犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】地質年代が新しく、斜面が崩壊しやすい

2024年03月31日 | 日々是好日なり
 令和6年元旦の地震は、奥能登の山々の斜面をあちこちで崩壊させている。





 見るところ、①植林した杉林による崩壊(杉の樹高に比して根が浅いので揺れで倒木したこと)、②地質年代が新しく、中新世の後に海底が隆起したので崩壊しやすい。

 「柳田村史」によれば、
 「人類が二本足で立つようになったのは百万年以前の昔であった。その頃大体能登らしいものが海から顔を出していたが人間は見当たらなかった。それより前の大昔は能登はまだ海底深く眠っていた。これは地質時代の第三期後半二千八百年もの大昔で中新世の頃である。この附近の山々の地層はこの時代には海底で堆積したものである。
 北河内に近い忍には閃緑岩を見るし、剱地には一億八千万年とはかられている花崗岩を見るが、これ等は深成岩が頭を出しているものだから、この附近の第三期の中新世の山々を造っている新しい地層をはじめ古い層をとり除くとこの花崗岩類が横たわっていると推定される。」
 1 しずかに海底に眠っていた。(中新世のころ、約2,300万年前)※
 2 火山島が活動する。(輪島の鵠巣火山の噴火活動)
 3 隆起して能登が誕生した。
 4 浸食、運搬、堆積などがくりかえされる。

※ 中新世:約2,300万年前~約500万年前までの期間
 ちなみに、鮮新世:約500万年前から約258万年前まで
      更新世:約258万年前~1.15万年前まで
      完新世:1.15万年前~現在まで


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【日々是好日なり】積読

2024年03月30日 | 日々是好日なり
 七十年かけて集めた大量の図書がある。
 半分以上は、専門書である。
 引退しているので、積読状態である。
 Webに、
「我が読書法は、買読(かっとく)、積読(つんどく)、放讀(ほっとく)」 
 とあった。
 当方も同類である。
 加えて、「運ん読(はこんどく)」ともあった。
 そういえば、当方も読もうと思った本をカバンや車に入れたままにする事が常である。
 みんな同じだな(^^;)

 相方から、はやく処分してよとしつこく責められている。
 あの世へ旅に出る前に片付けなければならないと、今度の地震で散乱した書斎の本を片付け始めた。
 一冊一冊を確認しながらするのでなかなか踏ん切りもつかず、積読状態になりそうだ。

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【日々是好日なり】頻尿のこと

2024年03月29日 | 日々是好日なり
 尿の回数が多くなり、気になっていたが、1,2年前に診察してもらったところ、前立腺肥大症。
 振り返ってみると、古希を過ぎたあたりから、症状が進行していたろうか。
 一般的に加齢によるものが多くの原因で、70歳以上になるとおよそ70%の男性で前立腺が肥大するという。
 昼間の頻尿のみならず夜間頻尿は困るので治療を受けた。
 投薬による治療を半年ほど続け、何となく改善したように感じたが、継続して長期間、2種類の薬※ を飲み続けるのは、肝臓への負担や副作用などが気になり、止めることにした。

 投薬ではなく、自分自身の体の適応力を高めて現状の改善、少なくとも悪化を防止することにした。
 生活習慣をあらため、規則正しく、適度の運動、食事の改善、指圧などの物理的な予防策をとることにした。
 ①起床、就寝の時間を決める。
 ②適度な運動として、毎日、各種作業による運動で5千歩程度の歩行する。
 ③就寝後、熟睡できるようにある程度、体に疲労感がでるまで力仕事などを加える。
 ④(ウェブより)食べる食物、食べてはいけない食物による食事療法。※2
 ⑤毎日、銀杏を10粒程度。※3
 ⑥下半身を冷やさない
 ⑦ツボの指圧 ※4

 【効果】数カ月程度、改善の効果は遅々としていたが、気が付けばかなり改善してきた。
 1日の回数16回(昼14回、夜間2回)→8回(昼7回、夜1回)
 ちなみに、一般的に排尿の回数は1日に5~7回くらい(昼間の排尿の間隔が約3~5時間)が正常とか。

※ ①過活動膀胱を改善する薬、②肥大した前立腺を縮小させる薬
 (Webより)①➡男性の場合、前立腺が肥大して尿が出にくい状態が続くと、排尿のたびに、尿をなんとか出そうと膀胱に負担がかかる。 これが繰り返された結果、膀胱の筋肉が異常をきたし、少しの刺激にも過敏な反応をするようになり、過活動膀胱が起きる。これを抑制する薬。
 ②➡男性の場合、男性ホルモン過剰、女性ホルモンとのバランスが崩れて前立腺が肥大。この男性ホルモンを抑制する薬。
※2 食べる食物 ①青魚②トマト③緑黄色野菜④豆類⑤緑茶
   食べてはいけない食物①赤身肉②カフェイン③アルコール④スパイシーなもの⑤高脂肪食
※3 実の特有成分であるギンコライドは血行を促進し、冷えからくる頻尿の改善に効果がある
※4 手もみ指圧  https://www.youtube.com/watch?v=wlBvZpSwP1k

