ぴんころ御膳とは。

2012年02月18日 | 料理
佐久法人会臼田支部主催の研修会は、佐久市出前講座。市の栄養士さんの「ぴんころ御膳」の調理実習と栄養講座であった。特別お声をかけていただいて参加させていただいた。

 佐久のコスモホールが会場。合併するまでは他の町だったから、立派な調理室まであるなんて知らなかった。

 「ぴんころ」ってなんだという人のために。
ピンピンコロリと言えばおわかりだろう。佐久は長寿の市なのである。一人当たりの医療費も少ない。少し前までは日本一少なかったはず。

 市内野沢の成田山・薬師寺には「長寿地蔵尊」通称ピンコロ地蔵が平成15年に建立された。

 ピンピンコロリは万人の憧れのようで、最近は観光でお参りに訪れる人も多い。

 1年の何ケ月かを炬燵にあたって過ごさねばならないこの地は、お茶と漬物がセットだったから、脳卒中が多かったときく。

 行政が先頭になって、減塩運動に取組んだり、1部屋でも暖かい部屋をの運動が50年前位から始まったのではなかろうか。

 市内の女性なら一生に一度は役が廻ってくる「保健補導員」で、健康に対する啓蒙をうける。最近のようにマスコミで過剰過ぎるほどの知識が耳に入ってくる以前であるから、この積み重ねも大きかったと思う。

 男性の寿命は日本一のはずである。

 山国であるから、豊富な魚は無いが、佐久鯉に代表される川魚や、イナゴなどの昆虫も積極的に取り入れた食生活もその要因だとも言われた。

 本日のメニュー
 ●佐久の薬膳おこわ・紅白巻き・大根スープ

 どこが薬膳なのかがわからないが、おこわの作り方としてはとても手軽にできるので紹介します。

 もち米2カップ・だし汁1カップ・醤油大2・酒大3・塩小1/2
 とうもろこし 1本・ごぼう60g・ニンジン60g・大根40g・油揚げ2枚
 茗荷2個・青紫蘇6枚・ショウガ1かけ

①米は洗って水に2時間浸してからザルに上げ水気を切る。ごぼうは笹がき、とうもろこしは削る。大根・ニンジンは1cm角にきる。油揚げは油抜きをして細切りにする。

②中華鍋にだし汁・酒・醤油・塩を煮立てて米を入れ、強火でかき混ぜる。お米に水分を吸収させる。

③野菜とお米を合わせて蒸し器に入れて20~25分蒸す。

④ボール等に取り全体をかき混ぜる。

⑤茗荷・青紫蘇は千切り、ショウガは針ショウガにして全部あわせる。

⑥おこわを盛り上に⑤を天盛りにする。

 もち米を2時間水に漬けてさえおけば、簡単にできるおこわです。

他のメニューも全体的に薄味でした。

 栄養講座は日頃自分ペースになっている身には、いい刺激でした。

 料理の量の作りすぎに注意はまさしくその通りです。鍋を小さくするのも少人数家族には必要なんですね。

                 依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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