お米が品薄?

2024年06月11日 | 日々のこと

田植の終わった田んぼから、よなよなカエルの声がきこえますが、かってほど賑やかではありません・・・・・なんででしょうね。

しばらく前に我が家の西側の水路にホタルが復活したのは、すぐ上の奥様がカワニナを毎年何万円も購入して放流していたからと知ったのはかなり後の事。

台風で大水が出るとみんな流れてしまって、最近は見ることがありません。

風物詩も変わってきました。

3日ほど前の信濃毎日新聞の一面に「お米が品薄」の記事が載りました。
昨年の酷暑が効いているのでしょうね。
まあ、実際は不足することはないでしょうが、こういう記事が出ると買いだめに走る方がいるから危険なんですよね。

1993年の冷夏の年のコメ不足を記憶している方もいらっしゃることでしょう。
あの年、実のらない青立ちの田んぼをたくさん見ました。
お取引先のお客様に「絶対コメ不足になりますよ」と言ったけれど、マサカと信じてもらえませんでした。
そしてあの騒ぎ。
当時社長であった兄は、供出を止めてその分を取引先のお客様に送りました。
その後も、しばらくは送り続けたのですが、作りてがギブアップ(笑)

実家の父は戦後の食糧難が身に染みていたので、米作りだけは続けるようにと言っていましたが、兄も弟も私たちも意気地なく、みんな委託に出してしまいました。

しかし、アジアでも米不足の話がでるに及んで、わが国は食料自給率のカロリーベースの元となっているのは米だと思うと複雑な気持ちになります。

自分が米を作っていないのは不安なんですが、なんたってその体力がありません。
機械化なんですが、これがまた機械貧乏になるので、結局は農業法人に委託しか手がありません。
たしか貧乏人は麦を食え、なんて名言ありましたね。
わが国の麦の生産も僅か、とてもみんなが食べるほどはありませんものね。

昨日の国会の総理の食料問題の答弁を聞きながら、総理が口で言うほど、作物の転換は簡単ではなかろうにと思いました。

食べ物がない我が国は世界が平和であればこそ存続できるのです。

読みいただきありがとうございました。

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2 コメント

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そうでしたね、 (タカコ)
2024-06-11 14:14:14
我が家も外米を買いましたが、なじみがなくとても食べられませんでした。
それでも日本米を混ぜたり、チャーハンなどにしたりと
捨てるわけにはいかないと、頑張りましたが
続きませんでした。^^;
当地は米作に向かない土地で祖母が少し作っていたそうですが、
代用品のサツマイモづくりが盛んだったようです。
夫は子供のころ食べ過ぎたと、見向きもしません。
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タカコさん (美恵子)
2024-06-12 15:45:23
戦時中や戦後、農家だったので、飢えるということはなかったと、母は言っていましたが、それでも粉物やカボチャやサツマイモも食べたようです。
晩年の母が、実はカボチャが嫌いだと言ったことがありました。
つまり食べ飽きたと言うことなのですね、きっと。
おてんとうさまとコメの飯はついてまわるものという認識がありましたが、将来はどうなのでしょうか心配になります。
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