犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【能登半島地震】能登半島地震災害で受けた支援を振り返る(その6)

2024年09月09日 | 能登半島地震
④想定外のこと
 思いもかけない、いろいろなことが起きる。
-1)相方の体のトラブル
 痛みのため、一日中寝込むハメに。
 高齢化、被災によるストレスの影響もあるのだろう、突然、相方が鎖骨周辺の痛みはじめて片腕が動かせなくなった。
 病気ではなく、長年の体の歪みの所為ではないかと判断、6、7,8月と3カ月の間、かなり遠方(片道30キロ弱)の接骨院へほぼ毎日の通院。
 8月に入り、手が動くようになり、何とか回復(~_~;)

-2)訃報
 親しくしていた友人が、不慮の事故でなくなった。
 地震から半年以上経っての事だったが、
 被災家屋の屋根瓦の補修が職人不足で進まない中、気にかけていた屋根瓦の一部を補修するために上った屋根から転落して亡くなったとのことだ。
 災害の関連死_(._.)_

-3)車のこと
 我が家の自家用車の地震による被害は、かすり傷程度だったが、
 災害後、悪路を毎日、長距離走ったため、マフラーが脱落。
 車の点検・補修を含め、マフラー全体を交換して15万の出費。

ところで、もと水道技術者として気になるのは、下水道のこと。
あちこちでマンホールから下水が漏れ出している。
下水道は、上水道と異なり、修復に手間取る。
〇上水道は、簡単にいうと、各家に圧力をかけて水を送るシステム。
 地形に関係なく一定の深さで埋設されているので工事がやりやすい。
 その上、圧力をかけて送水されているので、少々、縦断的に管が波打っても水は流れる。
 損傷し水漏れしているところは水が噴き出すので容易にわかる。
 修復が比較的容易。
一方、
●下水道は、各家で発生した汚れを水の流れを使って集めるシステム。
 川の流れと同じようなもので自然の流れによって一定の勾配をもって流れる。
、地表の傾きとの差で埋められている管が深くなったり浅くなったりする。
 深くなると工事が容易でない。
 さらに、地中の管の穴や壊れて隙間ができているところは道路陥没が進まないとわかりにくい。
 今回の地震では、地表がひどく揺さぶられ、下水管の縦断の傾きが変形して水の流れが悪くなった。
 その結果、あちこちでマンホールから、下水が漏れ出している。
 下水道を修復は、下水の漏れている箇所だけ直しても解消しない、波打った、縦断的な傾きを元通りにするには区間全体を造りなおさないといけない。
 したがって、ほかのインフラに比して、著しく費用と時間がかかる、急いでも数年かかりそうだ。
 そうなると、道路の舗装も二度手間を掛けたくないとすると、その後になるのかもしれない(-_-;)、

などなどの想定外のことがあり、9月に入り、
 畑で秋野菜の種蒔き(大根、蕪、白菜)。
 夜中にイノシシ家族が出没するので、畝が荒らされてデコボコになったが、そこらここらで発芽。
 畝に糠をすき込んだのでこの匂いに誘われたらしい。
 イノシシは嫌がらせで荒らしているのでなく、単に餌を探しているだけ、餌が無いとわかられば寄り付かないから、荒らされたところに再度、種蒔き。
 緑野菜は関心がないらしい。 
 それで、レタスも追加で種蒔き。

まもなく、栗と零余子が実る ※
 いずれもイノシシの好物。
 夜中に栗拾いにやってくる、なるべく来てもらいたくないので毎朝夕、栗拾いで忙しくなる。
 お気に入りの餌場になると昼間、親子連れで来たりする。ちなみに子連れの母親は警戒心が強く、狂暴(-_-)
 
※零余子(むかご): 山芋の葉の付け根にできる球状の芽(球芽)のこと。イノシシの好物は山芋そのもの、掘り起こして食べる。
(終わり)


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