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【日々是好日なり】中国共産党、韓国政府の正統性は反日教育で

2024年03月28日 | 日々是好日なり
 中国も、韓国も国の成り立ちの初めから、政府の正統性が歴史的にあいまいだ。
 戦後、国民党の蒋介石が中国を代表していたが、結局はソ連の出先の中国共産党の毛沢東が中国大陸を牛耳った。
 天命が下ったのだろうが、中国国民の総意で誕生したわけではない。
 共産党一党独裁の力で治めた。

 チベット侵攻、大躍進運動、ベトナム侵攻、文化大革命、天安門事件の頃までは、国内の混乱が続き、四苦八苦で正統性どころではなかった。
 その後、日本などからの支援を受けながら、経済発展するとともに、貧富の格差が大きくなり、それとともに共産党一党独裁の矛盾が露呈するにつれて、正統性に疑問符がつくようになってきた。
 その正統性を正当化するものが必要となり、同時に、日本への風当たりが強くなった。
 国民の不満をそらすための仮想敵が日本だった。
 軍国主義国家の日本軍に中国大陸を侵略されたが、これに対抗して、悪逆非道な日本人から中国を守ったのは中国共産党だというわけだ。
 日本はいい迷惑だ。
 戦後の日本は、東京裁判で「日本はアジアの周辺諸国の侵略した悪い国家、アメリカは正義の戦いでこれを成敗した」と断罪され、以後、政治的にはこの東京裁判史観を強要され、対外的には反論できず、周辺諸国に迷惑をかけたと謝罪させられてきた。
 中国共産党はこの政治的立場を巧みに利用した。

 これは、韓国にもあてはまる。
 アメリカ軍は、朝鮮を帝国主義国家日本から解放するためだと称して朝鮮半島に乗り込んできた。
 同時にアメリカから傀儡の李承晩を連れてきた。
 李承晩は、米大統領ウィルソンの民族自決という煽りに乗せられた宗教活動家が独立宣言書を起草して起こした1919年の大騒動(三・一運動)を韓国の建国とした。
 茶番劇に過ぎないものが、これをきっかけに大韓民国臨時政府を組織し、ついには日本から独立を勝ち取ったとし、国民に対して反日教育をしてきた。
 李承晩の場合、正統性は全くない、傀儡政権であるので反日教育は必須だった。
 この効き目があって、国民は日本に過酷な目にあわされたのだから、日本に何をしてもいい、何を要求してもいいと信じているらしい。
 いわゆる慰安婦問題、いわゆる徴用工問題、、、等々が韓国内の最大の政治課題の一つ、一つとなっている。
 「謝罪と賠償」というが、「集り」だけで日本は延々と因縁の付けられ通しである。
 中国と同じで、政治的立場で東京裁判史観を強要されている。

 歴史を正確に理解している者は洗脳されないだろうが、多くの馬鹿な国民は洗脳され、いずれ何らかの形で国の負の遺産として戻ってくることになるだろうに(-_-;)

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【日々是好日なり】老け抑制効果の赤飯

2024年03月27日 | 日々是好日なり
 目出度いわけでもないが、今晩の夕食に赤飯を炊いた。
 美味しいこともあるが、小豆は大豆の四倍以上の抗酸化作用があるというので老け抑制に効果があるようなので最近はよく食べる。

 オカズは家内、飯は当方の分担。
 簡易な薪ストーブに昔ながらのお釜を載せて炊く。
 蒸すのは面倒なので通常のご飯炊きと同じ炊き方で水は少なめに。
 渋みの成分であるタンニンが多いのでアク抜きをする。

 ほとんどの植物は、多かれ少なかれ、外敵から身を守るためにアク(タンニン類似の成分)を持っているという。
 まもなく時期がくる山菜にはアクのつよいものが多いが、芽吹いた途端に外敵に食べられては困るからだろう。
 美味しいものは、アクが多い。

 ところが、アク(タンニン)が抗酸化作用を有しているという。
 アク抜き(渋切り)を徹底するとタンニンが無くなって抗酸化作用も無くなるという。
 ほどほどがよいのだ。
 
※(Webより)灰汁(アク)とは、魚や肉の「臭み成分」や、野菜の「渋み」のことです。


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