(か)」はめぐりあうこと、「微(み)」はかすかなこと。
本居いわく、
さて凡て迦微とは、いにしへのみふみどもに見えたる、天地のもろもろの神たちを始めて、そをまつれるやしろにます御霊を申し、又人はさらにも云わず、鳥獣木草のたぐひ海山など、そのほか何にまれ、よのつねならずすぐれたることのありて、かしこきものを迦微とは云うなり



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