犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】復興が進まない理由

2024年04月30日 | 日々是好日なり
 元日の地震後、4カ月も経過したが、復興が遅々として進んでいないように見える。
 つい一週間ほど前に震源地に近く、半数ほどの家が壊れた珠洲の集落を訪れたが、道路の両脇に瓦礫の山が残され、多くの壊れ傾いた家はそのまま、屋根にはブルーシートが張られていた。
 仮設住宅へ移っているのか、集落全体が静寂で人の気配が少なかった。

 復興が進まない理由で一般的に流布されているのは、
 ①半島という地理的条件
 救援のための幹線道路が少ない上に、修復に時間を要し、交通上の理由で支援活動が制約されるということ、支援活動のためにやってくる人々を受け入れる施設等が少ないことなど。
 ②公的支援対策
 政府や地方自治体の支援対策が小規模で遅いこと。
 などであるが、  

 加えて、被災地に住む住民が考える理由は、
 ①被災住民の高齢化
 被災者の多くは高齢者であり、残りの少ない人生のために壊れた家を多額の費用を掛けて再建するという復興意欲が乏しいこと。
 高齢者は比較的、時間的制約が少なく、長い時間をかけて片付けようと考えること、そもそも体がいうことを効かないのでのんびりやらざるを得ない。
 ②倒壊家屋の公費全額負担
 すべて個人負担で公費撤去の仕組みがなければ、当地に留まって居住しようとするものは撤去に着手せざるをえないので事が早く進む。
 だが、損壊した家屋の公費負担による撤去の仕組みがあるので個人の費用で撤去することは少ない。
 公費による撤去を申し込む際の条件が、撤去作業開始以後は倒壊家屋に埋もれているすべての財産を放棄することであり、一切の要望は受け付けないことになっているので、撤去申し込みに躊躇している住民が多いこと。
 ③毎年の定例的な作業
 突発的な災害とは関係なく、田舎暮らしでは季節や時期に応じて欠かすことのできない農作業などに時間を費やさざるを得ないこと。

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【日々是好日なり】化石燃料を使わない「クリーン」なエネルギー源

2024年04月29日 | 日々是好日なり
 今日は、薪集め。
 例年、森林組合から4t車一台分の薪(楢)を購入しているが、
 今年は、雪害などで倒木や枝折れが多いので周辺の山野から切り出してくることにした。
 
 年間を通してお釜でご飯を炊いているので、常時、何がしか消費する薪、
 冬の暖房のために大量に消費する薪の両方を集めるので、
 一年を通じて我が家の大仕事である。

 薪置き場その1


 薪置き場その2


 薪ストーブの火を点けるには、杉の葉とタキギがかかせない。
 薪とともに、杉の葉とタキギを大量に集めるのも一仕事。

 暖房用薪ストーブ、調理用薪ストーブを使い、一応、化石燃料を使わない「クリーン」なエネルギー源を活用している(^^;)


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【日々是好日なり】日本のサッチャーに

2024年04月28日 | 日々是好日なり
衆議院東京15区補欠選挙
「飯山あかり」の街頭演説から
(自己紹介のあと)
政治をあきらめないでください。
皆さんが政治を諦めて、
誰に投票しても同じだよ、
どうせ政治家なんて自分のお金のことしか考えない、
投票に行く時間だけ無駄だ、
と思って政治を諦めてしまったら、
政治は変わらないんじゃないんですよ、
変わってしまうんです、より悪い方向に。

そうであってはならないんじゃないですか、
このまま皆さんが政治を諦めてしまったら、
それは日本を諦めるという事になるんですよ。
(中略)
日本語の通じる、日本のための政治をしてほしいと思っている皆さん、
子供の世代に日本を残したい、
中国の属国にしてなるものかと思っている皆さん、
「飯山あかり」に一票を。
(中略)
豊かで強い日本を!

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【日々是好日なり】シルバー川柳10選

2024年04月27日 | 日々是好日なり
聞き取れず隣に習って空笑い
久しぶり笑顔でにっこり誰だっけ
改札を通れずよく見りゃ診察券
万歩計半分以上は探し物
振り返り犬が気遣う散歩道

うまかった親爺のジョーク牛まけた
自己紹介名前出身趣味持病
カード増え暗証番号裏に書き
いい夫婦今じゃどうでもいい夫婦
日帰りで行ってみたいな天国に

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【日々是好日なり】春の味覚「わらび」

2024年04月26日 | 日々是好日なり
 山菜と言えば、わらび、少々、採取してきた。


 能登では、4月の中旬から、今が、盛り。
 原野などの開けた日当たりのよいところに群生しているので、採取は気持ちがいい。

 ところで、「わらび」とは変な名前だ。
 類似したことばに、「わらし」がある。子供のことで、「わらべ」ともいう。
 多分、「わらび」も「わらべ」も同じ発想から出た言葉だろう。
 若芽の頭を出したとおもうとすくすくと伸びることから、童子を連想したか。
 「わらし」の漢字の「童」をあてる。

 「わらび」は、漢字の「蕨」。
 「艹」草冠と「厥(ケツ)」の組み合わせ。「厥」は縮んで曲がるという意味で、若芽の姿から出来た漢字とか。
 「(あたまが)曲がる」のはわかるが、「縮んで」の意味がよくわからないが。

 「わらび」が芽を出して春になったという喜びの歌を探した。
「石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも」(万葉集:志貴皇子)

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